T映画の宣伝部に打ち合わせに行った。打ち合わせが始まるまで時間があったので、廊下に貼ってあるポスターを見ていた。「アニメ」から「リメイク大作」から様々な映画のポスターが並んでいた。
最近は、「リスクヘッジ」の為、「製作委員会形式」を取る映画が増えた。「映画会社」「テレビ局(キー局+準キー局など)」「広告代理店(電通や博報堂DY)」「出演者事務所」「スカパーなどのペイテレビ」等が名前を連ねる。今はどこも、「ソフト」が欲しいのである。「テレビ」と「インターネット」は近いうちに融合するだろう。「ソフト・オン・デマンド(ソフトをインターネット回線で、配信する事。レンタルビデオ屋に行かなくても、何がしかのお金を払えば、好きな時に好きな映画やドラマ等が自由に見られる)」も始まりつつある。
そうした「動画の配信媒体」が増えれば増えるほど、「ソフト不足」になるのは目に見えている。だから、いろんな業種の会社が「映画というソフト」に出資するのである。余程、ロードショーでこけない限り、「映画館」→「ペイテレビ」→「地上波テレビ」→「再放送」「国内・海外への販売」→「DVD化」という流れが出来上がっているので、それぞれの過程で、「その映画に出資した権利者」には、「分配金」が入ってくる。各社が「それぞれの過程の分配金を合計した金額」が「出資金」より少なくなる事はあまりないケースだと思う。特に、「アニメ」は、映画でなくても、深夜や土日の午前中のテレビ朝日やテレビ東京では、増産されている。理由は簡単。「アニメーション」は、全世界に売れるからだ。普通の「実写映画」「実写ドラマ」は結果的に、東南アジア圏にしか売れない事が多い。つまり、黄色人種は黄色人種の映画やドラマを見るが、欧米人にとって関心が無いのかもしれない。一部の映画やドラマを除いて。
「アニメ」はその点、欧米でも、その国の言葉で吹き替えれば、あまり、欧米人にも抵抗感なく見る事ができる。もう一つは、「アニメ」は基本、「子供」をターゲットにして作っているので、子供が親にねだれば、DVDが売れたり、アニメキャラクターグッズが売れる。そういう意味でも、「アニメ」の方が「リスクは少ない」のかもしれない。
アメリカ等では、老舗の映画会社が「他業種の企業」に乗っ取られるケースが多い。ハリウッドの映画会社「MGM」「ユニヴァーサル」「パラマウント」「ユナイティッド・アーティスト」「コロンビア」「20世紀FOX」「ワーナー・ブラザーズ」のうち、「コロンビア」は「ソニー」に買収され、正式名称は「ソニーピクチャーズ」だし、「ユナイト」などは「MGM」に吸収され、その「MGM」が別の企業に買収されるという道をたどっている。「007シリーズ」と言えば、「ユナイト」だったのだが、今はその姿もおぼろげにしか見えない。
日本での映画配給会社も「ワーナー」「20世紀FOX」「UIP(昔のCIC・・・ユニヴァーサル映画とパラマウント映画の日本での配給をしていた)」「ユナイト」「コロンビア」「MGM」「ブエナ・ビスタ(ディズニー映画の配給)」「東宝東和」「日本ヘラルド」等だった。
今は、「アスミック・エース」とか「ギャガコミュニケーションズ」とかも参入してきて、「良いソフトの押さえ競争」になっている。
映画界も変わってきたなぁ~と、初めてT映画に行って感じた。









最近は、「リスクヘッジ」の為、「製作委員会形式」を取る映画が増えた。「映画会社」「テレビ局(キー局+準キー局など)」「広告代理店(電通や博報堂DY)」「出演者事務所」「スカパーなどのペイテレビ」等が名前を連ねる。今はどこも、「ソフト」が欲しいのである。「テレビ」と「インターネット」は近いうちに融合するだろう。「ソフト・オン・デマンド(ソフトをインターネット回線で、配信する事。レンタルビデオ屋に行かなくても、何がしかのお金を払えば、好きな時に好きな映画やドラマ等が自由に見られる)」も始まりつつある。
そうした「動画の配信媒体」が増えれば増えるほど、「ソフト不足」になるのは目に見えている。だから、いろんな業種の会社が「映画というソフト」に出資するのである。余程、ロードショーでこけない限り、「映画館」→「ペイテレビ」→「地上波テレビ」→「再放送」「国内・海外への販売」→「DVD化」という流れが出来上がっているので、それぞれの過程で、「その映画に出資した権利者」には、「分配金」が入ってくる。各社が「それぞれの過程の分配金を合計した金額」が「出資金」より少なくなる事はあまりないケースだと思う。特に、「アニメ」は、映画でなくても、深夜や土日の午前中のテレビ朝日やテレビ東京では、増産されている。理由は簡単。「アニメーション」は、全世界に売れるからだ。普通の「実写映画」「実写ドラマ」は結果的に、東南アジア圏にしか売れない事が多い。つまり、黄色人種は黄色人種の映画やドラマを見るが、欧米人にとって関心が無いのかもしれない。一部の映画やドラマを除いて。
「アニメ」はその点、欧米でも、その国の言葉で吹き替えれば、あまり、欧米人にも抵抗感なく見る事ができる。もう一つは、「アニメ」は基本、「子供」をターゲットにして作っているので、子供が親にねだれば、DVDが売れたり、アニメキャラクターグッズが売れる。そういう意味でも、「アニメ」の方が「リスクは少ない」のかもしれない。
アメリカ等では、老舗の映画会社が「他業種の企業」に乗っ取られるケースが多い。ハリウッドの映画会社「MGM」「ユニヴァーサル」「パラマウント」「ユナイティッド・アーティスト」「コロンビア」「20世紀FOX」「ワーナー・ブラザーズ」のうち、「コロンビア」は「ソニー」に買収され、正式名称は「ソニーピクチャーズ」だし、「ユナイト」などは「MGM」に吸収され、その「MGM」が別の企業に買収されるという道をたどっている。「007シリーズ」と言えば、「ユナイト」だったのだが、今はその姿もおぼろげにしか見えない。
日本での映画配給会社も「ワーナー」「20世紀FOX」「UIP(昔のCIC・・・ユニヴァーサル映画とパラマウント映画の日本での配給をしていた)」「ユナイト」「コロンビア」「MGM」「ブエナ・ビスタ(ディズニー映画の配給)」「東宝東和」「日本ヘラルド」等だった。
今は、「アスミック・エース」とか「ギャガコミュニケーションズ」とかも参入してきて、「良いソフトの押さえ競争」になっている。
映画界も変わってきたなぁ~と、初めてT映画に行って感じた。








