水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

ドクトルジバゴ

2018-02-06 | 星組
とりあえず、せおっち(瀬央ゆりあ)好きな方は、劇場へGOですよ
W2番手くらいかな、と思ってましたが、間違いなく2番手扱いでした
初っ端せおっちから始まるし、ソロも何曲かあったし、理事様(轟悠)、くらっち(有沙瞳)、せおっちのトリオで歌う場面もあって

理事様東上公演の2番手この意味は大きいんじゃないでしょうか
秋のバウ主演の可能性は、十分ありそうです
星組は秋のバウが2回あるので、そのうち1回は星組だけやってない「NEW WAVE!」の可能性もありますね。
時間的にも余裕があるので、居残り組は両方出ることになるのかも。
すると「NEW WAVE!」(かどうかはわからないけど)も、
せおっちと、これから上げていく下級生を主なメンバーにした公演になるのかな期待したいです

ちょっと心配なのは今回の、せおっちの役、大声で叫ぶことが多くて、歌も絶唱みたいな感じだし、
季節的なこともあって、喉大丈夫かな、もつのかなと気になりました
気を付けて乗り切ってほしいです。インフルも大流行してますしね。

ネタバレは少しだけかな









「ドクトルジバゴ」は落ち着いた凄くイイお芝居でした。さすが原作付き
骨太で人間的で、泥臭い、ザ・ロシア文学
原作読んでないですし、映画も見てないので、今回の舞台とどう違うのかはわかりませんが、
宝塚的に、ちょっとマイルドに改変してるみたいです。それが良かったかどうかは微妙ですけど

そのせいか、みっきー(天寿光希)と、くらっちの関係性がわかりにくくなった気がしますし
全体の悲劇性も弱くなったかな。
“宝塚”でどこまでやるか、は難しい問題ですけどね
でも原田くんって、肝心なところでいつも安直な方向に流れるところがあって、もうちょっととんがってもいいのでは、と思うんですよね。
セットとか演出とかは綺麗だし上手いし、安心して見てられるんですが

背景にロシア革命があるので、お話は暗いです。時代に翻弄される5人の男女が見てて辛いです。
特に、せおっちのパーシャ。ちょっと「ひかりふる」のロベスピエールに似てるんですよね。粛正に走るところが。
くらっちラーラへの愛ゆえに、冷酷非道の革命派の将軍になってしまうのは、パーシャの純粋さと弱さからでしょうが。
最後も可哀想だし

ジバゴは自業自得な気もしますしみっきーコマロフスキーはほんとにゲス野郎で
でも主な役どころの人たちが、みんなお芝居が上手くて、唸らされます

りらちゃん(紫りら)が珍しい役を演ってました
でも上手いんだ、これがまたこれからも新しい顔をみせてほしいなと思います

今回気になった下級生は、ワーシャ役の天希ほまれくん
ぴーすけ(天華えま)の同期ですね。イケメンだしお芝居上手いし、これから注目してみようと思います
コメント
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