それはまるで 花のショーを見ているようだった
その名は さくら
青葉の時は 目立たないが 一斉に華やかな衣装を付けていた
レビューのように連なり 手を広げ 青空に羽ばたく
こんもりと幾重にも重なり 波を模り 山を模る
しなやかな手は 地上に届くように たおやかだ
白は雪のように 薄いピンクは 桃と梅と杏を織り交ぜたようだ
さあ 一緒に踊りましょうと 呼びかける
さくらと一緒になって 歌い 心はスキップする
もうすぐ 終わりです そんな声がする
ハラハラと果てしなく花びらが舞い散る
さくらの 短いショーのフィナーレだ
後に残していった 花びらが かすかに風に踊る
水面に浮かんだ フィナーレの余韻は 花筏となっていた
散歩道の花たち
今日の誕生花 きんぎょそう
花言葉 仮定 推測
東日本大震災の被災地への支援は いろいろな形で現在でも継続されている
私の親しいブログ友達は 現在 気仙沼にボランティアに行っている
60歳を過ぎて居る気功師の方で その施術を活かす活動だ
被災から一年以上過ぎても 心の傷が深く 不眠症に悩む方への施術が有効らしい
更には これからも増える花粉症に悩む方にも 効果があると言う
遠く静岡から宮城まで行って 悩める方の解消に尽くす心意気に感銘を覚える
言うは易く 実行が伴わないのが 世情である
がれきの問題も ようやく 少しではあるが進歩が見え始めた
ある方は言う がれきの処理に30年掛かるなら 現地の雇用に役立つではないか
街を歩けば がれきの山がある
この処理が進まねば 復旧や再開発が かなり遅れること必至ではないか
自分だけ 幸せになって 他の方の幸せを思わないなら哀しいことだ
三春の滝桜 本当に滝のように見える
昨年は いずこの地も 花見は自粛された
旅行にも そんな気分にもなれず 東北をはじめ 観光産業は打撃を受けていた
ある程度 消費が促進されねば 国民総生産は落ちて 全体の不況も抜けられない
東北被災地などのツアーに対しては 心情的にも敬遠されてきた
被災地の方の 深刻な状況を見るに耐えない
自分達だけが 旅行などで訪れて良いのか
二の足を踏む心境は 仕方ないことでもある
観光産業の裾野は広い 雇用だけでも考えてみよう
まず 現地の鉄道 バスに乗る この関係者も多い
列車バスの運転士 車掌 駅弁 駅に働く方 保線の方など
宿泊をする 宿の従業員の雇用 食材納入業者 農家や漁業の生産品の消費
土産物屋の加工 販売に携わる方
昼食のレストランでも同じだ
観光地のお店 遊覧船 施設の見学など あらゆるものに関係してくる
間接的な支援は 観光の再振興でもある
仕事が無い方へ 現地で仕事が出来ることが 一番良いことだ
旅行社が 東北応援ツアーを企画実施していた
最初は ためらっていた参加者も 徐々に増えつつある
最近では 被災の前の年の 20%増しまで増えた
被災地の現状を見て 理解を深めることも大切である
被災地の方の話を聴いて 自他共に意義あるものに変えていくこと
ツアーの中には 現地の方の語り部のように お話を聴く機会があるコースもあった
ツアー参加者へのアンケート結果も公表された
最初は行くことをためらっていたが 行って良かったと大部分の方が答えた
そして また訪れて見たいと言う
何より こうしたことを通じて 今後も支援の活動に参加したいと認識を深めたとも言う
これからの東北は 桜が次々と開花してくる 感動の名所は数多い
三春の滝桜 福島花見山 北上展勝地 盛岡石割り桜 角館 弘前と限りなく多い
観光も思い切って 訪れて欲しいと願う
弘前城址公園の見事な枝垂れ桜
