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出版社 / 著者からの内容紹介
「ワイルド・スワン」の著者、待望の新作
長年にわたる調査と関係者への取材をもとに、驚くべき新事実をふんだんに盛り込んで新しい毛沢東像を描き出した衝撃的歴史大作。20世紀中国を知る必読の書。
内容(「MARC」データベースより)
建国の英雄か、恐怖の独裁者か。新たな資料と証言で明かされた驚くべき真実。権謀術数渦巻く20世紀中国を、「ワイルド・スワン」の著者が圧倒的な筆致で描いた歴史巨編・上巻。
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内容(「MARC」データベースより)
スパイの暗躍、大飢饉、権力闘争、そして文化大革命…。世界の4分の1の人口を支配した最強の独裁者の全貌がここに! 権謀術数渦巻く20世紀中国を、「ワイルド・スワン」の著者が圧倒的な筆致で描いた歴史巨編・下巻。
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商品の説明
中国がひた隠す毛沢東の真実
中国共産党の古参幹部が、「建国の父」毛沢東の実像と失政の実態を明らかにする。厳しい言論統制の中、ペンネームで香港のオピニオン誌「争鳴」に綴った文章24編をまとめた。
毛沢東統治下の中国では、4000万人以上の人的被害が生じたとされる。本書は、今まで明らかにされてこなかったエピソードを紹介する。例えば、1930年代初頭、紅軍(人民解放軍の前身)の内ゲバ事件では、毛沢東がAB団(国民党の反共右派組織)分子抹殺の名目で紅軍将兵を大量殺戮したという。内外から理想郷と憧憬された延安時代にも、実は共産党内では「整風運動」と名づけられた凄惨な粛清が行われていた。中国を代表する文化人・学者の迫害も熾烈を極めた。
毛沢東の統治システムを最も特徴づけるのが特務政治。一般民衆、末端組織の党・政幹部に対する制度と省・軍クラス以上の高級幹部に対する制度とを巧みに使い分けた。前者の代表例として全国に設置した「告発摘発箱」、後者の代表例として、幹部を警護すると同時に監視する「警護制度」、幹部に仕えつつ、毛沢東にのみ忠誠を尽くす「秘書制度」などを解説する。
空虚な毛沢東賛美を続け、恐ろしい歴史を隠してその政治手法を踏襲しようとする現政権を手厳しく批判する。
(日経ビジネス 2006/01/23 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
出版社/著者からの内容紹介
北京に住む共産党古参幹部が、毛沢東の失政の歴史を暴露、毛を称揚する中国共産党こそ「歴史を直視せよ」と批判、紅軍時代から文革まで、独裁者の知られざる実像を初めて描いた。歯切れのいい、辛辣さとユーモアを程よく備えた文章は、読み出すと時間を忘れるほど抜群に面白いうえ、つかえる知識も身に付く歴史読み物として出色の一冊!
内容(「BOOK」データベースより)
1930年代初めの紅軍(人民解放軍の前身)将兵の大量殺戮にはじまり、土地革命、反右派闘争、大躍進運動、文化大革命にいたる粛清・整風・闘争・運動のなかで、毛沢東はいかにして4千万人以上の国民を死に追いやったのか。「4人組」逮捕ののち、これらを一度は批判しながら、再びその歴史が隠蔽され、毛沢東賛美がつづくのはなぜか。党史に精通する北京在住の古参幹部が、毛沢東の実像を明らかにし、いまなお毛沢東の手法を踏襲する中国共産党こそ「歴史を鑑にせよ」と迫る問題の書。
内容(「MARC」データベースより)
中国共産党最大のタブーであり、4千万人以上の国民を死に追いやった独裁者、毛沢東。党史に精通する古参幹部が、その実像を明らかにし、いまなお毛沢東の手法を踏襲する中国共産党こそ「歴史を鑑にせよ」と迫る。
出版社からのコメント
米欧知識層の間で、いま毛沢東論、文革論がブームになっているという。経済面での中国パワーが存在感をますます強めている現在、「建国の父」とされる人物の裏の顔について知ろうとビジネスマンたちが考えるのはある意味当然かもしれない。
毛沢東政権時代に命を落とした中国人は、4千万人から7千万人に上るとされ、その残酷さはスターリンとヒトラーをも遥かに超える。失政につぐ失政、粛清や飢饉による膨大な数の犠牲者にもかかわらず、なぜ江沢民、胡錦濤政権が、毛沢東を英雄視することをやめないのか。そこに中国の「反日」策をとる一方で、民衆の反日デモは抑えるという矛盾した行動原理のを理解するポイントがある。
著者は共産党中央機関に勤務、引退した古参幹部。「北海閑人」のペンネームで、香港のクオリティ誌『爭鳴』に寄稿をつづけてきた。『爭鳴』は、現代中国を研究するものにとって、中国国内でおきていること、外国に報道されない社会の動き、中国共産党内の動きを深く理解するために欠かせない重要なメディアの一つと言われている。近現代史家の鳥居民氏によれば、中国国内で毛沢東批判の文章を発表できない状況がある以上、「現在、北京に住んでいる中国人」が書いた「毛沢東論」には、ただそれだけでも大きな意義があるという。大躍進、文革ばかりか中国建国前から凄惨な粛清の中心人物だったその実像を初めて明らかにした衝撃の書。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
北海 閑人
中国共産党中央直属機関に長くつとめ、引退した古参幹部。大学で党史を教えていたこともある。党の未公開資料をはじめ、党内事情に精通。香港のオピニオン誌『争鳴』の常連執筆者として、民主主義、自由主義、人道主義の観点から中国の現体制を批判的に論じる。「北海閑人」はペンネームである。北京在住
廖 建龍
1934年、台湾生まれ。59年、東京大学農学部卒業。農学博士。香港および台湾企業の中国市場への進出事業に携わる。90年代から、中国と台湾の政治・経済問題の研究に従事。雑誌に評論多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
抜粋
…………この『中国がひた隠す毛沢東の真実』は、三十代の毛沢東が、江西省でゲリラ作戦の指揮をしていたときにはじまり、そのあと延安における十年、さらに政権を握ってからの十五年、そしてかれの治世の最後となる文化大革命の十年まで、そのときどきに毛沢東が望んだこと、かれがやったことを記述したいくつもの論評を中国語から日本語に訳し、編纂した………本書は、これまでに出版された毛沢東伝とはまったく異なる。なぜか。「現在、北京に住んでいる中国人」が書いた本だからである。いうまでもなく中国国内で毛沢東を批判する文章を発表することはできない…………(近現代史家 鳥居民氏による冒頭解説『なぜ中国共産党は「歴史認識」ができないのか』より抜粋)
(以下本文より抜粋)
●われわれ民衆からみると、全く反省することなく、自らの醜い歴史を美化し、歴史教科書を改竄することに長けているのは、他ならぬ中国共産党である……
●人民政府はいつ爆発してもおかしくない火山口の上に座っているようなものだ。日本政府よ、日本の学生よ、師中国の身になってその苦しみを察してやって欲しい……
●見なさい。「日本政府は歴史の教訓を忘れている」と批判するときでも我らが高官の声は力がなく言葉には真剣さがない。これは当然すぎることなのだ……
「毛沢東」・・・英雄のウラには必ず「表に出せないヒミツ」がある。それに裏打ちされたのが「英雄のカリスマ性」なのかもしれない。
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