「ナショナル」が「日本の全世帯」に「ナショナル製ファンヒーターの一部機種を使っていると、死亡事故を起こす危険がある」という郵便を出す事を発表した。
「郵政公社」には、「日本の全世帯」に郵便物を送るシステムが有るという事で、そういう方法をとる事になったらしい。
「日本の全世帯」の氏名・住所のデータを「郵政公社」が持っている事は、「個人情報保護法」に抵触しないのであろうか?また、どこにどんな形でデータとして、持っているのだろうか?素朴にそう思った。
でも、「ナショナル」としては、大きな出費だろう。50円の葉書でも1000万世帯に送れば、5億円。日本には何世帯位あるのだろうか。
「ナショナル」の対応は、一度「リコール」して、再度という事もあったのだろうが、大量のテレビCM、新聞・雑誌広告と多岐に渡りかなり徹底していたが・・・それでも、「人命に関する事」だから、今回の処置がとられたに違いない。
「FRIDAY」でも取り上げられている「山陽新幹線の高架の脆さ」についての「JR西日本」の対応は最悪である。
去年、福知山線で大事故を起こしたにも拘らず、会見の「JR西日本」の発言を聴いても、納得がいかない。「新幹線が200キロ以上のスピードで、事故を起こしたら、どれだけの死傷者が出るか」を考えるより、「上司の目を伺っている体質」は、「人の命を運ぶ仕事」に従事する会社としては決して許せるものでは無い。
先日、久しぶりに「東海道新幹線」に乗ったら、トンネルに入った途端、物凄く「車体が揺れた事」にびっくりした。昭和39年10月1日から40年以上、「高速」でたくさんの列車が毎日運行されているのだから、再点検した方が良いのでは、と思わせる様な揺れ方だった。
トップがしっかりしていれば、「成果主義」という海外から入ってきた概念は上手く機能するかもしれないが、トップが「責任をとらない」「YESマンを出世させる」という土壌がある会社には「成果主義」はそぐわないと思った。そういう会社の「中間管理職」は「上司」しか見ていないケースが多いからだ。もちろん、すべての人とは言わないが・・・。
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