歩いたりジョグしたりして楽しく旅ラン(誰でも参加OK)…四ッ谷 走Run会!!(はしらんかい!!)

NPO法人ネイチャーズが母体の、基礎から始めてウォーキング、ジョギング、旅ランを楽しむ会です。孤独な人もおいで!

第7回旅ラン終了しました!(その2)

2018年04月14日 | 教室案内
つづきの始まり



浅草七福神では七福神だけでなく、面白そうなところにも寄ってみた。

残念だったのはスーパーマルチ人間、平賀源内の墓の門が閉まっていて見られなかったこと。
築地塀に立派な鉄の門、そしてシッカリした南京錠!
私一人で下見ランしたときも閉まってましたが、いつ開門され見学できるのか?

未だに不明である。

そこで、中を見た方の以下の動画を探した。
ご覧下さい。

こんな感じだったんですね。

中村誠治郎の平賀源内を巡る旅 #4


ちなみに、平賀源内とは↓

平賀源内のフリーダム過ぎる生涯とは【発明も芸術も】





これも浅草七福神ではないのですが、玉姫稲荷神社に寄った。

なぜなら、マンガ「あしたのジョー」にこの辺りがでてくるからである。

この辺りは、俺には聖地なのである。


『夢を決してあきらめない。倒されても起き上がる!』




中学校路の帰りに本屋、有賢堂の片隅でこっそり立ち読みしながら、涙していました。

そのジョーの今をひたむきに生きる姿を永遠に俺は忘れないと思う。

中学生ながら、それは、よく言う所の『根性ってやつ』とは違うと思った。
なんというか、たまらなく心が震える夢にかける信念みたいなものかな。

たとえ貧乏でも、障害があっても、夢を追いかけることができる時代だったかな。
(後で述べるタコ八郎もそんな生き方をしたひとだ。)




画像はユタホン 東京散歩&さいたま散歩&パソコン絵画よりお借りしました。

何故か、この歳になっても曲を聴くと、メラメラと心が燃え上がるような気がしてくる。

次の動画にも玉姫神社の隣にある玉姫公園がでるのだ。
そして、結構、深い内容なのだ。

真っ白な灰・・・ / あしたのジョー2 (劇場版)






いろは会商店街の土手通り側には矢吹ジョー像

なんだか、ジョーがスリム過ぎるなぁ。
俺が太って 丹下段平に見える。
(まあ、実際に太ってるけど)

よく見ると、ジョーが何処かを向いて言ってるね!
明日はどっちだ!


吉原大門近くに店を構える創業127年の天ぷらの老舗、土手の伊勢屋(昭和初期に建てられた)

いつか、入ってみようと思う。
以下の動画を見ると何故、土手の伊勢屋という店名なのかがわかる。

台東区日本堤「土手の伊勢屋」の天丼 創業明治22年 Tendon of "Dote no Iseya"【Just Eating】【飯動画】


この店の隣は馬肉料理専門の「桜なべ 中江」である。



岡本太郎が常連客であった。



伊勢屋も中江も店の前には山谷堀という吉原全盛時に隅田川から水路を吉原に行く お大尽の船が行き来した堀があった。
今は暗渠になっている。




山谷、通称ドヤ街の木賃宿
ジョーがでてきそうだ。
一泊2000円台からの簡易宿泊所である。

2000年以降は、外国人バックパッカーの宿泊地としても人気を集めている。

昔、高校生の頃、防具袋を担いだ剣道部の友人とこの辺りを歩いていたら「にいちゃん、働いていかない」と誘われたことがあったっけ。



吉原は今でも色町だ。
だから、ソープランド街のある吉原地区をキョロキョロせずに、ササっと女性陣を連れて走り抜けたのだった。

そして、吉原神社…弁財天に到着!



吉原観音は、関東大震災の時に、この近くの池に熱さを逃れて飛び込み亡くなった490人の遊女たちの冥福を祈るためのものらしい。




下谷七福神の最初の寺にて
寿永寺…布袋尊
である。

気持ち良いほど愉快に笑っているのが素晴らしい!



布袋って誰なんだろうか?

------------以下、七福神の名前と意味を知るより

布袋尊は神様になった僧侶


唐代末期の中国の謎の僧侶

布袋尊の名で七福神の一つとなった布袋和尚は、唐代末期の中国に実在した僧侶である。

かれは死後に弥勒菩薩の生まれ変わりだと考えられて、神格化された。しかし布袋和尚の実像は、ほとんど明らかではない。かれは官寺で出世を目指すのを好まず、一生、放浪生活をおくつたと伝えられている。このような経歴が、布袋和尚の生涯を不確かなものにしている。

布袋和尚は916年に、浙江省の岳林寺で亡くなったと伝えられている。このことは、信じてよい。布袋和尚は本名を契此(かいし)といい、大きな布の袋を担いであちこち旅をしたために「布袋和尚」と呼ばれたという。

