ディズニー+で、手塚治虫の火の鳥のアニメを配信しているというので、観てみました。
「火の鳥・エデンの宙」
手塚治虫の「火の鳥」は若い頃、全部読んだ記憶があります。
面白いのだけど、難解で、当時はまだよくわからない部分もありました。
壮大な物語でいくつもの章に別れています。
黎明編、未来編、復活編、乱世編、望郷編・・等々
中でもこの望郷編は宇宙をテーマにした物語です。
原作は、1976年~78年にかけて「マンガ少年」に連載された漫画です。
「マンガ少年」も懐かしいなあ。
たしか、ますむらひろし、の連載もあったと思う。
ますむらひろしの猫漫画が好きでねえ、ヒデヨシとか・・
「火の鳥」もその頃の作品です。
ちょっとだけ見てみようと思って見始めたのだけど、結局、
全4話、通して見てしまいました。
もう半世紀も前の作品なのに、驚くべきことに、ちっとも古さを感じさせない。
とにかく、面白い!
宇宙をテーマにしたSFとしてもすごくよく出来ています。
手塚治虫って、やっぱり天才だったのね、と思わずにはいられません。
当時私がハマった「ブラックジャック」にしろ「三つ目が通る」にしろ、
とにかくエンターテイメント性が豊かで、奇想天外なストーリー展開で、
わかりやすいけれど、実は奥が深く難解、という複雑性を持っています。
宮崎駿は手塚治虫に憧れてアニメーターになったものの、結局手塚治虫を超えられなかった、
そんな気がします。
宮崎駿だって天才的だけど、手塚治虫は更にその上を行っています。
今回、それを実感した次第です。
11月には劇場版アニメとして、
「火の鳥・エデンの花」
が公開されるそうです。
内容はほぼ同じだけど、エンディングが違うのだとか。
これも見なくちゃ!
「火の鳥・エデンの宙」
アニメ好きの方にお勧めです!
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