かいつぶりの日々

山林関係に強い不動産鑑定士「合同会社鳰不動産鑑定」のブログです
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【畑違いな話ですが】公庫融資の話

2020年04月03日 | 法人なり

本日たまたま、公庫担当者と話しする機会がありました

「先生とこ、コロナ大丈夫ですか?」と聞かれたので
「たちまち売り上げが減ったとかの話ではないけど、後々影響出るかな…」

と、もし困ったときの資金調達について教えてもらいました。

以下抜粋(3月13日ニュース)

政府は、第2弾の緊急対応策として、中小企業の資金繰りを支援するため、実質的に無利子・無担保で融資を受けられる特別の貸し付け制度をあらたに設けました。

日本政策金融公庫と沖縄振興開発金融公庫が取り扱い、3月17日から取り扱いを始めます。

対象は売り上げが5%以上減少した中小企業やフリーランスを含む個人事業主を対象に金利を一律0.9%引き下げ、今後3年間は0%台の金利で融資を受けられるようにします。

そのうえで、売り上げが15%から20%減少するなどより厳しい経営状況の企業には、利子に当たる金額を国が補填(ほてん)し、信用力や担保にかかわらず、実質的に無利子で借りられるようにします。

利子が補填される融資の上限額は中小企業が1億円、小規模事業者などが3000万円となっています。 

私も創業時にはお世話になってる公庫、
現在いろいろな業種でも対応していただけるそうです。
一昨年前までの決算書から売上が減ったとのエビデンスがあれば、対応していただけるようですね。

しかし3年間無利息なのは助かりますね。

【雑談】ピンチをチャンスに

2020年04月03日 | 日記
4月に入ってもすっきりしないニュースが続いています、

特段、すごく気持ちのわかるんが内定取り消し

私も阪神大震災で経験しました、いきなり将来への道が消えた。

卒業はしたので海外へ、語学力を磨いて学校卒業して凱旋帰国するつもりでした。

しかしそこから平成大不況の始まり、帰国後に就職する予定が山一証券倒産のあおりで白紙に…。

終わりのないトンネルに入ったように感じてた。

それプラス単車での事故、しかもかなりややこしくなり、

体もメンタルも相当やられて

ほぼその日の日雇いバイトに行って酒飲んで寝るという、
家族は幸いに家においてくれたが、完全に「厄介者」扱いで、安心する実家というものには程遠く、針のむしろみたいな生活が続きました。

そんな中、メンターに出会い、「不動産鑑定士受けてみろ」の一言で救われました。

よくよく考えたら宅建受験経験なし、不動産の不も知らず、とにかくこの針のむしろ生活から抜け出したい一心で、修行僧のように基準を覚えました(完全な暗記には6か月もかかりましたが)
経済学は学生のとき敬遠していたが、ポートフォリオの理屈などがわかると、新聞の難しい欄を読む楽しみができて、民法を勉強したら、少しかしこくなったような感じがして(w
会計勉強したら、簿記の簿も全く知らない私が数か月後に簿記3級から初めて半年後に日商簿記一級をストレートで合格するなど、すごい楽しく勉強できたこと。

合格してから勤務時代を経て開業、

その翌月にリーマンショックでまた不況が始まり、2年くらいは家賃払うのにすごく苦労したことなど。
しかしその2年後にはちゃんとしたテナントを正規料金で契約し、その3年後は法人化しました。

法人化したところでコロナショックなんですが、

体がまだしっかり健康なんで、自身の一番の財産を失っていない限り、まだまだいけるなと、私は思っております。

こうやってみてると何かしらの区切りで自分自身がバージョンアップしているなと、
いま、大変な時ですが、こういう時メンターならどういうかなと、考えますし私にとっては次の殻を破るときかなと思っています。

皆さん、おちついて、頑張りましょう。





【実務】不動産投資のこと

2020年04月01日 | 実務


世の中、イベントがキャンセルになり、期待したインバウンドもなくなり、オリンピックも延期となるようなご時世で、株価が急落したり為替が大きく変動したりで市場が混乱しております。
不動産投資(REIT)も下落しましたが、ある投資家は有価証券とかの買いのチャンスだ!と買い占めに走ってますし、慎重派ももちろんいるわけですし。ここで、投資対象の不動産投資ってどうなの?ってところからご説明しますね、

不動産投資は簡単に言えば賃貸用不動産を買って(投資して)その賃料を得る。だけの話ですが、最近では元本価格の大きい都心の不動産等を中心に不動産を証券化(簡単に言えば一口いくらの不動産のチケット)して、その購入額に応じた賃料(配当)が投資家に配分されるいうシステム、ぼちぼち10年以上になるのかな。不動産投資の状況のわかるJREITのサイトはこちら

投資用不動産も様々で、マンション(レジデンス)、物流倉庫(ロジテクス)、商業施設、テナントビル(リテール)、ホテル・リゾートとあります。

それぞれ投資家が投資して配当を得ることは共通なんですが、これだけ業種が様々ですと、今回の件の影響を大きく受ける業種と受けない業種と分かれるみたいですね。
実際、株式の下落と連動した形で50%近く下落してましたが、持ち直しているものもあります。
上記のレジデンス系とロジテクス系に投資家の注目が集まっているんでしょう、
コロナの影響の少ない業種である物流や居住マンションが安定的な資産運用であるように投資家がとらえており(利回りもネットで5%程度)、その他の業種についてもリスク分散の観点から保有を目的とした取得が目立ってますね。

今年の一番の底から40%も持ち直しており、不動産投資の安定性が再度注目された形となったのでしょうか?
しかし、また予断は許さない状況、人が動けない以上、投資市場だけでも活発になればと思いますね。

写真はヤビツ峠で昨年撮りました、明けない夜はないです。皆さん頑張りましょう。