お楽しみはこれからだ❣️

本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

文庫の歴史

2005年02月06日 | 本・雑誌・漫画
文庫本の歴史は、思うほど、古くない。僕が小学生の頃までにあったのは、「岩波文庫」「新潮文庫」「角川文庫」の三社のみだった。ちょうど中学に入る頃に「講談社文庫」が発刊され、次々と各社が競って文庫を出し始めた。「講談社文庫」で「宮本武蔵」を読んだのはその頃で、文庫を読んでいると、「大人」になったように思えた。最初に読んだ文庫は司馬遼太郎の「風神の門」で、文庫はそれ以来の付き合いである。ただ、今、僕が懸念しているのは、新刊が単行本で出て、すぐ文庫になり、売れないと数ヶ月で絶版になってしまう事だ。或いは、映画関係の専門の本とかは、すぐに買わないと手に入りにくくなる。「つんどく」が増える訳だ。DVDしかり、家中、ソフトの山が出来そうだ。一体、人間は何冊くらいの本を一生で読むのだろう。映画もしかり。
さっきまで、「100年前の日本」という写真集を見ていた。情報の少ない1880年から1900年にかけて、日本のいろんなところを撮った写真を見ていると、情報の量も少ない方が「自分でものを考えたり」「人間関係をたくさん作れたり」したんだろうなあと、思った。それとこの写真集に出てくる人のほとんどすべてがもうこの世の中にいないと思うと、「何を大切にして、一生を送れば良いか」考えてしまった。答えはまだ出てこない。というより、周りの人が出してくれるのだろう。今月45歳になる僕。いろんなことが頭の中を交錯している。
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サイドミラー

2005年02月06日 | 鉄道・車・タクシー・バス・飛行機
今日、車に乗っていて気がついた事があります。ほんとにささいな事です。車にはサイドミラーというのがありますよね。今の車はほとんど、そのサイドミラーがドアミラーになっています。しかし、タクシーだけは、昔ながらのボンネットの前の方についているサイドミラーになっているのです。気がついてから見かけたタクシーはすべて、ボンネットについていました。何か、法律上の規定があるのかなぁと思ってしまいました。それがどうした、と言われれば、それまでの事なんですが。
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「空」が見られるという権利

2005年02月06日 | エッセイ・日記・意見
新宿西口を30年あまり、定点撮影した写真展が開かれているという記事を読んだ。その記事の骨子は、30数枚の写真を見ると、元々、淀橋浄水場だった西口に高層ビルがたくさん建ち、変化が起きている。それは何かというと、写真の中で、「空」の占める割合だ。最初は7割くらい「空」だったのが、現在では3割くらいになっている。田舎から出てきた人がまず驚くのは、「東京という町は真上を見上げなければ、空が見えない場所が多い」という事だ。僕の勤めている汐留でも、やはり、高層ビルのおかげで、かなり真上に近い方を見ないと「空」は見えない。「地平線」や「水平線」など、見えるはずも無い。30年前の新宿の写真ではちゃんと地平線が見えているそうだ。今、地平線を見に行こうと思ったら、どこへ行けばいいのだろう。
関西の良いところは以前も書いたが、海や山がどこからでも見える事だ。そう言う事が人間を安心させる。今からでは遅いだろうが、これから、高層ビルを建てる際、「空」の事を考えて、決断すべきではないかと思う。母の実家の岡山に行くと、夜、星が降ってくる程、鮮明に見える。大自然の中に自分がいるんだなあと実感できる。密かな幸せである。
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ヒッチコック演出の「ヒッチコック劇場」は素晴らしい。

