水戸駅北口のとあるビル、階段を地下に降りると「てんまさ」の暖簾が架かる。
11:00から飲めるこの店、客筋は親父ばかりと思いきや、若いカップルなんかも杯を傾ける。
なかなか侮れない水戸の昼吞み事情。
多彩な地酒のラインナップから "特別純米 霧筑波" を択ぶ。つくば市は浦里酒蔵の酒だ。
肴も茨城のものを食べたい。"あんきも豆腐" さっぱり素麺サラダ風、カリカリに揚がった
"メヒカリ唐揚" にポン酢を垂らして美味しい。料理を引き立てる淡麗辛口は二合目を。
〆の "納豆オムレツ" には出汁の利いた餡がかかって、これも日本酒に合うな。
観梅に偕楽園を訪ねて、ぶらり旅先の昼吞みが楽しい。
南回帰線 / 堀内孝雄&滝ともはる 1980