水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

黒髪の皇帝陛下から連想したもの

2018-09-27 | 月城かなと
みやちゃん(美弥るりか)二公演、元気に務められたようで良かったです。お帰りなさい
やっぱりね、贔屓が悩み苦しみながらお稽古して、創り上げてきた本来のお役を、ちゃんと見て上げたいですよね
月組生のお芝居も熱く盛り上がったみたいで、見たかったな~

さて思いがけず、代役公演を観ることができたわけですが。すっごい心臓に悪かったですけどね~
かなとくん(月城かなと)も、おだちん(風間柚乃)も、他の代役に入った生徒さんも、
自分の役目をきっちり果たし、全体のクオリティーを落とすことも無く、とっても立派でした
改めて月組の底力に感動しました

でもね、レアな公演を観られたのは幸運かもしれませんが、やっぱり代役はあくまでも代役ですから
黒髪の皇帝陛下素敵でしたけどねでも演るなら、やっぱり最初から自分で創り上げていってほしいです

かなとくんに王子様な役を演ってほしいとは思わない私は、月城担としては少数派でしょうね~

ただその黒髪の皇帝陛下から連想した作品が一つありまして。

「ラスト・エンペラー」

清朝最後の皇帝、愛新覚羅溥儀の波瀾万丈の生涯を描いた作品です。
王子様といえば王子様ですね
映画では、ジョン・ローンが演じていて、カッコ良かった~
壮大でドラマチックな作品です。30年くらい前になりますかね。音楽を坂本龍一さんがてがけてて。
舞台化するのは相当難しそうですが西太后は、すーさん(憧花ゆりの)がピッタリかも(卒業されてしまいますが

最後のシーンがとても印象的でした。
史実とは変えてあったみたいですが、戦後一般市民になって植物園の庭師になった溥儀が、
紫禁城に来て昔を懐かしく思い出し、守衛の子どもと話をするところで終わります。
その時のジョン・ローンの微笑みが、長い年月、多くの事件や葛藤を乗り越えた末の、達観したような笑顔で忘れられないです。
それを、かなとくんに演ってほしいな、ってふと思ったんですよね

いろいろ重い話なので、大劇場公演には合わないかもしれませんけど。
外箱でどうかな~。よっしー(斎藤吉正)あの時代好きそうだから、けしかけたらその気になるかも

まぁ著作権とか面倒臭そうなので、舞台化は難しいでしょうし
舞台化出来たとして、映像化出来なさそうなのはイヤかもですけどね
コメント (3)
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