昨日は江戸川区の老人介護施設へ行った
ここは各施設の中でも 認知症の方が多い
音楽療法が 最も求められる施設でもある
先月行った時は 準備がゼロで 私が行っても段取りも出来ない
何か他所の施設へ行って 勝手に始めたと言う感じがした
ようやく自分自身の心の動揺を抑えて 対面することが出来た
施設スタッフの入れ替わりもあり 受け入れの徹底がおろそかになる
仕事の忙しさや 人員不足も陰にはあると思う
今回は ある程度事前に話をしておいて 万全の準備がされていた
手を煩わせて申し訳ない気もするが 方向性は理解されている
ボランティアは私しか来ない施設でもある
最近 男性の入所者が数名増えてきた
しかし いざ音楽で導入を図っても なかなか付いてこない
その点 女性は認知が進んでいても 幾分目だけでも参加している
男性は歌の世界に入って来ない
これは多分に照れの要素もある
例えば 違う施設で盆踊りの炭坑節など 私も参加を促されるが出たくない
踊れないこともないが 人の前で踊ると言うことが かなり抵抗感がある
恥ずかしい そんな気持が強い
だから皆と一緒に歌うことに 照れくささもあるのだろう
終わって片づけをして去ろうとすると 私に拍手を送る
呼び止める方が居るから近づくと 握手を求める
心の中では 参加されていたんだ と改めて思う
歌の時には笑顔がないが 別れる時には笑顔で挨拶してくれる
他の施設でも 男性のほうが 歌ってくれないケースがある
男性は自分の型をある程度決めており この型から出ようとしない
コーラスやうたごえでも 女性のほうが圧倒的に多く行動的だ
中には スタッフにわがままを言ったり暴言 暴力も男性にはある
歳を重ねたら 愛される高齢者になって欲しいものだ
永い間 会社と言う組織で醸成されてしまった人格はそう簡単に治らない
私にだって まだ そういう人格が隠れているかもしれない
人の痛みを知り 人に心から優しくなることは 永遠の課題だろう
今日の誕生花 ななかまど
花言葉 私と一緒に居れば安心
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