少し前のニュースになるが、全日本女子バレーの大友愛が妊娠し、入籍した。「北京オリンピックを控え、アスリートたるもののやることか!!!」という強い論調の意見もたくさん聞いたが、僕はとても良かったと思っているし、祝福したい。
今、トリノ五輪をやっていて、日本人選手がメダルを取れないという事がテレビなどでもかなり大きく取り沙汰されているが、「日本人」らしいなあ~と思う。「日本」という国を一選手に託し、その選手がメダルを取れないと大騒ぎする。それでいいのか?僕はよくないと思う。そんなに大騒ぎするなら、「その人(視聴者自身)」がオリンピックに出ればいい。
日本人は、「緊張する民族」であり、「精神力の弱い民族」でもあると僕は思う。もちろん、例外はいるにしても。だからこそ、日本人選手に「日の丸」を背負わせないで欲しい。
大友選手の場合でも、出産後、北京五輪に向かって、もう一度、「アスリートの体」
を作っていくのは、並大抵の努力では済まないだろう。でも、彼女は「自分と彼の子供を産みたい」という選択をしたのだし、その選択、僕は好きだ。「家族」ができて、彼女がコートに戻ってきたら、きっと、「苦手なサーブ」も決まる様に頑張ると思うし、もっと「視野が広い選手」になれると思う。今までの彼女は、「プレーで失敗したら、その気持ちを引きずっていた。それが顔に表われる。他の選手にも影響を与える」・・・悪循環を繰り返してきた。
「愛する家族を持つという事」は、今までのそうした事を吹っ切れる要素になるのではないだろうか。
コートに戻ってきた大友選手の活躍を早くみたい。ちなみに今日・明日とVリーグの試合があるのだが、テレビで放送されない。スカパーで見られるのかなぁ~。東レアローズの試合が見たいのだけれど・・・。








