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旅ラン「日光道中膝痛シ」…(今市宿~日光東照宮)その3

2019年02月27日 | 日光道走膝痛シ(旧日光街道ランニング)

  
    




日光は湯葉関連の店が多いですね。
神仏習合文化の郷だから、代表的精進料理として発展したんでしょうか?

途中の蕎麦屋で「元祖ゆばそば」と書いてあった店「魚要」では行列してました。
食べたかったけど、行列するのは嫌なのでパスしました。

しかし、神仏習合文化といえば、東照宮は神社なのかお寺なのか?
東照宮を作ったのは「天海大僧正」というお坊さんだから寺?
祀っている徳川家康は「東照大権現」というくらいだから、やはり神社?

調べてみたら、権現とは(以下、ウィキペディアより)
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→権現(ごんげん)は、日本の神の神号の一つ。日本の神々を仏教の仏や菩薩が仮の姿で現れたものとする本地垂迹思想による神号である。権という文字は「権大納言」などと同じく「臨時の」「仮の」という意味で、仏が「仮に」神の形を取って「現れた」ことを示す。

さらに、本地垂迹(ほんじすいじゃく)とは、
仏教が興隆した時代に発生した神仏習合思想の一つで、日本の八百万の神々は、実は様々な仏(菩薩や天部なども含む)が化身として日本の地に現れた権現(ごんげん)であるとする考えである。
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まあ、あまり深く考えるのはやめましょう。



大津屋酒店で、ちょっと寂れた感じに見えますが、店の左脇をみるとかなり奥が深い蔵造りの店舗で大きな酒屋だということが解ります。


鉢石
この辺りは鉢石(はついし)宿といいますが、日光街道の終点です。
その地名は写真の石が由来らしいです。

以下、旧街道ウォーキング人力より抜粋
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直径2mほどの石で、日光山開祖・勝道上人が托鉢の途中、大谷(だいや)川岸辺のこの石に座って日光山を仰いだと伝わる。日光開山以来、旅人の道標となった。「鉢を伏せたような形状」が名の起こりで、地名の由来にもなっている。日光市指定文化財。
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ただの地表に出た岩盤ですが、山岳仏教の先駆けである勝道上人が座っただけで地名になるんですね。

その勝道上人と言えば、川が渡れないから鬼神を法力で呼び出し、その鬼神の蛇が橋になったと言われている神橋ですね。



その鬼神というのが深沙(じんじゃ)大王であって、首に髑髏をかけた凄い神。


高野山・霊宝館「木造深沙大将立像」

なんとなくインドの神様カーリー神を思い出しました。


コチラの方が異様に人間ぽくって、しかしグロテスクで、より強烈ですね。
生首の首飾り、腕の腰巻、…恐ろしいです。
深沙大王のほうが、人間離れしているので、より神々しく感じられます。
この深沙大王を祀って寺の由来になっているのが、あの調布市の深大寺だそうです。
深沙大王社→深大寺というわけです。




まあ、そんなわけで神橋までたどり着き旧日光街道ランニング、やっとゴールいたしました。

東海道に比べると、街道沿いが開発されてしまっており、昔の名残も薄い感じがしますが、杉並木だけは長くて立派で、最も感動するランニングポイントであったと思います。



さて、時間もあったので、東照宮の参拝に行ってまいりました。



紅葉はまだまだで、あと1週間たてばベストだったかもしれません。


ちょっと疲れ、人目に付かない場所の階段に座り込みました。
途中で購入した、お饅頭とお茶にて一休み

「神様へ、お尻を向けて大変失礼しました。」



観光客はシーズンということもあり、入場券は行列でした。
特に中国の観光客が大変多かったように思います。

東照宮は何度か訪れているので、有名処は見ず、とりあえず家康公のお墓に直行し、お参りしました。


この墓所が旧日光街道の本当の終点なのかもしれません。


輪王寺の庭



帰りは東武電車の特急で帰宅しました。
お弁当を駅前のお土産屋などで買って車内で飲み食いしたかったのですが、発車時間までギリギリ。
焦って、コンビニで買ったもので北千住駅まで凌ぎました。


北千住からはいつもの梅の湯へ直行!
そして、ちかくで飲んで帰りましたとさ!

おしまい。
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追伸

旧中仙道の残りをやりたいのですが、仕事の関係でしばらく2日続けての休みが取れなくなり、歯がゆい思いをしています。

旧中仙道の続きは一泊しなければならない地域になっていて、逆に言えば昔の街道や自然が残っている中仙道核心部に入ることになるのです。

早く、続きがしたいです。

当面、旧日光街道同様に旧甲州街道は日帰り可能な街道なので、そちらにアタックすることになります。



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