のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング 川柳 ベランダ栽培など楽しんでいます

一体何があったの?と思う位に協力的であった

2012年09月11日 09時59分52秒 | ボランティア

皆さん こんにちは 今日は2度目ですね
私は歌は上手で無いから 皆さんに聴かせられません
その代わり伴奏するのは得意ですから 皆さんの元気の良い歌を聴かせてね

歌はね 何回も歌っているうちに 声も大きく出るし 高い音も出せるようになる
笑顔で歌っていると 顔が柔和になって 若さを保つことも出来ますね
初めての施設を訪れた時は 大体 こんな挨拶をする

ふるさとに関係あるような曲のときは 私のふるさとの話をする
小学校は信州の山の奥の そのまた奥の山猿と言われていましたよ
電気も無ぇ ガスも無ぇ 水道も無ぇ バスなんか見たこと無ぇ

遠足は それこそ 村の回りを一周して帰る
三年生のころ ようやく何キロも離れた街に出る
街のガキどもが 山猿が来たぁとはやし立てる



誇張ではなく ありのままの時代の風景
村祭りの曲では 鎮守様のそれは小さな舞台の話をする
映画は巡回のものを 4年生の頃初めて見た

夜は電気が無いから ランプ 昼間はホヤを毎日磨く
時には一升瓶を背負って 山越えて 石油の買出しに行く
季節の良いときは 野いちご 木イチゴが おやつになる

 
 60数年前は こんなに開けていなかった 道が舗装されている!

5年生の時に 東京へ出てきて びっくりしたこと
当時の山手線は 6両連結で走っていた 私が街に出てみた時は1両だもの
蛇みたいに それは長く感じたんだ

浅草の松屋は今も変わらない あの10階建てくらいが ものすごく高層に見えた
屋上から見る景色は ここは外国か?今亡き弟が母に大声で言った
お正月の映画は 立ち見もぎっしりで 途中から観て次の回 その場面で帰った

他の施設でも こうした話をする
みんな笑うけれど 共通する話で 頷いたり当時を思い出す
利用者さんに歳の近い私だから こうした話が出来 心も通い合う

1時間の間 一人で話し 伴奏をして歌わせる
親しさも信頼感も こうして増してくる
昨日は 初めての前回より 格段に歌声が大きく 笑顔が増えていた

前回は 始める前からスタッフに 音が大きくては他の方に迷惑がかかる
曲を演奏すると そんなに早くては 付いては行けないなど
過去 何年も他の施設に行っているが こんなこと言われたことが無い

まあ 初めて私もスタッフに会い 初めて利用者さんとの顔合わせでもある
回を重ねれば 理解もされようと 少し 気が重くはなっていた
ところが 2回目の昨日 びっくりするくらい対応が良くなっていた

この差が大きいから 一体何があったんだ?と思う位だった
到着して 広間に入ったら 既に利用者さんが全員揃って並んでいる
マイクも用意されている

遠慮しようと思ったキーボートの演奏も 前回よりかなり大きくしても大丈夫
勿論 利用者さんも 前回はいきなりの初対面 今回は笑顔が見えている
それこそ 私も気持ちよく進行して 皆さんもうたごえで応えてくれた

帰りになっても 事務所のスタッフさんも立ち上がって挨拶してくれる
ボランティアは何も求めないが こうして心が通い合うことが無上の喜びである
歌は 素晴らしい魔法のような力を持っていると また強く感じた


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