お楽しみはこれからだ❣️

本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

元旦に家族は「ハリー・ポッター」を観に行った。満員だったそうだ。

2006年01月01日 | 映画・DVD・ビデオ
菊豆

ジェネオン エンタテインメント

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元旦。妻と子供達、妹の家族は『ハリーポッターと炎のゴブレット』を観に行ったが、年末の仕事疲れ・飲み疲れか・・・母と二人で留守番。床に寝て、本を読み始めるが寝てしまう。
どうしても、『ハリーポッター』とか『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズには触手が動かない。しかも、上映時間が2時間を越すと知った段階で、どんな映画も観る気力を無くす。中学・高校・大学時代は、名画座で2本立て、3本立てを平気で観られたのに・・・。

上映時間だけで言えば、1時間40分位が僕にはちょうどいい。最近、映画に行っても2本に1本は暗くなった途端に寝てしまい、起きた時には、映画は1時間くらい上映が終わっている。知り合いの5歳上のプロデューサーは「映画に行って絶対寝ない」と言っていたから、本当に「映画が好き」なのだろう。

今観たいのは、『SAYURI』。原作を単行本が出た時読んで、アメリカの作家がよくまあここまで、京都の舞妓さんの世界を書けるなあと感心したものだ。
あとは、今月公開になる「チャン・イーモウ監督」の最新作。高倉健が主演で中国で撮影されたものだ。この監督の作品は『赤いコーリャン』からずっと観ている。『菊豆』とかの初期の名作もあったが、途中スランプになり、『初恋のきた道』で復活、『HERO』ではCGの使い方、ストーリーで僕的には失敗た゜と思ったが、『LOVERS』では少し力を取り戻してきた。

やっぱり映画は映画館で観るのが最高だと思うし、妻や子供達と一緒に観る良い機会だったが、今日は気力が湧かなかった。そういえば、父と二人で始めて観た映画はパニック映画のハシリの『ポセイドン・アドベンチャー』で、今は「ナビオ」になっているところにあったロードショー館「北野劇場」で観た。父はイビキをかいて寝ていたと思う。

大学を受験した時も、父は東京までついてきてくれたが、父のイビキで僕がなかなか寝付けなかったのを思い出す。「チサンホテル」だった。

初めて、友達と自分の小遣いで観に行ったのは、『パピヨン』というスティープ・マックィーンとダスティン・ホフマン主演の映画だった。中学1年か、2年の頃、場所は神戸・三宮「阪急会館」。阪急電車の三宮駅の横にあった映画館で、電車の音が上映中によく聞こえてきた。この三宮駅には「阪急会館」「阪急シネマ」「阪急文化」「三劇」「三映」と5つの映画館があり、「阪急文化」は名画座で、500円で旧作を2本観られたと思う。『タワーリング・インフェルノ』や『JAWS』等の話題作は神戸そごうの南にあった国際会館の「国際松竹」
で観た。桜田淳子の映画デビュー作『スプーン一杯の幸福』を観たのは同じビルに入っている「国際日活」だ。
ついでにいうと、神戸新聞の入っていた「新聞会館」には、「新聞会館大劇場」と「スカイシネマ」という二つの映画館があり、ここにもよく通った。『ベンジー』という可愛い犬の映画も観たし、『十戒』や『チャップリン特集』も観た。今、1995年の「阪神淡路大震災」で、それらの映画館も無くなってしまったり、統合されてしまった。懐かしくも寂しい記憶である。



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フィルムコミッションの存在意義は大きい。

2006年01月01日 | テレビ
ドラマや映画の撮影の時、大変なのが「ロケ場所の許可関係の手続き」、そして地方ロケの場合は、「エキストラをどうするか」である。

アメリカでは、かなり前から、「市」や「市警」などが映画の撮影に協力的で一般市民も「撮影」には理解を示していた。だから、ロスフリーウェイを通行止にしたり、ニューヨークのフィフスアヴェニューを使ってロケをする事が可能。

