先日、と言っても暫く前になるのだが、S660を点検に出した。
その際、「どこか不具合はありませんか?」と聞かれたので、ああ、そういえば・・・、って感じで思いだした事があった。
それが速度表示のふらつきで、エンジンが完全に温まる前ぐらいに停止中速度計が 0~2kmの間をフラフラとふらつくのだ。
エンジンが完全に温まると出なくなる不具合とも言えないぐらいの現象で、実害は全くないのであまり気にしてなかったのだが、点検ついでに見てもらう事にした。
その結果、ホンダの方でサービスレポートが上がっていたそうで、S660の MT 車のみに起こる現象だとの事。
サービスの方の説明によると、S660 の MT はギヤをセンサーで検出して速度を算出しているそうで、そのセンサーがギヤに近すぎて速度計のふらつきが起きているとの事だった。
ここからは俺の推測だが、おそらくS660 の MT は近接センサーでファイナルギアの歯の通過間隔を測定して速度を算出してるのでは無いかと思う。
で、ギヤの歯を確実に検出する為にセンサーをギリギリまで歯に近づけていたのが、微妙に近すぎてセンサーがチャタリングを起こし、それが速度のふらつきとなって表示されたのかなと。
エンジンが完全に温まると、金属が膨張してセンサーがほんの少しだけ遠ざかり、チャタら無くなるんじゃ無いかなぁ。
ちなみに既に対策部品があり、無料修理になるそうで、今取り寄せてもらっているところ。
点検から結構経つけど、まだ部品到着の連絡は無い。
ま、実害がある訳じゃないので、気長に待っている。
そのうち来るだろうけど、1度連絡は入れてみようかな。