月組「エリザベート」の初見の印象は、“手堅いな”でした。
さすが芝居の月組。
ラインアップが出た時は、たまちゃぴ(珠城りょう、愛希れいか)にエリザは似合わない、と言うのが
大方の見方で、私もそう思いました
でも、たまちゃぴらしい、月組らしい「エリザベート」だなと今は思います。
極端にお歌が残念とか、大根とかって人がいないところが特に
たまきちトートの方向性は予想通りでした。“帝王感”ハンパない
でもメイクや鬘、表情などを工夫して、ちゃんと“人ではない”感を出してきてる、と思います。
歌も制作発表の時に比べると、かなり良くなってると思いました。
特に低音が深みがあっていいと思います。
でも音域が高くなると♭になりやすいですね。音が出せない、というのとは違う気がしました。
「最後のダンス」とか「私が踊る時」はちょっと気になりました。
ちゃぴのシシィは少女時代の“やんちゃさ”が飛び抜けてますすごく運動神経良さそう
天真爛漫で世間知らずの“田舎娘”が、夢のような玉の輿婚をしたのに現実にぶつかり、
夢から醒めて大人の女性になっていく過程が、すごくわかりやすかったです。
でも完全に妥協したわけではなく、“自分”を保ち続けようとして、トートを生み出したのかな
みりおん(実咲凛音)のシシィの方が、高貴でプライドが高そうに見えた気がします。
「双頭の鷲」の印象が影響してるかもしれません
ちゃぴのシシィは高貴な身分とかより、強烈な自我、の印象が強いです。
バリキャリな現代女性って感じで雅子妃を重ねてしまいました
なので病院訪問の場面が、いつも以上に辛く感じました。
かなとくん(月城かなと)のルキーニは、初見ではオープニングが大人しいと思いました。
でもそこからジワジワと上がっていく感じ。
チラチラと見え隠れしていた狂気がクレッシェンドして、最終審判で振り切れたように見えたので、
そういう役作りなのかな、と思いました。
静かに狂っている、というか陰に籠もっているルキーニ
だいもん(望海風斗)や、キムちゃん(音月桂)のルキーニは発散型な感じで
かなとくんのルキーニは、一見普通に見えるのに、よく見ると変
目つきや、首のかしげ方、じっとしていられない感じの動きが異様で、不気味でした。
いったい何を参考にしたのかな、と考えてしまいました
でも初見から10日ほど経った2回目3回目は、オープニングのパワーがもの凄くアップしてました
そして凄くフリーダムになってた気がしますルキーニって、元々そういう役ではあるんですが。
もの凄く楽しそうに、舞台中を動き回るルキーニかなとくん。
だいもんやキムちゃんのルキーニに、ちょっと寄った感じで、でも気味悪さは減ってた気がします
舞台は生もの。演じる人は勿論、観る側もその時によって、視点も捉え方も違うので、
これからも観る度に違ったルキーニに見えるのかもしれません。
雪組の組長みとさん(梨花ますみ)が来られたときは、「綺麗に撮らないと、あとで怒られるから緊張するぜ」
などというアドリブだったそうですね
「るろ剣」の時を思い出しました蒼紫様と御庭番衆と仲良しだった、みとさん。
「みとさん最強!」って言われてたなぁ、って
贔屓が「エリザベート」に出ていると、目が離せなくて困るんですが、
贔屓組が「エリザベート」に当たると、メチャクチャ楽しいってなってます
(チケットを確保するのは大変ですけどね~)
どんな役の子も、イチイチ感動するというか目が足りな~い
お気に入りは沢山あります、マックスパパとか、リヒテンシュタインとか(同期だ~)
なかでも側近ズがたまりません。小芝居が面白すぎる
以前のエリザであそこまで小芝居してましたっけ?って思うくらいです。
まだ何回か観れるので(チケ取りに七転八倒して頑張ったので)
ついついルキーニばかり見てしまいますが、もっと周りのお芝居の変化も見ようと思います
あとはパワーアップして、フリーダムになってきてるのはイイんですが
喉を痛めないといいなと思います。怪我もですけど。そこがちょっと心配かな~(誰やねん)
