S-1バトル(エスワンバトル)はソフトバンクモバイルが主催するお笑いの大会。賞金総額2億2000万円、年間チャンピオンは賞金1億円と、M-1グランプリなど他の多くのお笑いの大会と比べても破格の高額賞金を売りにしている。
大会概要
2009年1月29日に行われたソフトバンクモバイルの2009年春モデル発表会の席上で、同社の孫正義社長より概要が発表された。2009年3月1日より開始。
基本は毎日お笑い芸人2組が自身のネタを披露した動画が参加者(原則としてSoftBank 3Gユーザーのみ)に配信され、参加者はどちらのネタが面白かったかを評価して投票を行う。ちなみに配信日によって投票数に差が出ないように、配信されるネタはユーザ毎に異なり、ランダムに2つのネタが選ばれて配信される。最終的に月毎の決勝で最も得票を集めた芸人は「月間チャンピオン」となり、賞金1000万円及び年間チャンピオン大会への出場権を得る。
投票は、開始当初は毎月1日~20日にかけて行われる「第1ステージ」(計40作品が進出)、22日~26日の「第2ステージ」、27日~29日の「決勝」の3ステージに分かれていたが、2009年6月より毎月1~25日の「予選」(計50作品が進出)と27・28日の「決勝」(予選上位4作品で争われる)の2ステージ制に改められた。
月間チャンピオンによる年間チャンピオン大会はテレビ放映される予定で、月間チャンピオンの新ネタを見た視聴者による投票(ソフトバンクユーザー以外も投票可能)で年間チャンピオンを決定する。なお同一グループが複数回月間チャンピオンを獲得した場合、年間チャンピオン大会における扱いがどのようになるかはまだ公表されていない。
出場資格
出場するお笑い芸人については、コンビ結成後の期間、人数等による制限は設けられていない。従ってピン芸人・コンビ等を問わずエントリーが可能。コンビの中の1人が参加することも可能である。ただし応募資格として「芸能事務所・プロダクションに所属していること」が要件とされているため、アマチュアやフリーランスのお笑い芸人など、所属事務所を持たない者は参加できない。
参加を希望する芸人は、3分以内にまとめた未発表のお笑いネタ映像作品をminiDVに収録した上で、必要事項を記載したエントリーシートを添えて、参加を希望する月の前月15日までにソフトバンクモバイルに送付する。ソフトバンクモバイルではそれらの作品をチェックした上で前月25日頃に予選(第1ステージ)進出作品を決定する、としている。エントリーは動画作品単位で行われ、同じお笑い芸人が同じ月に異なる複数の作品でエントリーすることも認められる。
「お笑い」・・・笑い飛ばしたい世の中。