さてさて、"らくちん"に家まで帰り着き、送ってくれた自転車の"師匠"と、「もう少しハンドルバーを短く切り詰めると良いね。」と言うような自転車談義をちょこっとした後、師匠を見送った。
ZEROは整備の為、ディスプレイスタンドを付けて外に立てたまま、取り敢えずシャワーを浴びていたのだが・・、なにやら妙な胸騒ぎが・・。
嫌な予感と共に外に出てみると・・・、ああっ 強風にあおられてZEROが倒れてる~っっ
慌てて起こし、「あ~、バーエンドに派手に傷が入ったな~。」なんて思いながらよく見てみると、・・・ん?何か変だぞ。
何か、バーエンドの角度が左右で違う気が・・・。
更によく見ると・・、えっ?ハンドルバーが曲がってる??
急いでバーエンドを外してみて・・って、外れね~っっ
無理矢理こじって外してみると、ああっ、やっぱり曲がってるよーっ
端からほぼ1.5cm位の所で、"くてっ"と曲がっちゃってる。
更によく見ると・・、パーエンドも・・・曲がってる?
左右のバーエンドを比べてみると、付け根の部分が1mmほど内側に曲がっているではないか。
そーか、それで抜けなかったのか・・、と、溜息混じりに納得し、取り敢えず他の損傷をチェックしてみたのだが、この部分が衝撃の殆どを受けてくれたらしく、ペダルの外側と、リヤのクイックリリースのレバーに少し傷が入っていただけで済んだようである。
って、これだけでも十二分に痛いってば・・・・、心も懐も。
銭は無い・・、無いのだが・・・、ZEROに乗れなくなるのは我慢出来ない。
既に生活の一部になっており、乗れない日が長く続くと、禁断症状が出かねないぞ・・。
仕方なく、無い金はたいて、部品を買い集めに自転車屋巡りに出発である。
欲しいパーツがなかなか無くって、市内を一周し、あちこち回ってやっとの思いで部品をかき集め、日も暮れた中、ZEROを部屋に持って上がって修理に掛かった。
同じバーエンドを、二度も買わなければならないのは悲しかったが、このPROのアルミバーエンドは、軽くって握りやすく、しかも剛性十分で、気に入っているのだから仕方が無い。
取り敢えず、グリップを引き抜いて、まず取り出したのは"パイプカッター"。
そう、冒頭の会話を思い出していただきたい。
師匠との会話が伏線になっていたのだ。
ひょっとすると、「さっさと切れ」と言う神の思し召し
って、んな訳あるかい
ともかく、「どうせ1.5cm辺りで曲がっているのなら、端から2cmで切ってしまえ。」と考えてしまったのだ。
・・・・、めちゃくちゃ乱暴な考えである。
よい子のみんなは決して真似しないように・・。
ZEROのハンドルバーは、元々540mm。
それの両側20mmずつを切ると言う事は、ハンドルバーの幅が500mmになると言う事。
自転車屋さんから「強烈に短いよ。」と言われたほどの幅だ。
で、切ってみて・・・・、やっぱり、強烈に短いわ。
あ、いつものように、後ろのゴチャゴチャは気にしないように。
ついでに、ブレーキレバーやシフターが真ん中によって来たもんで、ケーブルの長さが余りまくってる。
・・・、ワイヤーカッターが要る・・・よなぁ。
ええっと、あれって確か4,000円したよね。
・・・、しばらくは買えませ~ん。
ちなみに、これが切り取られた部分。
で、此処が曲がってしまっている部分。
内側から見ると・・。
うーむ、勢いに任せて切っては見たが・・、この幅でホントに大丈夫なのか?
外でゆっくり乗ってみないとを判らんか・・。
ま、まずかったらすぐに戻せるように、560mmのハンドルバーは用意してあるけどさ。
おまけ。
滅多に見られない、"クロ"と"ZERO"のツーショット。
しかし、最近自転車ネタばかりだなぁ。
"師匠"が自転車イベントばかり持ちかけてくるせいなんだけどさ。
27日にも、"チャレンジ100km" (実際には、集合場所までの距離を入れると120kmほど有るんだけど・・。) をやるらしい・・。
・・・、頑張って来ま~す。