水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

カンパニー/BADDYは初心者向きかも

2018-02-22 | 月組
今の月組大劇場公演「カンパニー/BADDY」
どちらも賛否両論ある作品ですが初宝塚の人を誘うには、丁度いい作品かも。

どちらも小難しくなく、誰でも楽しめる作品で、そしてチケットが比較的入手し易い、というところが(ここ重要
カンパニーの方は、リピートすると品が無い、説教臭い、説明台詞が多い、のが気になってきたりもしますが
でもお話は、まあまあ纏まってるし、楽しい場面や、宝塚らしく綺麗な場面もあるので、1回だけなら楽しく観られるんじゃないでしょうか


BADDYの方は宝塚的には異色のショーですが、初心者には向いてる気がします。
ストーリーがあるので場面の理解がしやすいですし、基本通し役なので、出演者も見分け易いですしね。

宝塚にドハマリする少し前。大人になって最初に観た宝塚は、実はバウでの下級生中心のショー公演だったんです。
バレエの公演は何度か観たことがあったんですが、宝塚のショーは初めてで。

初めて見るショーは、なんだか脈絡がないように見えました
場面毎にカラーもシチュエーションも違っていて、意味があるようで無いようで
綺麗だし、カッコイイとは思いましたが、出演者は誰も知らないし、どこの何を見ればいいかわからないしで、
そんなに楽しめなかったんですよね

なので元々バレエとか、ダンスが好きな人は別ですが、特に興味もなかった私のような人間は
ショーよりお芝居から入った方がハマリやすいんじゃないかなぁ、と思います
私の場合はエリザでハマリましたお芝居は好みもあるので、何を見せるかは難しいですが

今では「宝塚にはショーがなくっちゃ」ってくらい、一本物より二本立て好きになりましたが、
ショーが好きになったのは、好きな出演者が出来たり、何人かの顔や名前を覚えてからなんです

そういう意味で、BADDYはストーリーがあって役があるので、わかりやすくて出演者を覚えやすいのがイイんじゃないでしょうか
音楽も覚えやすいですしね
帰り道、歌いながら帰れますよ頭の中をず~っと、ぐるぐる回り続けてます

エリザや次の宙組のような話題作だと、特に東京ではチケットを確保するのは大変だと思いますが
今回の月組公演なら、沼に引っ張り込む、またとないチャンスかもしれませんよ
コメント
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