願わくば どこにでも居る常識はずれな行動だけはしないで欲しい
被災現場でピースをして記念写真を撮る方 ただ意味もなく倒壊家屋など撮る方
酒を飲んで 被災地を彷徨する方には なって欲しくない
花が終われば東北は 新緑の渓谷や山も良い
レトロな街の散策もある
温泉は数多くあり 西日本と比べて 素朴で宿泊単価も安いのが魅力である
今日の誕生花 どうだんつつじ
花言葉 節制
桜の花は他の樹に比して その華やかさは 比べようもない美しさだ
花のいのちは短くてと表現された この花も桜を示すのだろう
開花して およそ7日 花びらが舞い地上を彩る
この華やかさと 散り際が 日本人の心情にもあって 心のDNAも古来から伝承されている
桜は あの華やかさを忘れたかのように 葉を茂らせる
桜を観て 感動と心の浮き立った日も 心の中に刻まれていく
1キロも続く仙台掘公園の桜
桜に想いを寄せて 小説や詩に表すことも多い
願わくば 桜の樹の下に眠りたいと言う書もあった
こんなに多くの桜が 各地で観られることにも感謝である
地元 亀戸緑道の桜 以前は都電が走っていた
風誘う花よりもなお我はまた 春の名残をいかにとやせん
先日 施設で妹が歌った 忠臣蔵の中にも挿入されている辞世の句
浅野匠守が悔しい想いを果たせず 無念の心を桜に託した
風に散る花も名残惜しいが 自分の思いも果たせず散る我が居る
その無念はいかほどか 何とかして欲しいと歌に託した
辞世の句は 立ち会った方の記録に留められている
桜が華やかに咲いて そろそろ散りだすと 何故か このフレーズが蘇る
さくら さくら
まだ周辺にも 少し緑を彩らせて 名残りを惜しませてくれる
今日の誕生花 いちご
花言葉 誘惑 甘い香り
満開の桜を散らす春の雨 予報では荒れると言っていたが 外れて良かった
昨日は下町のうたごえ 東大島文化センターに行く
心配はしていても 皆様の顔が集りだすと やはり嬉しい
遠い鎌倉からも何度も参加してくれる ブログの仲間もいる
今日初めてという方も居た
そして いつもの笑顔いっぱいの仲間たち
こうして楽しい うたごえの時間となる
参加された皆様は 楽しかったよと言って帰り際に挨拶される
その上 座っていた椅子の片付けまで みんなで手伝ってくれる
この気持ちも 素直に嬉しいし感謝である
うたごえの伴奏は もともと自分が楽しみにしていることだ
好きな歌の数々を ピアノで伴奏する
心の中からワクワクする実感があり なんだか若い自分がある
自分で いつも そう思う
お前は幸せな奴だ
今日の誕生花 あんず
花言葉 誘惑 乙女のはにかみ
それぞれが違う道を歩いて何十年だった
行き来はするものの 同じ場所に二人で立つことは無かった
勿論ジャンルは違うが ようやく実現した私にとっても嬉しいことである
昨日は いつものように 踊りのグループと介護施設に行く
火曜日と言うことで若干 デイの方たちの顔ぶれは違う
楽しそうに踊りを観ていたり 私の伴奏で歌ってくれた
妹は一曲だけ セリフ入りの大忠臣蔵
施設で歌うのは始めてて゛ 少し本調子には無い
それでも懸命に歌う姿に 拍手が寄せられていた
妹の これまでは仕事の都合で 平日の参加は出来なかった
ようやく これから 施設へのボランティア出演も出来るだろう
埼玉・八潮からでは遠く 地元でお年寄りを喜ばせて欲しいものだ
今日は これから雨模様
下町のうたごえが午後にある
出足が鈍らないで欲しいと願う
桜も満開の姿を数多く見た
今日を境に 花は散り 変わって多くの若葉が見られる
四季の移ろい 感性を更に深くしてくれる
今日の誕生花 ヒヤシンス
花言葉 スポーツ 遊戯