2005年02月06日 | テレビ番組
昨日、DVDで「ヒッチコック劇場」を見た。全四巻で、すべて、ヒッチコックが演出したものが収められている。ヘンリ・スレッサーとか、僕の読んだ短編小説が映像化されている作品も多い。でも、ヒッチコック流に、大胆にストーリーがアレンジされていて、映像も力強く、かつ、繊細で面白い。映画監督でテレビに早い時期に入っていた映画監督はヒッチコックと木下恵介だろう。逆に、シドニー・ルメットの様に、テレビを作っていて、映画監督になった人もいる。スピルバーグもその一人だ。「激突!」という映画はアメリカではテレビで放映されて、好評を博した。それで、アメリカ以外の国々では、映画として公開される事になった経緯がある。
いずれにしても、CMを抜いてあるので24分くらいの間で、緻密に計算された「ヒッチコック劇場」を見るのは至福の時である。少し高かったが、出た時に買っておいて良かったと思う。今ではDVDショップでも見ないので。
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百貨店の包装紙でイメージが変わる!?

2005年02月06日 | エッセイ・日記・意見
「同じもの」を贈られても、百貨店の包装紙で、「高くて良いもの」に見えたり、「安物」に見えたり、僕はします。東京なら、「伊勢丹」「高島屋」の包装紙が前者でしょうか。「近鉄百貨店」「松坂屋」が後者でしょうか。
大阪では「阪急百貨店」「高島屋」だと高く見え、「近鉄百貨店」とかだと安く見えると考えるのは僕だけでしょうか。これは全くの私見です。特に「近鉄百貨店」さん、ゴメンナサイ!
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通勤電車の車内で映画を・・・

2005年02月06日 | 映画・DVD・ビデオ
「スペース・インベーダー」が流行った頃は、大学生だった。「ヘッドオン」「平安京エイリアン」とかのゲームも流行っていた。その頃はよくゲームセンターに行ったのに、今、子供達がゲームボーイアドバンスでゲームをしていても、僕の触手は動かない。子供達に隠れて、「電車でGO!」が出た時は、プレーステーションを買い、やってみたが、ゲームの映っているテレビ画面を見ていると、目がしんどくなる。最近、サラリーマンやOLでも通勤電車の車内で、携帯電話を使って、ゲームをしているのをよく見る。たまにはパソコンで麻雀とかはやるが、それ以外はゲームに対しての興味は薄い。多分、何人かで一緒にするボードゲームなら、やりたくなるかも・・・。
通勤電車の車内で、モニター付DVDプレーヤーで、映画を見ていたおじさんがいた。勿論、音声はイヤフォンでだ。よくあんな混んでいる電車の中で、映画に集中できるなと、ほとんど感心の領域まで行ってしまったが。東京で二時間通勤のサラリーマンは珍しくない。という事は、朝、映画のDVDを二本持って往復すれば、毎日二本ずつ映画が見れてしまう。映画好きの人にはリフレッシュになるのかもしれない。
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「王将」が好きな大阪人

2005年02月06日 | 料理・飲み物・食べ物
東京に住んでいて、不便だと思う事の一つに「王将」という安い中華料理屋のチェーン店が少ない事です。新宿三丁目にはありますが。「王将」にも二つあって、「京都王将」と「大阪王将」。一般的に僕らが通っていたのは「京都王将」です。京都では「皿洗いをしたら、「食事はただ」という店も大学生狙いでありました。とにかく、安い。そして、注文してから出てくるまでが早い。なにせ、オーバーに言えば、「天津飯」の「てんし」ぐらいで、すでにものが出てくる勢いです。東京でギョーサーを食べたら400円くらいは軽く取られますが、当時の「王将」の餃子は130円だったと思います。どの料理も脂っこく、体に良いとは思えませんが、どうしても「王将」で食べたくなる時があるのです。
つまり、普通の焼きそばではなく、「日清やきそば」をとても食べたくなる瞬間があるのと一緒です。僕だけなのかなぁ。
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デパートの大食堂は今でもあるのでしょうか。

