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旅ラン「中仙道走膝痛シ」・・・佐久平~長久保宿、その4(酒の茂田井宿から酢の芦田宿へ)

2021年07月03日 | 中山道走膝痛シ(旧中山道ランニング)
写真は大澤酒造の資料館にて

2020年9月29日(火曜日)の続きです。

  
    
とにかく、ノンビリとした街道風景が忽然と変わりました。

急な上り坂脇に酒蔵が並んで二つ現れます。

間の宿、茂田井にて


大澤酒造の民俗資料館(無料)に入ってみました。

ここでも、コロナの影響でお酒の試飲はできません。

かといって、お酒を購入していこうかと思いません。

一升瓶を背負って走るのはキツスギマス!


資料館の内観



ジックリ見たかったけど、
この後の時間的なことを考慮して軽く流し見です。


日本酒「明鏡止水」や「勢起」の1689年創業の大澤酒造
(1737年より1871年まで名主)




茂田井の一里塚(日本橋より46里目)に着きました。
なんとなく、こんもりした塚があるだけです。


ここのベンチで休みました。
持参したオニギリと揚げピーナッツ煎餅を食しました。

揚げピーナッツ煎餅は
旅ランはもちろん、ウルトラマラソン大会の時も、
良く持って走ります。


かなり塩気があるので塩分補給にうってつけなこと
ハイカロリーなこと、
とても軽いこと
の三拍子揃ったランナー向けフードだと思ってます。

油っこいですが、
もし、これが食べれなくなるようなら、
バテバテなわけで、
そのレースは完走できないですね。


斜面に祀った庚申塔(なんでこんなに高いところに?)



二十六番目の宿場である芦田宿に入りました。


歌川広重「木曽街道六十九次・芦田」


土屋本陣跡(土屋家は、問屋を兼ね芦田宿の開祖)




確かに、中山道唯一と言われるだけあって、建物は立派ですね。




1893年創業の酢屋茂(すやも、酢の老舗であったが、今は味噌醤油の醸造元)
「酒のあるところ、かならず酢あり」ですね。

酒から酢を作るからですけど、「酒」という漢字の右側+「作る」という漢字の右側=「酢」というわけです。

日本酒の蓋を開けっぱなしにする、放置する、と自然に酢になるといいますが、
まだ経験したことはありません。

その前に酒がなくなりますから

それと、酢の血液をサラサラにする血液浄化作用が
高血圧の自分には最適な食物なんで、
毎朝、自作のモズク酢は必ず食べています。

米酢と黒酢を半々にブレンドして作ってますね。


1804年創業の旅籠津ちや (金丸土屋旅館として今でも泊まれます。)


道祖神なんですけど、自分の見たところ夫婦じゃなく、姉と妹?に見えるんですよね・・・。



笠取峠松並木
この松並木は当時のもので中仙道ではここだけに残されており、
国道に沿って約100本の松並木が200mにわたって続いてました。


旧中仙道は突然、深い草道になりました。
旧国道と国道142号線の間に道がありました。


中山道原道と書いてありました。

中山道原道って何?

おそらく、旧中山道ということだろうけど、
より野性化されてしまった道という感じがしますね。


すぐ旧国道になるのですが、途中道路が崩壊していました。
2019年の台風19号の影響でしょうか?

崩れた路肩を遠巻きにして走りました。


笠取峠旧国道



この狭い下り坂を抜けると長久保宿の松尾神社です。

(つづく)


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