2023年10月29日(日)
平和・ジェンダー平等実現へ
婦団連 70周年記念のつどい
23団体が加盟する日本婦人団体連合会(婦団連)は28日、東京都内で創立70年の記念のつどいを開き、憲法・女性差別撤廃条約にもとづく平和・ジェンダー平等の実現を呼びかけました。日本共産党の志位和夫委員長があいさつしました。(志位氏のあいさつ)
主催者あいさつで柴田真佐子会長は、創立以来、平和と男女平等、ジェンダー平等の実現をめざして運動してきたと紹介。来年には国連女性差別撤廃委員会の審議が行われると述べ、ジェンダー平等実現に向けて運動を強めていく決意を語りました。
来賓あいさつで国際婦人年連絡会の前田佳子世話人は、安保3文書の閣議決定で、戦争が始まる空気がつくり出されていると述べ、「心一つに戦争しない国に進めていけるように一緒に活動していきたい」と語りました。
志位氏は、婦団連の70年の歴史について、「平和と平等を一体的に追求してきた」とのべ、「平和がなければ女性の権利、ジェンダー平等もありえません。同時に、ジェンダー平等を貫くことは、平和をつくる大きな力となると思います」と強調しました。
また婦団連がジェンダー平等を国際的視野からとらえて促進してきた歴史にふれ、「女性差別撤廃条約の選択議定書を速やかに批准することは最大の焦点です。力を合わせて実現のために力をつくします」と語りました。
さらに志位氏は、この数年、国内外でジェンダー平等をめぐる大激動ともいうべき大きな歴史的変化が起こっていることを実感するとのべ、「女性の世界史的復権」の時代が到来しているもとで、婦団連の発展を心から願うとのべました。
市川房枝記念会女性と政治センターの林陽子理事長、全労連の小畑雅子議長、全国商工団体連合会の太田義郎会長があいさつしました。
日本共産党の倉林明子副委員長・ジェンダー平等委員会責任者が出席しました。
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