トライアングルの部屋

シニア街道をゆっくり散歩中
本読んで
映画観て
時々おでかけの記録も
仙台在住で大の阪神ファン

神様のカルテ 2 夏川草介

2011-03-11 12:09:49 | 本 2011年
相変わらずの夏目漱石的口調
それが小気味良い

信州の山々や木々の美しさが目に見えるようだ

ご高齢のトヨさんが亡くなるシーンは泣けてくる
それに付き添う夫のマゴさんの愛情 優しさ・・・
70年も夫婦でいるなんてすごい!!

そして古狸こと内藤先生と千代夫人

主人公の栗原一止と妻のハルさん

夫婦のあり方と命の話?

そんな中で旧友の医者の夫婦仲も戻りつつある気配・・・

酒もまたこの話の中ではテーマの一つだ
本当にうまそう~~
おいしそうよりうまそうというほうが合う感じ・・・

映画になるらしいが
一止役が桜井翔さん?
私の中のイメージと違うなあ
もうちょっと肉食系の感じなんだけど

そうだ松山ケンイチさんなんてどうかな?

妻のハルは宮崎あおいちゃんでぴったりだ!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マボロシの鳥 太田光

2011-03-07 07:38:44 | 本 2011年
最近嫌なことばかり続き
気が滅入っているところに
この本を読んだら
もう死にたい気分になった

それほど陰湿な話ばかり
読み終わった後の憂鬱感・・・

ラストにどんでん返しを期待して読んだのがいけないのか?

思い出したくないので内容は記載しないでおくことにした

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日光東照宮 水戸偕楽園 鬼怒川温泉 etc・・・

2011-03-06 08:00:00 | お出かけ
3月初めの日光東照宮は寒かった
かき集めた雪が山になっていた
道路は凍っていて滑りそう・・・

何十年も前に確かに来ているのに
三猿も陽明門も眠り猫も
初めて見るような感じ
鳴き龍は全く覚えていなかった

寒いので早々とひきあげて
駐車場近くの日光カステラのお店に入る
飲み物とお菓子で600円
ゴマ最中とコーヒーを注文
出入りが多くてストーブ一つでなかなか暖まらない

日光たまり漬けでお買い物
塩分制限中の我が家は見るだけ

鬼怒川温泉「鬼怒川プラザホテル」へ
ネットの口コミ通り廊下は暗く寒かった

夕食は部屋食を希望
湯葉が多く最後の方は少々湯葉に飽き飽き
そういえば昼に食べた鍋定食にも湯葉が・・・

翌日の朝食が最悪!!
温泉に来てコンチネンタルバイキング??
冷たいパンだけ(せめて焼き立てだったら)
ご飯はなし
ポテトサラダもタッパーから出しただけがわかる盛り付け
サラダにはきゅうりも入っていない
今高いからなあ
水菜でごまかされ・・・
もう鬼怒川温泉に来ることはないだろう~たぶん

益子焼窯元
急須とご飯茶碗を購入
作っているところはちょうど休憩時間とのことで
見られず
ホテルを出る時間 調整して出られんかったんかな??
後に響くか?

水戸偕楽園へ
天気予報は暖かくなるとのことだったが
ダウンでちょうどいい

満開だし土曜日ですごい人!!
好文亭に入るのに行列!!
入ってからも移動するのに渋滞!!
時間が短いのに・・・
好文亭から見た梅は満開なのかよくわからなかった
以前来たときもこんな感じで
その時は満開じゃないからだと勝手に思ってしまったが
梅は白が多いし花自体が小さいかららしい
桜の満開と同じと思ってはいけないみたいだ

広場で食べた蕎麦
かけ蕎麦だけどおいしかった
梅みそ団子も美味!!

袋田の滝へ
以前来た時はなかったのに
2008年にエレベーターができたとかで
上から見られるようになっていたが
上から見るより
下のほうで見たほう迫力ある!!

袋田の滝はなにしろ自動車道まで遠すぎる
バスの旅は一般道が長いと疲れる!!

帰路へ






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小さな理由 森浩美

2011-03-01 08:22:15 | 本 2011年
あとがきで作者の森さんが書いているように
家族を中心に日常に起こる些細な出来事がテーマ

「いちばん新しい思い出」
「夜の鯉のぼり」

二つとも離婚して
妻だけではなく
子供とも別れた父親の苦悩がテーマ
離婚すると子供も大変!!

ましてや母親が再婚なんてしたら
つらいなあ
そして父親の違う弟妹が生まれ・・・

祖父母も孫に会えなくなる・・・

離婚は夫婦二人だけの問題ではないのだ

それにしても「夜の鯉のぼり」の伯母の
憎たらしいこと
シンデレラか!!

「皿を洗う父」
何気ない親子の会話の中で
親の過去を知るってことあるある
皿を洗うという単純作業が頭の中を整理するときに都合がいい
これもあるある

「手のひらが覚えている」
苦労して子供を育てても
年を取ると居場所がなくなる?
つらいなあ・・・

「黒たまご」
これは父親が病気で死んでしまい残された妻子の話
大好きだった父親が死に
寂しいだろうに
息子の優しさにじーんとくる

「玄関先の犬」
リストラされ
家族に言えず
以前と同じに毎朝家を出る
この手の話はよくあるんだけど
他の家の犬が心を癒してくれるのか・・・
その家のご主人が再就職先を世話してくれるのかと
期待したのだが

「渡り廊下の向こう」
娘のコンサート行きの話から
自分のことを回想する父

勉強もスポーツもできて
スタイルもいい
男子に人気のある子

そんな彼女の隠された秘密・・・

幸せになっててほしいと願ってしまう
これも母親再婚の悲劇

「桜散らず」
今一番自分に近いテーマ
倒れた妻を自宅で面倒看るって大変だ!!
全部自分でやろうと思わないで
他人の手も借りないと
共倒れになるから・・・

奥さん 自分のしたいことも口にすることがなく
夫のいうことになんでもそうですね~~って
口論したことがないって

とても真似できない!!

森さんの作品が入試の問題にもなったらしい
「家族の言い訳」もよかったし

「こちらの事情」も読まなくちゃ!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする