先日、野洲市のアサヒビール所有地購入についての公開討論会が開催されました。聞けばアサヒビールが野洲駅前の自社所有地(現ほほえみの湯)の所有権(現在ほほえみの湯と借地契約を結んでいるのこと)を野洲市に購入していただきたいっと打診があったそうです。
いろんな経緯がありましたが、現在この土地を市として購入すべきかどうか、有効活用できるかどうかという意見交換会でした。
検討委員会が発足時、公園にするとか購入後も現状のまま賃貸借を続けるか、はたまた商業施設を誘致するとか色んなアイデアが出ました。多くの例をみると『人が集まる』がキーワードのようです。
昨日の意見を踏まえて、私なりに上記土地の有効利用を検討してみますと…
1.公園については人が集まるスペースではあるが、年がら年中ではない。また、公園の維持管理には労力と費用がかさむ。さらに、犯罪や少年非行のたまり場となる可能性が高い。
2.商業施設案については商業核となるテナント等を誘致できるか否かにかかっており、リスクは高いと思われる。成功すれば野洲市のイメージUPにつながるが失敗すればその代償は大きい。
3.ほほえみの湯継続案はさらに現実的であり、一番労力の少ない案であるといえる。ただ、借地人であるほほえみの湯の意思や駅前南口の整備事業との関連について検討する必要がある。
4.先行投資でとりあえず購入するという案もありましたが、上記3が実現可能であればOKであるが、その後のプラン(ほほえみの湯の賃貸借契約が終了するか否かを含めて)を検討する必要がある。
っで、4を含めた私の案としては…(下記の内容で市にも投書しました、一部引用)
「野洲駅の乗降者数が概ね2.5万人程度(県内では上位に入ります)を考えれば、小売店舗や飲食店ではなく、駅利用者をターゲットにした通勤通学の際に立ち寄れるような施設がよろしいかと思われます。例えば、大津で言えば明日都のような子育て支援室あり、フィットネスありのような施設を考えていただけたらと思います。
(ただ明日都の場合は京阪駅であるため、乗降者数は野洲駅より1万人程度少ないです)
以上、私なりに考えてみたアイデアですが、一つの意見として参考にしていただけましたら幸いです。ご検討のほどよろしくお願いします。」
実際、市の担当部局が後日示したアイデアのうち上記『明日都浜大津案』と合致する内容のものも含まれてました。
野洲市の玄関口がどのように変わるか、今後の動向を注目したいと思います。