妻の実家のお風呂は数年前、改造され、一定の温度とお湯の量を自動的に保つシステムになっている。だから、誰か先に人が入っても、減った分を自動的に足して、冷めたお湯の温度を元の温度に戻してくれる。素晴らしい限りだ。
昔は、お風呂の横にガスの湯沸かし器があり、水を吸い込む口と、熱くして出す口がついていた。熱くして出す方に近づくと、アッチッチという訳だ。僕の実家も今の自宅もそうだが、別のところにある給湯器で、お湯を入れる。うちはガスで、実家は夜間の安い電気を使ってお湯を沸かす。だから、実家に住んでいる時、大晦日で大掃除して、お湯を大量に使うとお湯を溜めたタンクが空になって、水しかでなかった。
僕はアトピーなので、毎日風呂に入らないと気が済まない。もちろん、シャワーでもいいのだが。だから、登山とかにはなるべく行きたくない。山小屋に風呂やシャワーが付いていない為だ。汗の付いたまま、寝るのはとても耐えられない。しかし、僕の同期の友人はひどい低血圧で、夜入らず、そのまま寝て、朝、二時間、風呂に入るそうだ。そうしないと、あたまも体も起きないとの事。だから、起床から、出勤まで二時間以上かかる。ぼくなら、ご飯さえ食べなければ、10分あれば、歯を磨き、顔を洗い、背広に着替え、出勤できる。
人、様々である。

