雨ばっかりで、お出かけが出来ない・・。
その間の暇つぶし・・、と言う訳では無いが、ついついまた、飛行機のフィギュアに手を出してしまった。
と言っても、今回は三個だけ。
物は、"童友社"の零戦二一型である。
童友社の物は、F-15イーグルの出来が気に入らなかったんで、以来買って無かったんだが、模型屋に置いてあった"見本"の出来が良かったんで、手を出してみることにしたのさ。
もう一機がこれ。
「大空のサムライ」こと、坂井三郎氏の台南航空隊時の使用機体である。
あ、レンズの収差が出てら・・。
普通にとっても面白くないんで、色々取り方を変えてみた。
ついでに、Capture NXで昔の写真風に加工してみたんだが、どうだろう。
因みにこの機体、実物は、坂井氏が負傷して内地に引き上げた後、別の方が乗っていて墜落したのだが、小破状態で発見され、現在はどこかの博物館に有るそうな。
ええっと、もう一つ組み立てていない機体がある。
シークレットだったのと、塗装が剥がれた状態の再現が気に入って買ったのだが・・、組むのに躊躇というか、組む気になっていない。
理由は・・、特攻機だから。
腹の下に抱えているのが増槽では無く、250kg爆弾なのである。
むろん、戦闘機は"兵器"であり、人を傷つけることを目的として造られているのは良く判っている。
ただ、前にも書いたが、俺は戦闘機を"性能を極限まで追求した飛行機"として好きなのである。
それに、戦闘機のパイロット達も、死ぬ為に飛んではいなかったと思う。
でも、特攻機は違う。
出来るだけ巻き添えを多くして死ぬ為に飛ぶのである。
そう言う機体は・・・、作れない・・・のだ。
だから、この機体、多分組み立てられる事は無いと思う。
ちょっと暗い話になったけど、飛行機はやっぱり好きである。
また出たら買うんだろうなぁ。
置き場は無いんだけど・・・。