さすが芝居の月組。
ラインアップが出た時は、たまちゃぴ(珠城りょう、愛希れいか)にエリザは似合わない、と言うのが
大方の見方で、私もそう思いました
でも、たまちゃぴらしい、月組らしい「エリザベート」だなと今は思います。
極端にお歌が残念とか、大根とかって人がいないところが特に
たまきちトートの方向性は予想通りでした。“帝王感”ハンパない
でもメイクや鬘、表情などを工夫して、ちゃんと“人ではない”感を出してきてる、と思います。
歌も制作発表の時に比べると、かなり良くなってると思いました。
特に低音が深みがあっていいと思います。
でも音域が高くなると♭になりやすいですね。音が出せない、というのとは違う気がしました。
「最後のダンス」とか「私が踊る時」はちょっと気になりました。
ちゃぴのシシィは少女時代の“やんちゃさ”が飛び抜けてますすごく運動神経良さそう
天真爛漫で世間知らずの“田舎娘”が、夢のような玉の輿婚をしたのに現実にぶつかり、
夢から醒めて大人の女性になっていく過程が、すごくわかりやすかったです。
でも完全に妥協したわけではなく、“自分”を保ち続けようとして、トートを生み出したのかな
みりおん(実咲凛音)のシシィの方が、高貴でプライドが高そうに見えた気がします。
「双頭の鷲」の印象が影響してるかもしれません
ちゃぴのシシィは高貴な身分とかより、強烈な自我、の印象が強いです。
バリキャリな現代女性って感じで雅子妃を重ねてしまいました
なので病院訪問の場面が、いつも以上に辛く感じました。
かなとくん(月城かなと)のルキーニは、初見ではオープニングが大人しいと思いました。
でもそこからジワジワと上がっていく感じ。
チラチラと見え隠れしていた狂気がクレッシェンドして、最終審判で振り切れたように見えたので、
そういう役作りなのかな、と思いました。
静かに狂っている、というか陰に籠もっているルキーニ
だいもん(望海風斗)や、キムちゃん(音月桂)のルキーニは発散型な感じで
かなとくんのルキーニは、一見普通に見えるのに、よく見ると変
目つきや、首のかしげ方、じっとしていられない感じの動きが異様で、不気味でした。
いったい何を参考にしたのかな、と考えてしまいました
でも初見から10日ほど経った2回目3回目は、オープニングのパワーがもの凄くアップしてました
そして凄くフリーダムになってた気がしますルキーニって、元々そういう役ではあるんですが。
もの凄く楽しそうに、舞台中を動き回るルキーニかなとくん。
だいもんやキムちゃんのルキーニに、ちょっと寄った感じで、でも気味悪さは減ってた気がします
舞台は生もの。演じる人は勿論、観る側もその時によって、視点も捉え方も違うので、
これからも観る度に違ったルキーニに見えるのかもしれません。
雪組の組長みとさん(梨花ますみ)が来られたときは、「綺麗に撮らないと、あとで怒られるから緊張するぜ」
などというアドリブだったそうですね
「るろ剣」の時を思い出しました蒼紫様と御庭番衆と仲良しだった、みとさん。
「みとさん最強!」って言われてたなぁ、って
贔屓が「エリザベート」に出ていると、目が離せなくて困るんですが、
贔屓組が「エリザベート」に当たると、メチャクチャ楽しいってなってます
(チケットを確保するのは大変ですけどね~)
どんな役の子も、イチイチ感動するというか目が足りな~い
お気に入りは沢山あります、マックスパパとか、リヒテンシュタインとか(同期だ~)
なかでも側近ズがたまりません。小芝居が面白すぎる
以前のエリザであそこまで小芝居してましたっけ?って思うくらいです。
まだ何回か観れるので(チケ取りに七転八倒して頑張ったので)
ついついルキーニばかり見てしまいますが、もっと周りのお芝居の変化も見ようと思います
あとはパワーアップして、フリーダムになってきてるのはイイんですが
喉を痛めないといいなと思います。怪我もですけど。そこがちょっと心配かな~(誰やねん)