お楽しみはこれからだ❣️

本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

「株」。

2006年01月26日 | エッセイ・日記・意見
「株」が個人投資家の間でもブームである。「週刊現代」「週刊文春」「写真週刊誌」にまで、「今、どこの株を買うと儲かるか?」というページが増殖しつつある。

僕自身と言えば、今から20年近く前、まだ独身、大阪でドラマ漬けだった頃、親しい助監督に薦められ、「ソニー」と「阪急電鉄」の株を150万円位で買った。その後、どちらの会社の株価も「買値」より下がり、両方の株を売っても「買値」の半分位にしかならない時代が続いた。新聞の株式欄も見なくなり、15年位、そのままの状態で、放置されていた。

数年前、「ソニー」の株が上がり始めた。僕が売ったのは「買値」と同じ位だったが、その後、「ソニー」の株は110円まで行き、我慢していれば30万円位の利益が出たはずだ。

そして、今年、村上ファンドが「阪神電鉄」の株を買い漁ったので、「阪急HD(阪急電鉄)」の株価も上がり始めた。「阪急」が上がる要因は、「阪神の株上昇」だけではなく、「阪急電鉄」が土地を持っている事、傘下に「東宝」という「映画ソフト」をたくさん持った映画会社があるという事も関係していたと思う。結局、「阪急」の株は、「最安値」だった時の約2倍で売れたのだが、「ソニー」と合わせると、結局トータルで、150万円が20年弱で手元に戻ってきたというだけである。

知り合いは、毎朝、「株の売買」をして仕事に出かける人なのだが、「ライブドア」の株を持っていて、結局1000万円、損をしたと嘆いていた。まあ、サラリーマンでは無いので、損はしたとはいえ、お金的には大丈夫だろう。

「いろんな投資」や「年金対策の賃貸マンション経営」の勧誘電話が会社にも自宅にもかかってくる。でも、僕はすべてお断りしている。

「株」をやるなら、相当勉強して、資金もある程度無いと厳しいと思う。
「競馬」が好きな人は「目を輝かせて」競馬の話をするが、「株」も含めて、「何かに資金をかけるという行為」に僕はほとんど興味が無いので、もう「株」をやる事は無いだろう。その代わり、自宅には確実にAmazonから週に2~3回は「本やCD、DVD」が届いている。「ネット・ショッピング」にははまってしまった。

本で3000円とかになると、「高い」という「意識」があるが、「飲み屋」で3000円というと「普通」になる。「株取引」で3000円では、「ほとんどの株は買えない位、安いという意識」。
同じ金額でも、人間の感じる「お金の価値」は、「相対するもの」によって、確実に違ってくる。「お金は諸刃の刃(やいば)」なのかもネ。
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『絶対数』。

2006年01月26日 | エッセイ・日記・意見
『絶対数』というのご存知か?例えば、「28」は『絶対数』である。
「その数字を÷ことのできる数字を足すとその数字になる」のが『絶対数』。28を÷ことが出来るのは、1.2.4.7.14.の5つの数字である。
1+2+4+7+14=28・・・でしょ!!こうなる「数字」はとても少ない。だから、『絶対数』というらしい。
昨日、食事を共にした人から聞いた。自分の知り得る「領域」は知れている。人の話を聞くというのも、何らかの「為」になると思った。

でも、『絶対数』を最初に発見したのは誰?きっと数学者だろうと思うが、身近にあって普段使っている「数字」にも面白い情報が隠れているものだ。

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「六本木」。

2006年01月26日 | お酒・焼酎・ウィスキー・ワイン
久方ぶりに「六本木」に行った。仕事の打ち合わせである。4~5年前、この「六本木」にはよく通ったものだ。ドラマのタイトルも、次回のストーリー展開も「六本木」で生まれたのかもしれない。

久しぶりに来た「六本木」は、街全体が少し「余裕」を無くしている感じがした。馴染みの店に入っても、大体、そういう事は、トイレに入れば分かる。いろんな「催し」や「割引システム」の紙がトイレの洗面台の前に貼ってあった。確か、4~5年前に通っていた頃は、「新宿」をホームグラウンドにする僕にとって、「六本木」はどこか、よく言えば「気品のある街」・・・悪く言えば、「お高くとまっている街」の様に感じた。もちろん、お店の値段も「新宿」より「六本木」の方が格段に高かった。
その「六本木」に「庶民性」が芽生えたのだろうか・・・それとも、「ホリエモン」に象徴されるIT族の本拠地「六本木ヒルズ」辺りの西麻布に近い方が栄え始めたのか。それも「ホリエモン逮捕」で今後変わっていくかも知れない。
僕たちにとって、本来の「六本木」が「庶民的」になる事は嬉しい事だが、「ライブドアの株」の様に、「ストップ安」まで、街の「気品」が下がらなければ良いと思う。
「六本木」とはそういう街である。「新宿」もあり、「赤坂」もあり、そして「新宿」「渋谷」「新橋」もある。それぞれが「個性的な盛り場」であり続けて欲しい。そんな風に思った。
元々、「六本木」には、「六本の木」があったのだろうか?これは素朴な疑問。

でも、今日の「六本木」は、一緒に行った人、そしてお店の人達が「明るい酒宴」にしてくれて、会話も弾み、楽しい一刻を過ごせたので「謝々」。オヤスミナサイ!!!
http://www.ractive-roppongi.com/history/top.html

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あとから知った訃報・・・。

2006年01月26日 | エッセイ・日記・意見
今年亡くなった人をまとめた本を立ち読みした。その中で、「山下毅雄さん(享年75)」「井下靖央さん(享年66)」の死を初めて知り、驚いた。

「山下毅雄さん」といえば、日本テレビ系読売テレビ制作の「ルパン三世」ファースト・シーズン」の音楽を担当している。
「ルパン三世」は、のちに日本テレビが制作したセカンドシーズン以降と比較して、圧倒的に「内容のレベル」が高く、作画のクオリティーも良い。

もちろん、山下さんは「スーパージェッター」「ジャイアントロボ」「ルパン三世」等のアニメだけでなく、数々のドラマの音楽も手がけている。僕の好きなのは日本テレビ系「俺たちは天使だ!」の音楽。あの軽快なリズムを聴くと、こちらまでウキウキして、「生きるエネルギー」が出てくる。他にも、「大岡越前」「プレイガール」等、7000曲以上を作曲している。凄い人だ。

もう一人の「井下靖央さん」は、元TBSのディレクター。TBSの鴨下ディレクターと共に「ふぞろいの林檎たち」等を演出。「鴨下・井下」の二人で「ふぞろい・・・」の演出をやっていたのだ。ファーストシーズンの当時、僕は大学生で、「サザンオールスターズ」の曲を使ったこのドラマが大好きだった。当時のスタッフに訊くと、「サザンオールスターズ」の曲を使う事を強く提案したのは、プロデューサーの片島謙二さん(故人)との事。ドラマ「ふぞろい・・・」と「サザンオールスターズ」の曲は今では切っても切れない素晴らしいアンサンブルとなっている。その片島さんも数年前、若くして亡くなった。

井下さんは、TBSを定年後、「渡る世間は鬼ばかり」の演出をてがけていた。奇をてらった演出ではないが、「安定感」があって、「見やすい」演出だった様に思う。

僕は毎日、新聞を読んでいて、テレビ欄の次に「死亡記事」を読むのだが、この二人の死は知らなかった。面識もないお二人だが、作られた作品に接し、影響を受け、同時代を生きてきた方々が鬼籍に入られるのはとてもショックな事である。合掌。

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