かつて、「ブラック・レイン」というパラマウント映画の大掛かりな撮影が大阪であって、「大阪府」「大阪市」「大阪府警」が全面的に協力し、普段、僕たちが「ロケ申請書」を出しても、絶対撮影許可が下りない場所でバンバン撮影していて、いかに「ハリウッド映画」の権威が強いのと、地元のテレビ局のドラマ撮影に対する公共機関の態度の違いに「怒り」を通り越して呆れたものである。確かに、「ハリウッド映画」の方が宣伝効果は格段に大きいし、そういう意味では差別されても・・・でも、大阪に根付くテレビドラマの撮影も同等のレベルで許可を下ろして欲しいと思ったものだ。

嬉しい事に、ドラマや映画の撮影に関して、現地でコーディネートしてくれる「フィルムコミッション」という窓口が地方自治体によって各地に作られ、撮影の許可関係から、現地でのエキストラの手配まで、やってくれる様になり、とてもいい時代の流れだと思う。

やはり、現地に住んでいる人は「こんな場所」というのを監督から伝えれば、その土地の情報をたくさん持っているので、一からスタッフが探すのとだいぶ違ってくる。また、地元の人が頼んでくれれば、ロケ地を貸してくれる可能性も高まる。

そして、そのドラマや映画がヒットすれば、その地方の大きな宣伝になり、両者ともにメリットがある。

東京で言えば、「京王電鉄」。余程の例外で無い限り、鉄道の駅やホーム、車内を貸してくれるのは京王線だけである。だから、どのドラマを見ても、映っている車両やホームは「京王線」。これは、「京王電鉄」の大きな宣伝になっていると思う。確かに、「安全第一」で乗客を運ぶ鉄道会社は、「撮影」等という、たくさんのスタッフが来て動き回り、電車のドアを開けたり閉めたりする事に関して、神経質になって当然だと思う。
東京はドラマや映画の撮影も多いので、過去にトラブルとかがあって、だんだん貸してくれる鉄道会社が無くなってきたのかもしれない。京都のお寺でもそうである。「清水寺」などは昔、「清水の舞台」でちゃんばら映画の撮影が行われ、いろんなところに傷をつけられたので、一切撮影はお断りと言われた。その時は、仕方が無いので、清水寺の風景だけを境内の外から撮り、「舞台の上」は奈良の「長谷寺」の舞台を借りて撮影した。

そんなこともあり、「京王線」で撮影する時は神経を使う。まずは「乗客最優先」。そして、スタッフにホームの端には寄らない様に指示を出し、決められた撮影時間の中で撮影を終了する。
「京王線」での撮影でよく使われるのは、「東京競馬場正門前駅」である。もちろん、競馬開催日で無い日。ホームの撮影をここで撮り、車内は「正門前駅-東府中駅」間を何往復もして撮影。
もちろん、CM等は、一編成借り切って、撮影しているのだろうが・・・。

いずれにしても、ドラマや映画で鉄道のシーンを「京王線」で撮れなくなると、とっても困る。だから、細心の注意を払って撮影の望むのである。





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今、「吉本新喜劇」が面白い・・・らしい。

2006年01月01日 | 笑い
2006年元旦、大阪は良いお天気。おせち料理とワインでほろ酔い加減。パソコンの調子が悪い。宅急便で大阪に送ったせいか。

今の「吉本新喜劇」が面白いらしい。妹と姪から聞いた話。東京では、テレビでも見る事ができない。今度、大阪出張があったら、なんばグランド花月に見に行ってみよう。

東京で暮らしていて感じる事は、「大阪にいるようにボケ」ても、「ツッコミ」役の人がいない。つまり、「笑いがすべっている」のである。僕は「歩くスキー場」と言われている。つまり、「すべってばかりいる」のである。

今回、帰省して思ったのは、関西人は「好奇心が旺盛で、何事にも関わろうとする人が多いという事」である。道を訊けば、親切に教えてくれるし、何か買う時でも、「人と人の距離感が近い」と感じる。

「ボケ」て、「ツッコム」という行為は、人間関係を円滑にし、近づけていく、一つの仕組みだと思った。

それを子供の頃から、友達同士で、或いは、テレビで擦り込まれている「関西人」の先祖は「商人」。
「商人」は、常に「人間関係の距離」を敏感に感じ、「お客」とやり取りをし、少しでも、高い値段でものを売り、リピーターを増やすという仕事である。その感性が関西人に根強く残っているに違いない。

東京で生まれ育って、大阪に来た人にとっては、「その人間関係」が「見にまとわり付く様」で鬱陶しいのかもしれない。

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