越後湯沢駅の待合室で、家族で列車を待っていたときの事です。後ろの列に座っていた次男が突然、「ゲロ!」と叫びました。慌てて、妻が次男の口元に手を持っていくと、そんなに多い量ではありませんが、手の上にゲロを吐きました。三日間のスキーでの大暴走で、胃腸の方も疲れていたのでしょう。妻は大騒ぎ。列車の時間は迫っているし・・・。とりあえず、「手ゲロ」をしっかりとつかんだ妻は新幹線に飛び乗り、すぐトイレに行って、手を洗っていました。次男は乗るとすぐ何事も無かったかのように、東京駅まで爆睡していました。今は三人とも夢の中です。
皇族の方が今日、ナスパ・ニュー・オータニ・リゾートに来られるという話を布団を上げに来たホテルのおっちゃんから聞きました。なんか、嬉しそうでした。「これから、皇族の方がお着きになるので、ロビーは騒がしくなりますよ」と興奮気味に問わず語り
で、教えてくれました。
僕が今日、スキーに行く為、ロビーで家族を待っていると、皇族の方々が通られました。ニュー・オータニの女性の授業員が引率をしながら、「今日、快晴になったのは、殿下の日頃の精進の賜物ですね」と、言っていたのが印象的でした。やはり、こういうホテルだと、皇族の方々やVIPをお迎えする時の「マニュアル」があるのかなぁとそんな想像を膨らませているうち、あっという間に、特別な通路の方に皇族の方々は行ってしまわれました。
で、教えてくれました。
僕が今日、スキーに行く為、ロビーで家族を待っていると、皇族の方々が通られました。ニュー・オータニの女性の授業員が引率をしながら、「今日、快晴になったのは、殿下の日頃の精進の賜物ですね」と、言っていたのが印象的でした。やはり、こういうホテルだと、皇族の方々やVIPをお迎えする時の「マニュアル」があるのかなぁとそんな想像を膨らませているうち、あっという間に、特別な通路の方に皇族の方々は行ってしまわれました。
スキーに行って、泊まったホテルの大浴場に、長男と次男と入浴に行きました。露天風呂もあり、さすが、ニュー・オータニという感じで、もちろん「サウナ」もついています。僕がやせようと、サウナに入ると、二人の子供も一緒に入ってきました。しばらくして、次男がサウナ中、聞こえる声で、「お父さん、オナラがでそう」という間もなく、プーという音が聞こえてきました。見知らぬ大人も何人か入っていて、とってもとってもカッコ悪かったです。プーの後、静かに、一人の男性が立ち上がり、何事も無かったかのように、サウナを出て行ったのが印象的でした。
スキー場も国際化しています。アメリカの人がいたり、中国か台湾か香港の人、そして、韓国の人も来ていました。黒人も見かけました。これも、「スノーボード」の性なのでしょうか。スキーをしたい外国の人にたくさん会いました。
それと、幼児を抱いて、ストック無しで、滑っているお父さんを何人か、(子供をおぶって、滑っているお母さんもいました)見ました。当然、スキーが上手いと出来ない事だし、スキーが大好きなのでしょう。でも、抱かれたり、おぶられている幼児は、何を思っているのでしょう。「寒いから、嫌や、帰ろ」とはまだ言えない年齢の幼児ですから。なんかのトラウマになってしまうのでしょうか。家族、それぞれですね。
それと、幼児を抱いて、ストック無しで、滑っているお父さんを何人か、(子供をおぶって、滑っているお母さんもいました)見ました。当然、スキーが上手いと出来ない事だし、スキーが大好きなのでしょう。でも、抱かれたり、おぶられている幼児は、何を思っているのでしょう。「寒いから、嫌や、帰ろ」とはまだ言えない年齢の幼児ですから。なんかのトラウマになってしまうのでしょうか。家族、それぞれですね。
子供は凄いと思いました。小学校6.4.1年生の三人いるのですが、三人とも、スキーは三度目。しかし、果敢に中級コースにトライしていたと思ったら、アッと言う間に上級コースを制覇。できるのは、「直滑降」と「ボーゲン」だけですよ。皆さん、聞いてくれます。傾斜30度の斜面をこけながらも何度も滑りに行くのです。親が怖くて行けないから、リフトから「上級コース」で倒れているのを見ても写真を撮るくらいしかできません。三人とも、ナスパのすべてのコースを制覇しました。僕は最近太り気味なので、倒れたら、恥ずかしながら立てないのです。カブトムシが引っくり返った様に、もがいてばかり。ビンディングがきつくて、トイレとか行く時、外すのも、レストハウスの前で10分くらいもがいています。そしたら、知らないおばさんがビンディングの後ろを踏んでくれて、やっとスキーから靴が離れました。自分でやろうとすると、横腹の贅肉が邪魔して、力が入らないという悲惨な「中年のおじさん」になってしまいました。
スキー場が空いているのです。20数年前、休みの日のスキー場のリフトは30分~1時間待ちが当たり前でした。今回行ったのは、ナスパニュー・オータニのスキー場。ここは「スノーボード禁止」なんですね。だから、余り若者がいません。それと以前に比べて、リフトも三人乗り、四人乗りが当たり前ですから、かつて、一人乗りしかなかった、スキーを始めた30年前から比べると隔世の感があります。だから、三日間で、アホほど滑りました。リフトの待ち時間がほとんど無いということは、リフトの上に乗っている時と昼食の時以外は滑りっぱなしですものね。僕も妻も貧乏性なので、一日のリフト券を買うと、有効時間の午後五時まで、目いっぱい滑るのです。ホテルに早めに戻って、温泉に入るとか、部屋でゆっくりするとかしていては「落ち着かない」からです。おかげで44歳の僕の体はボロボロ。でも、運動する事はいいなあ~と思いました、大自然の中で。
今日、スキーから帰って来たのですが、「おばさんパワー」の凄さに少しビックリ。指定席も自由席も満席だったのですが、そのおばさんは「指定券」を持っておらず、ただ座りたい為に、「指定席」の空いている席に、「空いてるから、来るまでいいよね」と言いながら、座ってしまいました。二つ目の駅くらいで、その席の乗客が来たので、慌てず騒がず、さっと席を立ち、二列くらい前の空いてる「指定席」にまた座ってしまったのです。僕なんか、小心者ですから、「検札が来たらどうしよう」とか、「その指定席券」を持っている人が来たら気まずいだろうなぁと考え、立っているか、連結の部分に座ります。何故なら、「指定席券」を持っている人からみたら、そこに誰かが座っている事は「真新しいイスの背にかかっている布をそのおばさんに使われた中古」という風に僕は考えてしまうので。やっぱりダメですよねえ・・・と言ったって多分、そういったおばさんに怖いものは無いのかもしれません。
北海道の「音威子府」という町を知っていますか。僕が大学時代、北海道に旅行した時には、「音威子府」から、「天北線」の列車と「羽幌線」の列車と、自分が「稚内」に行く為の「宗谷本線」の三系統の連絡がありました。僕の乗った列車は「音威子府」に近づくと、「乗り換えの案内」をするのです。驚いたのは、「羽幌線」の「乗り換え」。まだ、夕方なのに、「羽幌線をご利用の方は、明朝7時○○分の列車に接続です」と車掌のアナウンス。全然、接続してないやん、と北海道の広さを知りました。「羽幌線」に乗る乗客は「音威子府」の待合室で寝るのかなあ。今は、その「羽幌線」も「天北線」も廃線になってありません。あののどかさというか、おおらかさが好きだったのに。