透水の 『俳句ワールド』

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石田波郷・「波郷句自解」(一)       高橋透水

2014年07月16日 | 俳句・短歌・評論・俳句誌・俳句の歴史
秋の暮業火となりて秬は燃ゆ    波郷

昭和六年(十九歳)の作、郷里松山在で故五十崎故郷の指導を受けてゐた。自家の畑での体験。翌年二月号「馬酔木」の巻頭になり、上京の機をなした。同時に「秬焚や青き螽を火に見たり」の句がある。
  
「波郷句自解―無用のことながら―」(有)梁塵社 より
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