のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
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記憶が失われていく

2011年10月17日 09時10分13秒 | ボランティア
 
 介護老人施設のお誕生会 昨日の午後訪れた
 その月の誕生を迎える方が 最前列に並ぶ
 一番若い方で62歳 最高齢で96歳だった
 
 車椅子でなかったら 普通の元気ある女性が 先月と同じセリフを言う
 あなた どこかで見たことがあるわ
 
 先月も先々月も同じだった
 そうですね 私も会ったような気がするよと笑って応える
 
 私ね 喉が痛くて 歌は歌えないの 歌わないからね
 これも同じセリフだった
 しかし 歌の時間になると 何事も無かったように歌っている
 
 認知症も この程度だと 少しは改善する見込みはある
 ただ 個人的に 本人と家族と廻りの理解協力が求められる
 こういう 施設では それは不可能に近い
 
 こうして 記憶が少しづつ失われていくのだろうか
 ただ 哀しいことや辛い記憶は 一番先に上塗りされて消えていると思う
 他人に迷惑やお世話になることが多くなければ これもまた良いのかも知れない
 
 
 
 私もまた 最近 忘れ物が多くなったと自覚している
 ボランティアに行く時 キーボードや楽譜類 コードの類
 何かを忘れていることがあり 対応に苦労していることがある
 
 行く前に頭の中で チェックはしている
 あれは持ったか これは有るか
 問題は それは車の中に積んであると思いこんで実は無い思い込みだ
 
 ボケと忘れることは 必ずしも一致しないが その件数が多くなって居る
 地名 人の名前 物の名前は 感心するほど 一時忘れていることがある
 何だっけ 何だっけ 思うとあせるから 考えることを放棄する
 
 あとで何気なく ふっと思い出す
 なんで こんなもの こんなことを忘れるのだろう
 自分自身に感心をしてしまう
 
 
 
 施設の方たちは 歌の時間を楽しみにしていてくれる
 あくまでイベントプログラムのようで 希望者が集る
 それでも かなりの方が 車椅子の介助を受けて参加してくる
 
 会いたかったぁ
 高齢の女性から声がかかる
 これは 本当に喜びの顔に溢れている
 
 今日の歌は 懐かしく良かったよ
 私を友人のように話す男性が居る
 廻りには 少しうるさいぐらいの方だが 悪意は無いのだ
 
 一人一人を見ていると それぞれ違う人生を歩んでいる
 そして その身体と心も 背景に関係なく違う
 しかし 歌という 一つの時間で 楽しさを共有しているのだ
 
 以前より 全体のうたごえの明るさ 大きさは良くなっている
 毎月訪れて 心の交流が出来ている証かなと私も元気付けられる
 
 昨日は 私のうたごえのグループから4名が応援に来てくれた
 施設の方たちの周囲に立って 歌の介助?でもあった
 笑顔もその数だけ増えている
 
 
  
 今日の誕生花  みずひき
 花言葉      慶事 祭礼
 
 
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