かいつぶりの日々

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【実務】不動産投資のこと

2020年04月01日 | 実務


世の中、イベントがキャンセルになり、期待したインバウンドもなくなり、オリンピックも延期となるようなご時世で、株価が急落したり為替が大きく変動したりで市場が混乱しております。
不動産投資(REIT)も下落しましたが、ある投資家は有価証券とかの買いのチャンスだ!と買い占めに走ってますし、慎重派ももちろんいるわけですし。ここで、投資対象の不動産投資ってどうなの?ってところからご説明しますね、

不動産投資は簡単に言えば賃貸用不動産を買って(投資して)その賃料を得る。だけの話ですが、最近では元本価格の大きい都心の不動産等を中心に不動産を証券化(簡単に言えば一口いくらの不動産のチケット)して、その購入額に応じた賃料(配当)が投資家に配分されるいうシステム、ぼちぼち10年以上になるのかな。不動産投資の状況のわかるJREITのサイトはこちら

投資用不動産も様々で、マンション(レジデンス)、物流倉庫(ロジテクス)、商業施設、テナントビル(リテール)、ホテル・リゾートとあります。

それぞれ投資家が投資して配当を得ることは共通なんですが、これだけ業種が様々ですと、今回の件の影響を大きく受ける業種と受けない業種と分かれるみたいですね。
実際、株式の下落と連動した形で50%近く下落してましたが、持ち直しているものもあります。
上記のレジデンス系とロジテクス系に投資家の注目が集まっているんでしょう、
コロナの影響の少ない業種である物流や居住マンションが安定的な資産運用であるように投資家がとらえており(利回りもネットで5%程度)、その他の業種についてもリスク分散の観点から保有を目的とした取得が目立ってますね。

今年の一番の底から40%も持ち直しており、不動産投資の安定性が再度注目された形となったのでしょうか?
しかし、また予断は許さない状況、人が動けない以上、投資市場だけでも活発になればと思いますね。

写真はヤビツ峠で昨年撮りました、明けない夜はないです。皆さん頑張りましょう。