トライアングルの部屋

シニア街道をゆっくり散歩中
本読んで
映画観て
時々おでかけの記録も
仙台在住で大の阪神ファン

再会 横関大

2010-11-26 19:12:17 | 本 2010年
江戸川乱歩賞受賞に納得

ある殺人事件を機に
次々と明るみに出る幼なじみ4人の過去の秘密

映画化サスペンスドラマになったら~~

スタイルのよい美容師の万季子 今朝NHKのテレビに出ていたので小雪さんで・・・

圭介 スマートな建築士 大沢たかおさん?

直人 寡黙な感じ?愛する人のために自分を犠牲にしようとする
   これがむずかしい誰も浮かばない・・・ 

淳一 なぜか松山ケンイチ

博美 広末涼子

南良 小出恵介ということで

正直言って世間は狭い的サスペンスはがっかりなんだけど
でもこれはおもしろかった
最後まで犯人に確信が持てなかった
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たすけ鍼 山本一力

2010-11-22 11:29:22 | 本 2010年
腕のいい鍼灸師 染谷(せんこく)の話

ツボ師染谷

その隣りに住むおちさが奉公先 乾物問屋焼津屋からお暇をもらい帰ってきた
その理由がなんとも子供じみている気がする
その焼津屋が得意先を招待して舟遊びをした時
食中毒が発生した
患者が染谷の所へ運ばれてくる

寝覚めの床

染谷が師となり鍼灸を教えている子供たちの中の一人
進吉が稽古に姿を見せない
父親が借金をしてそのカタに息子である進吉が連れ去られた
その貸主が病で何人もの医者に診てもらってもよくならず
どうせ死ぬなら貸した人々を道連れにと荒れに荒れているとのこと
染谷はそこへ乗り込んでいく

梅雨寒ごたつ

醤油屋野田屋の当主佐五郎の具合が悪い
どうやら番頭と医者がグルになって
おかしなことをしているような気配・・・
当主の息子の与一郎はそれに気づいて
染谷に診立てを依頼するが番頭に追い返されてしまう

ほか8話
この野田屋の一件が最後まで解決しない
この本の続きはあるのか?
すっきりしない終わり

時代小説によく出てくる仙台掘の謂れ
ようやくわかった
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キング&クイーン 柳広司

2010-11-12 16:56:07 | 本 2010年
六本木のバーで働く冬木安奈は元SP(セキュリティポリス)となったら
題名のクイーンは彼女のことだと思ってしまうんじゃないのかな??

チェスの世界的チャンピオンが日本滞在中
命を狙われていて
警察もだめ警備会社もだめということで
安奈に警護を依頼してきた

元SPが活躍する話となれば
もっとハラハラドキドキがあるかと思ったが
それもほとんどなく

その世界チャンピオンが命を狙われる理由も
日本人だからか?チェスに詳しくないからか
そこまでするかという気がする

天職だとまで思ったSPの仕事をやめた理由にも疑問・・・

この主人公は
今サスペンスにぴったりだと言われている
吉瀬美智子さんのイメージ
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さびしい女神~僕僕先生シリーズ 仁木英之

2010-11-08 16:35:24 | 本 2010年
僕僕先生シリーズ4作目

以前の話よりおもしろくない

原因を考えてみたら
千人僕僕先生の活躍がほとんどないからのような気がする

弟子の王弁ばかり出てくる

この話のおもしろいのは
僕僕先生と弟子王弁とのやりとりにもあるのに今回は少ししかない

旱(ひでり)の女神魃(ばつ)の結界が破られたため
苗人の国の内 峰西が干上がってしまう

その国を救うため王弁が奮闘する

僕僕先生が姿を消してしまったため
司馬承禎に頼みに行くのだが
前作に出てきた司馬承禎どんな人物だったっけ?
よく覚えていないし・・・

読んでいくうちに
顔が乾燥してヒリヒリしてきた気がする

まだまだシリーズは続きそうだが
少々飽きてきた感じがしないでもない




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影法師 百田尚樹

2010-11-03 14:09:10 | 本 2010年
上士 中士 下士と身分が分かれていた茅島藩での話

中士の次男として育った磯貝彦四郎
下士の長男として育った戸田勘一

二人とも文武に優れていたが
運命はあることをきっかけに大きく変わっていく

文武に優れていても
身分により自分ではどうにもならなかった時代

異例の出世をしていく勘一に比べて彦四郎は・・・

どうして影法師という題がついたのか気づくのはどの辺?

