なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

広大な和束の茶畑を彷徨(後編)

2022-06-04 05:34:10 | 植物

広大な和束の茶畑で迷子になってしまったなつみかん。
自分一人ではなく、星夫と一緒だったのが不幸中の幸い。
そうでなかったら多分泣いちゃってたかも。

地図をよく見ると、和束川という川沿いがコースになっているようでした。
茶畑から見下ろすと、遠くに川が見え、となりに大きな道があるようでした。
なるほど、あの川がきっと和束川ですね。
星夫によると、あの道は府道5号線で、帰りはそちらを通って帰ろうと思っていたとのこと。
とりあえず、川に向かって降りていくことにします。


相変わらず茶畑が綺麗すぎて・・・


迷子なのに写真撮ってる(笑)


建物が見えてきました。お茶のすごくいい香りがしています。
お茶の加工場なのでしょうか。


そこの横の道を進むと、やりました!
このコースのメイン観光スポットの弥勒摩崖仏の標識が。
間違いなかったようです。


続いて緑泉コースの標識も。こんな標識をもっと沢山付けてくれ~


いい感じで下って行きます。


途中、ウツギの花が咲いていました。


小川にカワトンボ


茶畑とアザミ


アザミの写真を撮っていたら、向こうから男性が一人で歩いてこられました。
男性「ここからコースに行けますか?」
私 「実は迷ってしまって、本当のコースがよく分からないんです」
男性「やっぱりそうですか。私はこちらは2回目ですが、初めて来たとき5分で行けるところを50分かかりました。」
私 「あれ~、一緒ですね!」
ということで、ここに一人で来るのは極めて危険なようです(笑)
その方に、川沿いに進んだら、茶カフェまで戻れると教えてもらいました。




とりあえず、私たちの方は間違いなく川に近づいています。
田んぼと茶畑もいい感じ。
(もう出てから1時間経ってるのに、まだ撮ってる)


そしてついに川に到着です!


無事、標識も発見。


竹林を通って・・・


摩崖仏に到着です!


説明はこちら。読めないかな・・・→ 

銘を見ると、正安2年(1300年)に彫られたそうです。
見上げてみました。
      

優しいお顔・・・


これほどくっきりとしたお姿が残っていると思っていなかったので感動しました。
きちんと手を合わせ、帰りの無事を祈ってさらに進みました。

薄暗い竹林、下に白い花が落ちています。テイカカズラですね!


見上げると・・・


綺麗な花が咲いていました!


やった、玉ボケ大成功!
ルンルンと帰路につきました。
和束川の清流が綺麗です。


増水している時以外は、川遊びができるようです。
さて、このハラハラドキドキ散策も終盤に近付いてきました。
あとはこんな川沿いの道を進みます。


左手には、さっき彷徨っていた茶畑が見えます。
あの上の方から下りてきました。


途中、お茶の木にかける寒冷紗の巻物を眺め・・・
(本当に、かけるのは大変そうです)


タツナミソウが咲いているのを撮り・・


川沿いの道の突き当りを左に曲がります。


この山道を抜けると・・・


茶カフェにほど近い和束運動公園の横の道に出てきます。
そこに咲いていたヤマボウシ。
「お帰りなさい。お疲れ様!」


やっと茶カフェにもどってきました。
時間はとうに17時を過ぎていましたが、まだ物産直売所が開いていたので、買い物をして帰りました。
勧められて買った、超高級プリン。
少々お値段が張ったので2個は買えず、1個を星夫と半分こして食べて帰りましたとさ。


あ、帰りは府道62号線ではなく、府道5号線と国道307号線で帰りました。
こちらは一番狭い所でも1.5車線くらいあったので、一人でも行けそうです。
・・・って、あの茶畑、一人で回る自信は全くありません(笑)

<オマケ>
前の投稿のコメントでninbuさんに「熊に出会いましたか?」と聞かれましたが、残念ながら熊はいませんでした。
その代わり、イノシシ(の皮)が沢山ありましたよ!
(イノシシ肉の販売所です)


【撮影:2022/5/21  京都府相楽郡和束町】

コメント (18)
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