水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

ヴァンパイア・サクセション

2016-05-12 | 宙組
ゆりかちゃん(真風涼帆)DC行って来ました。
絶賛はしませんけど楽しく観れました私は結構好きかな
以下ネタバレあります。







とっても石田っちな作品で最初から最後まで、ダジャレやらギャグやら満載
真風くんと愛ちゃん(愛月ひかる)、まどかちゃん(星風まどか)、うらら様(伶美うらら)、
そして京三紗さんとのやりとりが面白くて、しょっちゅう笑いが起きていました。アドリブも増えそう
いかにもヴァンパイアな真風くんは、ちょびっとだけなので、好き嫌いは分かれるかもしれません
私的には臓器移植と、興醒めな狂言回し(ナビゲーター)が出てこなかったので、ウザさがだいぶマシでした
ただ宗教やら人種やらに関しては、チョコチョコ出てたなぁ
なんていうか、世界観とか死生観とか宗教観とかが、とっても日本人的。
私もその一人ですので、共感できるところも結構ありましたあんまり連呼されると鬱陶しいですけどね
気になったのは“共食い”という言葉。
それは流石に極限状況でも滅多に無いことだ思うんですけど
人間だけが人間同士殺し合う、という意味で使ってたみたいでイヤな使い方だなと思いました。

ちょっと面白いと思ったのは、“ヴァンパイア”の定義づけで、人類の亜種もしくは進化したもの、みたいな考え方。
気持ちはわかるけど、ストーリー的には無理無理でしたね
日本のSFやらファンタジー漫画では、昔からある考え方だとは思いますが。

そういえば犬笛が出てきまして、ヴァンパイアのアルカードは、ルーシーが吹いた犬笛の音を聞いて
助けに現れるんですまるで蒼紫様みたいじゃないですか
ところがラスト、人間になっちゃったアルカードには、もう犬笛の音は聞こえないんですよね。
オイ、それって蒼紫様はヴァンパイアだとでも言いたいのかいって突っ込んじゃいました
まぁ人間離れした能力の持ち主ってことなんでしょうけど

ヒロインは最後のパレードの立ち位置や、デュエットダンスからすると誰が見ても、まどかちゃんでした。
悪くはないんだけど、うらら様との方がピッタリくるなぁと思いました
劇団はさすがにもうあきらめたんですかねちょっと残念。
うらら様の“派遣の死神”良かったですよこの手のはっちゃけた役、はじめて見た気がします。
“派遣”の意味や、最後の落ちもすんなり納得できました。

さおちゃん(美月悠)のイケオジ最強硬派だけどチャライってどうなの?
出てくる度にムヒムヒしてしまいました

そして、かなこちゃん(春瀬央季)を見つけられなかった事案が再び発生
ナウオンもお稽古場情報も、ろくに見ないで行ったのが悪いんですが、
フィナーレの男役群舞の中に超イケメンの、かなこちゃんを見つけてビックリ
眼鏡でイケテナイ赤毛の、京三紗さんの残念な息子役でした気付よ私

ゆりかちゃんって、コメディーになるとヘタレっぷりが出ちゃいますね
楽しかったです

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