彦四郎のイメージがどうしても三浦春馬と重なる

映画になるとしたら勘一役は小栗旬あたり?
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北東北 紅葉めぐりの旅

2010-11-02 08:15:22 | お出かけ
10月29日
秋田 十二湖へ
白神山地にある

十二湖という湖があるのだと思っていた
沼とかが33個あるが
大崩岳から12個見えるから十二湖というらしい

中でも青池という沼はインクを流したような色だった

売店で売っていたイチジクのグラッセ ラム酒風味は美味
帰ってからネットで検索したら草津で
まったく同じものが売られていた

コーヒーとチーズケーキもおいしかった

千畳敷海岸へ

畳を千畳 敷いたような海岸かと思っていた

津軽藩の殿様が畳を千畳敷いて観覧したところからついた名前らしい

斜陽館
太宰治記念館
太宰が風情も何もないただ大きいだけの家と言っていたらしいが
本当に広かった
無駄な贅沢?
階段やふすまにそれが表れている

津軽三味線会館
斜陽館と共通入館券を購入したが
こちらはほとんど観る所がなかった感じ
三橋美智也の展示コーナーがあり
着ていたという毛皮のコートが飾られていた

立ねぶたの館
すごい建物!!
高さ22メートルあるねぶた2体が飾られていた
今年の分は東京へ出張中とのこと
青森新幹線の宣伝のためとか

2体でも圧巻!!
上から見ても下から見てもすごかった

建物の一部が開いてこのねぶたを外に出すらしい
開くところを観たいものだ

ホテルサンルート五所川原へ宿泊
部屋はこじんまりとしているが
一切無駄がなくかつ必要なものは揃っていて
狭いながらもゆっくりできた

8階のレストランの食事も美味!!
夜景を見ながら食事ができ値段もリーズナブル

10月30日
八甲田山へ

八甲田山も十二湖と同じ
いくつかの山々を総称して八甲田山という
雪が少し積もっていてかなり寒かった
ダウンを着てきて正解!!
ロープウェイで登る途中の景色
紅葉 樹氷 まわりの山々など最高だった

奥入瀬渓流
大好きな滝がたくさんあって
森林浴もでき心が洗われる気がした

マイカー規制されていたらしい

携帯電話はずっと圏外・・・

十和田湖
何度か来ているので
添乗員さんにはつかずに
湖もろくに見ず
よさこい踊りを見物

1週間早く行った人たちは
紅葉にはまだ早かったらしい
この時期が見ごろだとか
ただ猛暑の影響で
今年は全体的に今ひとつの出来らしい

五所川原のねぶたは八月にぜひ来てみたいと思った

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むこうだんばら亭 乙川優三郎

2010-11-01 08:35:08 | 本 2010年
銚子にある貧しい漁村
飯沼村にある飲み屋「いなさ屋」を舞台に8話
いなさ屋では陰で口入もやっていた

「行き暮れて」
女郎として生きてきた老女が
いなさ屋の主人孝助を相手に
自分の人生を振り返る


「散り花」
カツオ釣りに出たまま帰らぬ人になった父
もう働けない祖父
まだ働けない弟妹
頼みの弟(たぶん長男と言う意味)は病弱
長女のすがは母と二人で働いても働いても生活は苦しく
いなさ屋に口入れを頼みに来た

海女の仕事をしてきた時の大変さ
女として身を売ってあっさり得た大金
彼女の苦悩・・・


「希望」
遊女屋の女郎として働いていたきち
客から金を巻き上げ逃げてくる
弁天堂の堂守をしていた友造は彼女に惚れて貢ぎ
弁天堂の修復費用にまで手をつけて
きちの後を追う

二人が行き着いた先はいなさ屋

「男波女波」
猟師の佐多蔵
妻のらくは一年前に死んだ
夫婦仲のよかったはずなのに
死んでから次々と妻の秘密が暴かれる

佐多蔵が憂さ晴らしにいなさ屋に飲みに行く
そこには病弱で農家を離縁され
口入を頼みに来たまま
店を手伝っていたゆうがいた


「旅の陽射し」
医者だった意伯
自分の死期を悟った彼が妻の万と銚子へ旅に出る

医者として居丈高で冷淡だった意伯
自分が病気になるとわがままになり
小さなことで妻に当たるようになる
そんな彼は旅に出て人と触れ合ううちに
心が安らいでいく

友人が紹介してくれた磯巡りの案内人が
いなさ屋で働くぬいだった


「古い風」
綿縮の機織りを仕事にして
一人で生きてきたあさ

機屋の主人巳之助があさを女房にと言ってきた
しかしあさには人に言えない過去があった

時々繕い物を頼みにくるいなさ屋の女将たかに
どうしたらいいか相談する


「磯笛」
一人暮らしの猟師島蔵の所へ
身の回りの世話をするためなおという女がやってくる
いなさ屋に紹介してくれるよう頼んでおいたのだった

島蔵はなおに
死んだ息子と女房の残した着物で
万祝を作ってほしいと言う

博打打ちの男と離れられないなお
何とかしてあげたいと思う島蔵

なおと男は去っていった

残された島蔵
ある日誰かに呼ばれた気がして
無意識に万祝を羽織り
舟を出す


「果ての海」
いなさ屋の二人孝助とたかは
夫婦同然の暮らしをしていながら
本当の夫婦ではなかった
二人の行く末は・・・
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