布袋和尚の考える仏法


臨済宗の坐禅は、僧侶や参禅者に「公案」と呼ばれる問題を与えてこれを考えさせる形をとつている。無欲な生活を貫いた布袋和尚は、質素を重んじる立場をとる禅僧に慕われた。

禅僧の間で伝えられた公案の中で、布袋和尚を主人公とする次のようなものがあ2つ。

「一人の僧侶が布袋和尚の前を通り過ぎた時、布袋和尚はその僧侶に銅銭一枚を恵んでほしいと頼んだ。僧侶は銅銭を和尚に渡し、『銅銭を差し上げる代わりに、 二一口で仏法を説き尽くしてください』と頼んだ。
すると布袋和尚は、 三百も口にせず、一肩に担いでいた布袋を地面に投げ出して偉い人に敬意を示すように謹んで直立した」

公案を与えられた者は、この時布袋和尚が何を教えようとしたのか解くのである。
一つの答えとして、次のように解釈することもできよう。

「仏法とは全財産を差し出して、最上級の礼をもって学ぶべきものである」

布袋和尚を慕う者は、和尚は仏法を敬う気持ちから無欲な生活をとり続けたと解釈したのである。
------------


なんだか、良寛さんみたいだ。

そして、俺には丹下段平にみえた。


私のランニングコースに穴八幡神社があるが、そこにも、かつては江戸城吹上の御庭にあった水鉢布袋尊があり、ちょっと嫌なことがあった時などには像を撫でている。
なぜなら、布袋尊の袋は堪忍袋だからだ。



飛不動正宝院…恵比寿に到着



「空を飛び来て、衆生を守りたもうお不動様」ということで飛行機関係の参拝客が多いようでした。
この辺りは樋口一葉が雑貨屋を営んでいた場所であり、遊郭周辺に生活する少年少女たちの物語『たけくらべ』が、吉原に近いこの辺りの経験をもとにしているらしい。


美空ひばり主演で映画化した作品



法昌寺…毘沙門天



その法昌寺にあるタコ八郎のお地蔵さん
漫画『あしたのジョー』のモデルになったタコ八郎である。


この辺りは、本当に『あしたのジョー』の聖地なのだ!

本人に似せて、耳が齧られているのがわかるかな?
座右の銘は「迷惑かけてありがとう」





鶯谷駅近く、海援隊の陸奥陽之助(陸奥宗光)の家である。



龍馬曰く「我隊中の者は大小の物を取り上ぐれば皆路頭に立つ奴なれど唯陸奥陽之助一人は、食うに困る男に非ず」

その人の家だ。
(かなり、荒れているが所有者がいるようである。)

そして、維新後の外務大臣”カミソリ”「陸奥宗光」である。


奥さんの陸奥 亮子:「ワシントン社交界の華」「駐米日本公使館の華」と称された。
今の時代でも美人だと言われるであろう。




元三島神社…寿老人

今回のゴールです。
廻りはラブホテルばかりです。

山手線を挟んで、向こう側は寛永寺(死の世界)
こちら側はラブホテル(生の世界、性の世界)

ということは、山手線はガンジス川(ガンガー)でしょうか?



鶯谷の有名な風呂屋にいった。
ひだまりの泉 萩の湯である。
460円の銭湯では都内最大で、お酒が飲める食堂もある。



自分としては炭酸泉の風呂が気に入った。
適度なぬるさで、いくらでも長湯ができそうである。
温まって、ポカポカした体に冷たい瓶ビールの琥珀色の液体が沁みる。



打ち上げは、A君が調べた食べログ値の高い中華料理屋に行く。
この辺りの中華料理ランキング2位だ。

東瀛 という店だが、全く読めない。

(とうえい)と読むのだそうだ。

入り口はというと、滅茶苦茶怪しい!
入っていいのか、ここ?
時間もまだ早いとあって、地元色の濃いオジサンたちが店の人とワイワイやっていた。



値段はお手頃で美味い。
メニューも沢山ある。
変わった料理も何点かあった。

上の写真の上げた鳥のタレの真ん中にポチョンとあるのはマヨネーズである。
この飾り気のない素朴な料理であるが、食べると美味いのだ。

そうこうしているうちに店内は一杯になった。


二次会は若干…?、ハッキリ言って男子3名にて行った。
席が空くまで、店外の立ち席にて飲み始める。
繁盛店なのか、店内は一杯であった。


酒を呑みながら何を語ったのだろうか?

なんだか、結構飲んじゃった気がする。
人生を語ったのか、はたまたモリカケ問題か?
全く覚えていない。

オデンの味だけが記憶にあるだけである。

(おしまい)


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NPO法人ネイチャーズは、走Run会名誉会長、ウィンドサーフィンの師匠の山下光哉さんが運営する若者のためのNPO。
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