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本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

映画「博士の愛した数式」(ネタバレ少しあり)

2006年02月01日 | 映画・DVD・ビデオ
博士の愛した数式

新潮社

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映画「博士の愛した数式」を観た。今日は土砂降りなのに、混んでいると思ったら、2月1日の「映画の日」。みんな1000円で見られるから、女性がかなりたくさん観に来ていた。

小泉尭史監督は、晩年の黒澤明監督のチーフ助監督を務めた人。「雨あがる」も淡々としていながら、心に来る映画だったが、「博士の愛した数式」は黒澤明の呪縛を離れ、自由に、そして奇をてらう事無く撮っている。

いろんな「数字」や「数式」が出てくるが、とても分かりやすく、感情移入できた。特に「28」という数字は、このブログで以前書いたが、「28」を割る事ができる数字を足すと、「28」になる。1+2+4+7+14=28。
また、1+2+3+4+5+6+7=28も成り立つ。こういう数字を「絶対数」と言っていたか、「完全数」といっていたか定かではないが、面白い。「数学」というと、難しいという「イメージ」があるが、ある種の「哲学」なんだなと感じた。

その他にも、へぇ~という「定理」が出てくるが、寺尾聡と深津絵里、そして吉岡秀隆が自然なたたずまいの芝居でとてもいい。特に深津絵里は最高。
映画館に入った時は土砂降りだったが、映画が終わって出てきたら、「雨あがる」であった。僕の気持ちも晴れ晴れとして爽やかになっていた。この映画の中でさりげなく入ってくる「自然を映したさりげないショット」が、「博士」が「数式」になぞらえて言う、この映画の訴えたかった事を観客に届かせるエネルギーになっている。

今年に入り、映画を4本観たが、「今の日本社会を生きる人」に観てもらいたい1本である。
「ホリエモン」とか「小泉純一郎」に見せたいが・・・無駄かも。

コメント
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ドラマのBGMで使いました。心に響きわたる歌声です。

2006年02月01日 | 歌・CD
フィリッパ・ジョルダーノ
ジョルダーノ(フィリッパ), ロンドン・セッション・オーケストラ, ベルリーニ, バッリ(チェルソ), サン=サーンス, プッチーニ, ビゼー, グノー
ワーナーミュージック・ジャパン

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そのドラマで仕事を共にした助監督が監督に薦め、監督も気に入り、このアルバムの中から、何曲か使いました。監督が撮る映像にピッタリ合っていて、ドラマにとって、とてもプラスになったと思っています。CDを聴くだけでもお薦め!!!!!
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はっきりと「ものを行っている本」だと思う。

2006年02月01日 | 本・雑誌・漫画
超バカの壁

新潮社

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「自分の原則(ルール)」をまずは作る事。物事の流れに乗っていくのもあり。僕はこの本を読んで、この二つの事を思った。そして、「合わない人間」とは、適当に距離を置いて付き合っていく事。まあ、「放って置く事」がベストかな。
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