のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
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温泉情緒溢れる信州野沢温泉

2011年10月05日 10時06分20秒 | 旅行
 
  木造の旅館街がある
  通りには 飲食店やお土産物屋さんがある
  浴衣姿で 外湯めぐりをするお客さんの姿がある
 
 温泉の湯気があちこちに見える
 そして眼をやれば 自然がいっぱい
 
  
 
 こんな貴重な風景が 当たり前のように生きているのが 信州の野沢温泉だ
 添乗員として全国を旅して歩いたが 何故かホッとする地域の香りがある
 
 今は温泉場という雰囲気を残す観光地が殆ど消えている
 豪壮な中層建築のホテルが建ち 土産も飲食も遊びも全て館内で過ごす
 ホテルの周辺に観光客の そぞろ歩きの姿はない
 
  
 
 千曲川は八ヶ岳の辺りの源流から 小諸 上田 長野市郊外を流れる
 やがて向きを変えて 飯山線沿いに 人々の生活を支える
 県境の栄村を通り過ぎると 信濃川にその名前を変えて 新潟市から日本海に注ぐ
 
 この川筋からはずれて数キロ 山間に段丘のように田畑が広がる
 そして奥まった山々の麓に 温泉地が佇む
 
  
 
 旅館や家々の間には 細い路地が迷路のように展開し 坂の道が昇り降りする
 旅館には勿論 内湯があるが 外湯めぐりが楽しい
 宿泊客は無料で巡ることが出来る
 
 
 
 男湯 女湯の 暖簾が下がる 小さな建物が呼んでいる
 ガラリと扉を開くと すぐ狭い脱衣場があり その横に湯が溢れる浴槽がある
 入ると大概熱湯である ぬる湯の表示で入っても熱い
 
 中には 草津の湯のように かき混ぜる板を置いてある湯もある
 誰もいないときがあったり 既に入浴している時もある
 4名から10名ぐらいの浴槽だから 時には会話も出てくる
 流し場は無い 入浴のみの施設だが 旧きよき時代がここにあるようだ
 
  
 
 土産物屋を覗いたりして散策すると 麻釜にでる
 自然に湧出している湯気の中に 浴槽みたいなものが見える
 名物の野沢菜を煮たり 温泉卵を作ったりする 村の台所でテレビでも良く中継される
 
  
 
 おばちゃんが数人で 菜を茹でていた
 湯けむりで霞み 郷愁を誘う光景だった
 
  
 
 私たちの愛唱歌 ふるさと や おぼろ月夜の作詞家でもあり文学博士の高野辰之
 同じ信州の豊田村で育ち この野沢温泉が終焉の地だった
 ここから奥へ入ると おぼろ月夜の館がある
 
 冬には勇壮な道祖神の火まつりがある
 村には赤いポストが3つあり それぞれ湯煙ポストなど愛称がある
 
 添乗の仕事で2度ほど来た野沢温泉
 いま ゆっくりと廻ると 魅力のお勧め温泉がそこにあった
 
   
 
 

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