区内の北砂に東京大空襲・戦災資料センターがある
館長は多くの小説も書いている 早乙女勝元さん
東京の働く姿を描いた作品が多く 反戦・平和がライフテーマであると言う
私の若いころ 多分 美しい橋と言う 青春小説を読んだことがある
下町で働く少年と少女 白髭橋が舞台だったかと 今でも記憶している
昨日 ウオーキングで少し路地に入ったら この建物が目に付いた
建物の前に 可愛らしい女の子が立つモニュメントが眼に止まった
広島の原爆記念館を訪れたアメリカの少女達が 話を聴き戦争の悲惨さを学んだ
そして 世界中にこどもの平和像を建てたいと呼びかけたのがきっかけである
核兵器と戦争の無い21世紀 子どもが大切にされる社会 差別と貧困の無い世界
未来を創るのは私たち 子ども 学び 語り 伝え 共に平和な未来をと・・
東京の中高校生が 原爆や空襲の体験に学びながら 募金を集めた
2001年5月5日 ここに 世界の子どもの平和像が建立された
中に入ると小さな事務所と受付 展示は2階と3階にある
下町は昭和20年3月10日 300機のB29による無差別爆撃を受けた
罹災者100万人 死者推定10万人と言われる
これを含め東京は100回以上空襲を受けて 市街地の5割が消失したのである
この実態を知り 学び 戦争の・空襲の惨禍を再び繰り返さないようにしよう
展示物は各方面に渉り集められた
空襲直後の街の様子や 焼け残ったり 炭化した生活用品
戦時中の千人針 軍隊手帳 米穀通帳など
焼死体の写真や画も数々もある 仮埋葬所は 区内や墨田に集められて夥しい
香港や桂林 ドイツ・ドレスデンの空襲の惨禍も多くの写真が展示されている
大阪 神戸 横浜 函館 その他数多くの市街地が空襲を受けてきた
私の住む亀戸の旧中川では 夏に東京大空襲の鎮魂の為に灯篭流しがある
昨日は 香取神社の勝矢祭が 賑やかにバレードをしていた
あの 広島も パレードか華やかに催されていた
この平和な姿が いつまでも続くように祈るばかりである
過去を忘れず 過去に学び 未来を創り上げていく
私たち 大人と 未来の子ども達が受け継いでいくことだろう
最後までお読みくださいまして有難うございました
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