Dynabook が使い物になりません。(涙)
先ず、処理が遅い。
クアッドコアの i7 であるにもかかわらず、デュアルコアの VAIO Z よりかなり遅いんだ、これが・・・。
特にグラフィック回りとストレージへのアクセス速度が致命的に遅い。
そのせいか、写真の現像処理中、写真の表示が消えてしまう現象が多発。(VAIO Z や Mac Book Pro では発生しない)
さらに、Blu-Ray ドライブで読み取れない CD や DVD が多発する。
読み取れる物はちゃんと読み取るんだけど、読み取れないやつは何度やってもダメ。
因みに、Pionner の外付けドライブからならちゃんと読み取るんだなこれが。
どうも、内蔵されている MITSUBISHI のドライブの読み取り性能があまり良くないようで・・・。
他にも細々とした不満が色々有り、母艦としての使用に耐えられないと判断。
Excel 及び、筆まめ専用機として半引退状態とする事にした。(Excel がこれにしか入っていないので、完全引退は出来ないのだ。)
したのは良いんだけど、母艦をどうしよう・・・。
Windows で無ければ出来ない作業は VAIO 君でなんとでもなるんだけど、デュアルコアのこいつではマルチメディア系の処理ではストレージ容量も含めてちょっと能力不足。
ネモバに使っている関係上、外付けの HDD はつなぎたくないし、う~ん・・・。
と、悩んだあげく、何をとち狂ったか買ってしまいました Mac Book Pro 15インチ Late 2016 。
仕様は次の通り。
仕上げ
スペースグレイ
プロセッサ
2.9GHzクアッドコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大3.8GHz)、8MB共有L3キャッシュ
ストレージ
2TB SSD
メモリ
16GB 2,133MHz LPDDR3オンボードメモリ
グラフィックス
Radeon Pro 460(4GB GDDR5メモリとグラフィックス自動切替機能を搭載)
母艦として使用するのに不満の無い仕様。(ダジャレじゃ無いよ)
ついでに外に持ち出して、カメラから写真 DATA を落とす事にも使う予定。
USB-C から充電できるため、モバイルバッテリーが使えるのでは無いかと期待している。
これが使えれば、外での稼働時間がかなり延びるからね。(mid 2015 では、カメラから画像を落とすだけで 10% 以上のバッテリーを消費した。もっとも、画像の枚数が 4000枚を超えてたけど・・・。)
本当は、メモリーが 32GB 欲しかったんだけど、MAX で 16GB だったから、仕方が無いね。
発注して待つ事ほぼ一ヶ月、先日やっと届いた。
で、早速開封。
輸送用の箱はこんな感じ。
中味はこれ。
箱を開けると本体が・・・。
本体を取り出した所。
AC アダプターとケーブル。
同梱品はこれだけ。
TV への動画再生他を行う STB 代わりとしても使う為、こんな感じで設置。
今まで STB として PS3 を使っていたんだけど、ネットワークエラーが多発する為これも撤去。
ついでに使う事が無くなっていた nasne も撤去。
ディスプレイを閉じるとこんな感じ。
下に外付けドライブ類を置いている。
nasne につないでいた HDD を TimeMachine 用に使おうと思っていたのだが、壊れている事が判明し急遽 I/O DATA 製の物を購入。
3TB のドライブを安売りしていたので買ってきたのだが、つないで Mac ジャーナルでフォーマットした後、容量が 4TB 有る事に気が付いた。
慌てて箱を確認するが、箱には 3TB の表示が・・・、ひょっとしてラッキーってこと?
とりあえず、パーティションを切って 1TB を TimeMachine 用、残り 3TB を DATA 用に使う事とした。
まあ、まずは必要なソフトのインストール。
セキュリティソフトや ATOK など諸々を入れて、mid 2016 からの DATA 移行を行った。
で、ざっと使ってみた感想。
良いね~。
色もスペースグレーの落ち着いた感じがとても良いし、さすが Mac と言うべきか、やっぱりすごく使いやすい。
処理自体も、mid 2015 より若干早いかな。
Capture NX-D を触った感じでは、処理待ちの時間が明らかに短い。
色々言われている Touch Bar も俺にとっては良い感じ。
面白いわ。
Touch ID も地味に便利。
ただ、Sleep からの復帰時や ColdStart 時に使えないのはちょっと不満。
その他の不満点は、やっぱりキーボード。
これは mid 2015 や mid 2012 の方が感触が良いし、使いやすいと思う。
キートップが若干大きめになっている感じがするのは良いんだけど、ストロークが浅く、カチャカチャとした感触でちょっと安っぽい印象。
タッチパッドが大きくなっているんだけど、マウス派の俺としてはあまり歓迎出来ないかな。
何方かが書かれていたが、スタイラスペンかなんかを使ってペンタブ代わりにお絵かきなんかに使えたら良いかもしれない。
あと、Touch Bar 搭載モデルは液晶サイズが違い、今までの保護シートは使えないので注意。
apple のサポートで、「サイズは同じ。」と言われて保護シートを購入したのだが、合わせてみたら全然違う・・・。
シートが無駄になってしまった。
ちょっとしっかりして欲しいと思うぞ。
SD カードスロットが無くなってしまったのもちょっと不満かな。
メインストレージの容量が大きくなっているので良いんだけど、出来れば付けて欲しかった所。
その他は、Nikon Transfer 2 で、D810 からのデータ転送が上手くいかない。
D7200 や D500 は大丈夫なのだが、D810 だけ転送エリアへファイルが表示されないのだ。
これに関しては、Nikon へ問い合わせるつもり。
個人的には、リンゴマークが光らなくなったのはちょっと残念。(笑)
まあ、使ってる側からは全く見えないんだけどさ。
と言う事で、母艦作業の分散移行はほぼ終わった。
これで快適な作業環境が得られるかな。