2005年02月06日 | 料理・飲み物・食べ物
デパートの大食堂というのは今でもあるのでしょうか。子供の頃、親に連れられて、神戸の「大丸」に行き、大食堂で「お子様ランチ」を食べた記憶があります。丸テーブルで、中央にお茶の入ったやかん?とその周りに「大丸」のマークのついた湯飲みが円形に並べられていた様に思います。
また、特別な日(例えばクリスマス)などには神戸・元町通りの「不二家」の二階でご飯を食べ、帰りに、「パラソルチョコレート」や「ペンシルチョコレート」を買ってもらいました。東京にも不二家はありますが、郊外型のレストランになっていて、味は美味しいのですが、昔、神戸で入った「不二家」とは雰囲気が違います。
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NHKが無くなる日

2005年02月06日 | テレビ
今、NHKと朝日新聞が、放送前の番組を政治家に見せ、「内容を変更した」問題で、両者間で揉めていますが、ニュースを見ていると知らなかった僕がアホですが、NHKの予算は国が決めているのですね。(まちがってないよね)国民の視聴料でなりたっているNHKです、と何年か前にNHKで言っていたので、そんなことで決められているなら、もっと早く視聴料を払うのを止めれば良かったと思いました。民放も、総務省の認可事業ですから、ここにも、政治家の意見が入ってくる余地があるような気がします。それにしても、「エビションイル」の「引き際の悪あがき」「NHKの官僚体質」には、ニュースを見る度、うんざりします。これで、1億2000万の退職金を貰っていたら、不払い運動はもっと加速するでしょう・・・ね。
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ユニクロでセーターを買った日

2005年02月06日 | エッセイ・日記・意見
着る物に全く無頓着な僕ですが昨夜の飲み会に行くのに、慌てて家を出た為、セーターを着るのを忘れ、西武新宿駅の上のユニクロで、1990円で、オレンジ色のセーターを買いました。もう、「春もの」なんですね。普段、着る物を買う事がないので、ちよっと嬉しい思いでした。オレンジ色のセーターに青のジーンズ。44歳で、このコーディネートを着こなせていたかどうか分かりませんが、会場であった人達は、僕が普段背広姿なので、僕と分からなかったみたいです。
20年「番組制作」にいて、今は別の部署にいますが、自分の中で大きく変わったなあという事は、「制作時代」は、背広を着るのは記者会見だけ。後はジーンズとセーターとかのラフな服装だった事、もう一つは定時に行かなくて、直接ロケに行ったり、徹夜で編集に付き合い、翌日、休みにする、など時間の管理が自由にできた事です。
今は午前10時出社、18時に退社という規則正しい仕事の時間。午前10時出社が前日飲んでいるとキツイのです。こんな事書くと、銀行やメーカーの人は8時出社なんて当たり前ですから、文句も言ってられませんが。この時間の事を妻に話したら、あの「制作」での超不規則な生活を続けていたら、体も精神も壊していたよと言われ、年齢の事も考えるとそうかなあと納得した次第です。
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癌からの生還~抗癌剤と放射線治療とお酒

2005年02月06日 | 病院・薬・病気
昨夜は新宿ゴールデン街のいつも行く店の会長K監督の「癌全快を祝う会」に出ました。集まったのは60人あまり。監督の人柄がこんなにたくさんの人を集めたのでしょう。午後7時から始まって、午前0時前まで、ワイワイと場は盛り上がりました。監督は以前、初期の胃がんで胃の三分の一を取り、今回は進行性食道癌。医者に「手術」を勧められたそうですが、断り、60%の成功率に賭けて、抗癌剤と放射線治療を何度か受け、入院していない時は、酒を飲んで自らアルコール消毒をし、今回の全快に至ったのでした。お店に20年以上通われている方も多く、午前0時から、多分、朝までコースの飲み会になったのでしょうが、僕は一次会でしたたかに酔い、蕎麦を食って帰宅しました。僕自身、「自分の死」に関わる病気をしたことが無いので、実感が分かりませんが、監督の様に、堂々と酒を飲んでは治療という事は精神的にできないだろうなぁと思った次第です。とくにもかくにも良かったです。人間、一期一会と言いますが、たくさんの人の「愛」に支えられて生きているんだと感じた昨夜でした。
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