墨田のうたごえが終了してから 区役所内の葛飾北斎特別展に行った
葛飾北斎は墨田区内で生まれ 全国を歩き独特の画法を確立した
富嶽三十六景や東海道名所一覧など 数多くの作品を残している
90歳で没するまで 墨田界隈にも永く住み 名所絵も残した
これに因んで 亀沢町で生まれたあたりの道は 葛飾北斎通りと命名された
錦糸町にも近く 東京スカイツリーとの中間にある
無料かと思って 受付を通り過ぎようとしたら呼び止められた
すみません500円です 区民なら300円ですが・・・
ちょっと立ち寄って さっと見ようかなと思っていたくらいだから帰ろうとした
うぬっ これは? 受付に 65歳以上無料の案内が書いてある
これは? はい 65歳以上ですか?と聞かれる
はい 73歳ですが・・・・
失礼しました 65歳以上に見えなかったものでと謝られた
無料になったことが嬉しいことと 若く見られたことが なんとも複雑だった
中へ入ると 葛飾北斎の画やら資料が一杯 これは立派なものだった
東京スカイツリーがオープンしたことで この展望台の人気はすごい
まだ登ったことが無いが 遠くには富士山を始め 東京の街が俯瞰できる
街も人も車も遠くの山も おもちゃのようにパノラマに見えるだろう
このスカイツリーから見た景色 そのままに 葛飾北斎の俯瞰図が有った
東海道名所一覧 木曽路名所一覧 唐土名所の絵などである
空から鳥の眼になって見たように 立体的に描かれている
観光地の立体案内図のように それは見事なものである
いくら全国を歩いたとはいえ 頭の中で 空から観たように地図を変換する
更には 中国の俯瞰図まであり その想像力に神のようなものを感じた
浅草 本所 深川 亀戸 佃島 洲崎など 地域の絵も当時が偲ばれる
江戸だけでなく 岩国錦帯橋 三河八橋 榛名 妙義 房総鋸山もある
空を飛ぶ夢は 私も何回もあるが 俯瞰図は まさにその極致でもあった
うたごえが始まる頃 土砂降りの雨 遅れてきた方は少し濡れていた
さすがに40数名 これでも多いが いつも60名くらいの満席だから少なく見える
ここの うたごえは笑いが絶えず 曲の解説や 時にはジョークが受ける
来週は 区内の女性センターの行事に うたごえとして参加する
特にコーラスではないので 楽しく歌っている姿を見せてねと私が言う
曲は 里の秋 遠くへ行きたい たんぽぽ 山のけむりの4曲だけ
歳を感じさせない 若いうたごえ?が響く
お世辞ではなく 本当に若く聞える そして元気がある
こんな中心にいるから 私も少しは若く見えるかも知れない
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今日の誕生花 せんにちこう
花言葉 不朽 変わらぬ愛情