お買い物帰りに久しぶりに山科川を覗いてみました。
花のシーズンには沢山の人が愛でるソメイヨシノの並木です。
ずっと続けていた浚渫工事の結果、中洲が一掃されていました。
(今年はカルガモの子育てはどこでするのでしょうか・・・泣)
おまけに、土手が草刈りされた直後みたいで、つるっつる!
ところが、そんなことを考えてぼーっと眺めていると、なにやらちょこまか動く鳥?
慌ててカメラを出してパチリ。おやまあ、ムクドリです。
こちらがじっとしていたら、どこからともなく何羽もムクドリが現れて、地面をつつきながらあちこちウロウロ。
相変わらず、ごま塩顔がちょっとねえ・・・のムクドリですが、実は九官鳥も同じ仲間なんだそうです。
言われてみたら、九官鳥は色は真っ黒ですが、くちばしが同じようにとがって黄色いですね。
ムクドリは言葉をまねたりしないのでしょうか。
なんだか大きいムクドリ・・・と思ったら、ハト(カワラバト)が下りてきていました。
この辺りを縄張りにしているハトでしょうか。
いつのまにか、ムクドリはいなくなってしまいました。
サクラの木の下にもいつしか・・・
いつもハトと一緒に見かけるスズメ、気にせずになにかしら啄んでいます。
そうこうしていると、今度はお久しぶりのセグロセキレイが現れました。
軽快なステップ♪
行ったり来たりしています。
珍しく、カメラを向けても逃げて行きません。
何もない土手の向こうに、少しだけ黄色い花が・・・
セイヨウミヤコグサですね。
こんどはカラスが下りてきました。
綺麗な背中です。
横向いたところをパチリ。
ハシブトガラスのようですね。目が意外とキュートです。
どうして色々鳥が集まっているのか。
そして、どうしてみんな逃げないのかと思ったら・・・
草刈りをしたおかげで、イネ科の実や虫たちなどが地面に落ちて餌が豊富になっていたようです。
みんな夢中になっているときは、他のものが目に入らないのですね。
それはそうと、上の写真で黄色く写っている花。
あそこだけ草刈りされずに残っていますが実は・・・
なんと、特定外来生物のオオキンケイギクでした。
去年も、一昨年も、同じことが起こっていました。
駆除の対象になる植物だけ残している一級河川山科川の草刈り作業って、どうなんでしょう。
→カワセミさんが京都府に問い合わせてくださいました。特別な扱いが必要なので、後で、根から引き抜くのだそうです。疑って、大変失礼いたしました。ちゃんと配慮されていて安心です!!
カワセミさんも、ありがとうございました。
まあ、あとひと月もしないうちに、またセイヨウミヤコグサが生えてきて一面黄色くなるんでしょうけど~
植物(特に外来種)はしたたかです!
【撮影:2021/5/30 京都市伏見区】