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本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

あの「ゴジラ」の音楽を創った伊福部昭さんが亡くなった・・・。

2006年02月13日 | 歌・CD
伊福部昭さんが亡くなった。享年91歳。僕が知る伊福部さんは、1954年の東宝映画「ゴジラ」の音楽を担当した作曲家。この年には、黒澤明監督の「七人の侍」、木下恵介監督の「二十四の瞳」が公開されている。昭和でいうと、昭和29年。太平洋戦争が終わって、9年目になる年だ。「ゴジラ」が迫ってくる、あの有名な曲を知らない人はいないだろう。
伊福部さんは、平成の「ゴジラ」でも音楽を担当している。一体、幾つになられたのだろう・・・或いは、1954年の「ゴジラ」を担当した時、お幾つだったのか、ずっと、不思議だった。 

今、ネットワークウォークマンで、「砂の器」のラストシーンにかかる交響曲を聴いている。何度も何度も。本当に、映画のシーンが目に浮ぶ様な名曲である。これは伊福部さんの作品では無いが、映画における「音楽」はとてもとても大切なものだ。
「スター・ウォーズ」のジョン・ウィリアムス、「007シリーズ」のジョン・バリー、「荒野の七人」「大脱走」のエルマ・バースタイン。アメリカ映画のミュージカルの話をしたら、いつまで経ってもこのブログが終わらない。

日本のアニメで言うと、「ジャングル大帝」の冨田勲、「悟空の大冒険」の宇野誠一郎、「巨人の星」の渡辺岳夫、「ルパン三世」の山下毅など。アクションヒーローもので多かったのは、菊池俊輔。

自分がドラマをやっていた時も、音楽にはこだわった。先輩のプロデューサーのこだわりが凄かった事もあるが、「音楽」でドラマは大きく変わる。その中でも、かのチャールズ・チャップリンの名曲「スマイル(映画「モダン・タイムズ」のラストシーンにかかるのが印象的)」をドラマに使った時は、心が震えた。音楽監督の意向で、アイルランドで「ケルト音楽」を録音し、それをドラマに使った事もあった。テーマが「虐待」だったので、暗い旋律でありながら、どこかに、その暗さを乗り越えていくエネルギーを秘めているという事を「ケルト音楽」は表現してくれた。「ケルト音楽」自体が長年、差別された「アイルランド民族」の持っている心の叫びを表現している様な気がする。

今でも、「スマイル」が入っていれば、どんな歌手が歌っていても、CDを買いたくなる。チャールズ・チャップリンは、偉大な天才である。

伊福部昭さんのご冥福をお祈りします。

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「結婚式」と「バイキング」はこりごり・・・

2006年02月13日 | お酒・焼酎・ウィスキー・ワイン
「結婚式」と「バイキング形式の食事」は貧乏性のせいか、たらふく食べてしまう。「結婚式」など、様々なお酒が出るので、片っ端から飲んでいたら、どんどん注いでくれるので、大概の「結婚式」ではかなりフラフラになってしまう。

アメリカの「ナイアガラの滝」を見に行った時の事、ニューヨークからバッファローという町まで飛行機で飛び、タクシーで「ナイアガラの滝」へ。運転手さんに「マリリン・モンローで有名なんだよね?」と話しかけると、意味が分からないというポーズ。「マリリン・モンロー」は平坦に発音してはいけないのだ。「マリリン・モンロー(右上がりで発音する。つまり、アクセントがモンローのローにある)」の発音一つで意味がお互い通じなかったのだ。僕がしきりに「マリリン・モンロー」というのでやっと気付いたらしく、「OH!!!!!マリリン・モンロー!!!!!」と感嘆の声を上げてくれた。

滝の観光をして、帰路は鉄道で、ナイアガラからニューヨークへ8時間の列車の旅のチケットを買って行ったのだが、町の人は「鉄道の駅」がどこにあるのかしらない。いつも車を使っているので、長距離列車には乗らないのだろう。ついには道に迷い、4時間くらい炎天下を彷徨い、やっと見つけたモーテルで、タクシーを呼んで貰い、バッファロー空港へ向かった。列車の発車時刻はとうに過ぎていたので。
飛行機を待つ時間で昼食を食べようと思ったら、これが「バイキングスタイル」で、アホほど食べてしまい、へろへろになった記憶がある。20年以上前の事である。

今、精神科の先生には、「お酒は控える様に」と言われている。漢方医にも同じ事を言われる。でも、なかなかお酒は止められない。「人見知り」をするタイプなので、素面で正面切って、ざっくばらんな会話ができないのだ。で、・・・酒を飲む。お酒の精神や肉体に対する悪影響は分かっている。お酒を飲んでストレスを発散した気になる→睡眠が浅く、質も悪くなる→ストレスも余計に溜まり、体も疲れる→それゆえ、酒で発散しようとする・・・・・という悪循環の果ては「アルコール依存症」である。それだけでなく、脂肪肝や肝硬変、肝臓ガンなどを発症する危険性も高い。

しかし、昨日の新幹線の中でも、地ビールとウーロンハイ2缶、チューハイ1缶を飲んでしまった。今日は休肝日。体重を減らさないと。スキーの疲れが体中に残っている。10代、20代の頃は一晩寝れば、心身ともに元気いっぱいになっていたのだが・・・



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