トライアングルの部屋

シニア街道をゆっくり散歩中
本読んで
映画観て
時々おでかけの記録も
仙台在住で大の阪神ファン

煙とサクランボ 松尾由美

2012-01-29 14:10:14 | 本 2012年
十人も入ればいっぱいになるバーが舞台
主な登場人物

炭津 初老の紳士??

立石晴奈 二十代後半 OLのかたわら漫画を描いている

柳井 バーのマスター

高田 元銭湯の主人 炭津の仲間

途中からストーリーは読めたが
炭津の行動の動機が今ひとつだなあ

犯罪というのは当人しかわからない
些細なことが動機だったりするが
自分の身勝手のために
何も罪のない人を
不幸にする必要があるか?

だから幽霊となってこの世に戻ってきた
と言うことか?

真実を知ってしまった後の
晴奈の気持ちはわからないが

思い出の写真をなくすということは
とてもつらいことなんだよ

我が家も写真保存対策しておかないと・・・

本の題
煙とサクランボ

煙はわかるが
サクランボの印象は薄い
最後の場面
晴奈の飲み物の中に
チェリーが入っていればいいのに・・・


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西巷説百物語 京極夏彦

2012-01-25 08:17:14 | 本 2012年
にしのこうせつひゃくものがたり

必殺シリーズのような?

殺すまではいかないが
真実を明かす

それを知らないで読んでいると
前置きが長い長い

もののけや霊魂の仕業かと思いきや・・・

内容をまとめるのが
難しいので
最終章の野狐にあったのを
丸写ししておく

桂男
廻船問屋の一人娘と生真面目な番頭が駆け落ち

遺言幽霊 水乞幽霊
両替商の次男坊が惣領を殺め気が触れてお縄になった

鍛冶が嬶(かじがかか)
土佐で大勢を殺めた刀匠が大阪に逃れ商人宿で自害

夜楽屋(よるのがくや)
浄瑠璃の名人上手が芸道を極めて絶望し若くして隠遁

溝出(みぞいだ)
疫病で滅びかけた山里の庄屋が村の大立者に嫉妬し相打ちになった

豆狸
川に流された酒蔵の跡取り息子が五年後に戻った

ちょっと違う表現だなと思うところもあるが
これを読んで後日思い出せればいいので・・・

夜楽屋は浄瑠璃の世界を覗いてみたくなった

溝出ではこんなにも貧しい人がいたんだと
今も世界のどこかにいるんだと
胸が苦しくなる

他の話と構成が違うのは豆狸

これを読んで
今回の震災で津波で遠くまで流され
異国の人に助けられ
記憶喪失になって生きている人がいないだろうか
なんてところまで思いが行ってしまった
NHKの朝ドラ澪つくしも
そんな話だったなあ

最終章 野狐
この話に出てくるお栄は
私の中では戸田恵子さん
妹を殺された復讐を依頼してくるが
その相手は意外な人だった・・・

この本の中心的人物 林蔵
小林薫さんのイメージ
もっとクールな感じの人かも
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ALWAYS 三丁目の夕日‘64

2012-01-21 14:15:40 | 映画 2012年
1964年 昭和39年
東京オリンピック開幕の年

3D
東京タワーが飛び出た
グライダーみたいなのが飛んできた
その他は3Dの意味はあまりないかも

相変わらず吉岡演ずる茶川は小汚く
妻の立場を考えたら
もう少し整えてもよさそうなのに
ぼさぼさの髪
汚れたランニング

アニメ三丁目の夕日の茶川さんのイメージに
忠実なのもいいけど
結婚したところから
もうアニメとは違うのだから
もう少しなんとかならんかなあ・・・

小雪さんは本当に妊娠中のおなかでの撮影なのか?
生まれた後のおなかを注意して見てしまったが
うまく隠しているのか
撮影の順序を逆にしたか?

堀北真希さんの恋人役
森山未来さん
モテキの印象がまだ残りすぎ・・・
こんなにアイビー強調しちゃって
協力はVANでした

これの1と2は映画館では観てなくて
今回試写会で3作目を観てから
テレビで前作を観たのだが
テレビと映画館との違いはあるが
3作目が一番面白いと思う

3作目が面白かったから
1と2に期待して
テレビで観たら
がっかりしたというのが本音

まだまだ話は続きそう
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阪神タイガース変革論 大下英治

2012-01-06 13:36:48 | 本 2012年
星野仙一氏との独占インタビューから始まる

小さい時から阪神ファンだったのか

阪神の監督をやっていて
血圧があがり
体調不良で辞任したが
楽天の監督に復帰したのはなぜか?
あれから年月もたっているし
楽天とその当時の阪神はさほど
変わらないような気もするが
今体調はいかに?

叱ると怒るの違いは
叱るには愛情がある
怒るのは感情だけだ
と言ったそうな
自分は愛情を持って叱っていると言いたかったに違いないって

今はどうなんだ?
ピッチャーのやりくりも考えず
怒りにまかせて
ローテーションピッチャーを2軍に落としたりしませんでしたか?
この本の中身のどこまでが真実なのか?

川藤氏のことも
美談に書かれている
日本一の補欠か・・・

低迷期の阪神の内紛は
以前別の本で読んだが
どこの球団にもあることだ
Gもしかり・・・

岡田語の話
インタビューや解説を聞いていても
わかるわ
岡田独特の話しっぷり
主語も修飾語もない
解説を聞いている時は
子供を送り出した親の気分?
何を言い出すかハラハラしてたもんや

彼は解説やっているより
監督がむいているよ
マウンド上の久保田の所に監督自ら出て行ったあの中日戦
よぉく覚えている

新聞は巨人寄りの報知以外四紙とって
先発予想をするって
監督はみんなそうしているのか?
天気予報も調べて戦術を練る・・・
真弓さんもやっていたのか?

現在の阪神
新井選手ってすごくナイーブなのだ
チーム不振の戦犯と言われ
ノイローゼ寸前までいっていた?
広島時代もそうだった気がする
スランプに陥ると長い

この本は平成22年5月に完成しているから
23年の結果については
触れてはいないが
23年は変革失敗だろうな
またまたの監督交代劇

24年は金本復活と若手活躍に期待!!
和田新監督がどんな采配を見せるか?


 
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それでも彼女は歩きつづける 大島真寿美

2012-01-03 08:02:29 | 本 2012年
柚木真喜子という映画監督の女性と関わりを持った
6人の女性の話

本人はほとんど登場しない

柚木真喜子の映画に脚本を書いてた志保
現在フリーライター

柚木真喜子の恋人兼映画の助手的立場だった男を
彼女から離して
(決して奪ったのではなく)
結婚したさつき
もうすぐ子供が生まれる

柚木真喜子の妹七恵
真喜子が外国の賞を取ったということで
地元局からインタビューを受ける

柚木真喜子のファンの亜紀美
地元局に受賞したことを匿名で知らせたり
実家に祝いの花を贈ったりした
真喜子の兄とお近づきに・・・

柚木真喜子が所属している事務所の社長登志子
後継者として育てようとしている息子が
真喜子にのぼせ上り
それを快く思っていない

柚木真喜子の映画に以前出演したことがある八木沢十和
女優で成功せず
テレビの世界で放送作家の仕事をしている

最後の章は
十和が書いた脚本?

私としては亜紀美がいいかも
その人のことをネットで一生懸命検索して
ひたすら陰で応援する
少し近いものがある?

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