北朝鮮は、米国の原子力推進空母（ロナルド・レーガン）が釜山に入港した9月23日以降、相次いでミサイルを発射している。9月25、28、29日と10月1日に短距離弾道ミサイルを発射した。

北朝鮮、中距離弾道ミサイル発射…

「日本を通過し太平洋に落下」

登録:2022-10-04 09:22 修正:2022-10-04 22:18

 

 

                                     北朝鮮が弾道ミサイルを発射する様子の資料写真/聯合ニュース

　北朝鮮が4日、日本上空を通過する中距離弾道ミサイル1発を発射した。合同参謀本部が明らかにした。北朝鮮はこの10日間だけで5回ミサイルを発射した。

　合同参謀本部は同日「午前7時23分頃、慈江道武坪里（ムピョンリ）一帯から発射され、東方向に日本上空を通過した中距離弾道ミサイルと推定される1発を捉えた」とし、「現在、韓国軍は監視と警戒を強化する中、韓米間で緊密に協力し、万全の態勢を維持している」と明らかにした。

　北朝鮮は、米国の原子力推進空母（ロナルド・レーガン）が釜山に入港した9月23日以降、相次いでミサイルを発射している。9月25、28、29日と10月1日に短距離弾道ミサイルを発射した。尹錫悦（ユン・ソクヨル）政権発足後、北朝鮮のミサイル発射は今回で9回目。

　一方、日本政府は北朝鮮が4日に発射した弾道ミサイルが日本列島を通過して太平洋に落下したと推定した。

クォン・ヒョクチョル、シン・ヒョンチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)