近年、マンションの価格上昇が常態化してなかなか庶民に手が出る価格帯の分譲マンションが少なくなってきています、
予算的に問題なければ億ションでも購入できるんですが(そういった富裕層は大体現金一括で購入する傾向にあるそうです)、サラリーマン世帯ですと住宅ローンを活用する方も多く、金利変動で返済計画もさらっとは行かない状況ですね。
マンション価格、中古も含めて価格が上昇傾向にありますが、あまり高すぎるとなかなか売れないので、最近ではマンショングレードを下げて価格を調整したうえで販売するケースが見られます。
マンションのグレードを下げるといってもいろいろな手段があるわけでして、以下のケースを紹介します。
1。専有面積を狭くする。→単純明快ですが結構このケースが増えてます。以前のブログでマンションの専有面積の見方についてはご説明しましたが、
専有面積、最近では従来より3畳ほど狭くなっているようです。
2.天井が低くなっている。→階数を稼いで分譲戸数を増やすため、各戸の天井がやや低くなっています、大体50センチくらい下がっているケースが見られます。圧迫感がだいぶ違いますね。
3.サッシが二重サッシではなくなっている⇒防音性、保温性等で優位な二重サッシですが、普通のサッシに変更することで建築コストを下げてます
4.建具等のグレードが下がっている。→食洗器がなかったりトイレにウォシュレットがなかったり…、細かいとこでコストダウンを図っているケースが多いです。
天井や専有面積については構造上の話なんで変更は難しいですし、部屋の作りによっては食洗器等を導入する際にコストがかさむ可能性もあります。
マンションを購入する方はそういった細かいところを戸建住宅以上に注意して購入する必要がありますね。
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