トライアングルの部屋

シニア街道をゆっくり散歩中
本読んで
映画観て
時々おでかけの記録も
仙台在住で大の阪神ファン

コールセンターもしもし日記 吉川徹

2022-09-30 10:25:43 | 本 2022年
携帯電話料金のコールセンターでの体験記

著者は1967年生まれ
派遣社員
離婚して一人息子のために
毎月3万養育費を払っている

通勤交通費は支給されない

お客さんのランクというものがあるそうな

Aランク 指定した引き落とし日に口座振替や
カードで支払う客

Bランク 残高不足などで引き落としできなかった場合
翌月に再度引き落としで支払われる客

Cランク 支払い期限内に請求書でコンビニや携帯のショップで
支払っている客

Dランク 支払い期限が過ぎた後 コンビニや携帯のショップで
支払っている客

Eランク 利用停止後に支払った客

ランクづけされているんだなあ


ショップの店員が自分のミスを
コールセンターのせいにしたケースがあると
ずるいね

辞める人の多い職場
日々怒鳴られる仕事

外資系証券会社の就職試験の
内定通知の電話をする仕事も経験

大学のランクにより電話の受け方が違うと

偏差値の高い大学は軽いノリで答える
内定して当たり前のように

そうでない大学の生徒は
本当に受かってうれしいという感じで電話を受ける
かけているこちらもうれしくなると

大手企業は大学のランクで足切りして
試験さえ受けさせない所も多い
学歴社会いまだ健在

一流大学を出て一流企業に入った人間が幸せか?

必ずしもそうではないと

世間的なイメージもいいが 仕事は厳しい

著者の体験から言えること

内定連絡を鼻で笑った学生と
大喜びした学生
どちらが充実した人生を歩んでいくか見てみたいと
私も知りたい

一緒に働いていたおばちゃんが
慶応大学生への電話のかけ方がゆっくり過ぎて失礼だと

相手は慶応大学ですよというのに対し
私はこれでも明治を卒業しているんですけど
明治のOBが慶応の学生にゆっくり話すと失礼になるんですかと
言い返した

大学などで人生が決まるわけではないと
下の欄の注意書きに書いているが
やっぱり大学名は出したいんだと著者に対してちょっとがっかり

携帯電話 固定電話 インターネット
ひとつにまとめて請求が来るおまとめ請求

これにはデメリットがあり
支払いが滞ると全部が同時に利用できなくなる

別々ならどれかは使える

加入者を増やそうとしている時に
電話会社がそのデメリットをいう事はないと

吉川さんは働いていたコールセンターが閉鎖になり
ドコモへの転籍を勧められたが行かなかった

有給休暇や失業保険を使い
次に就いたのが福祉の仕事

介護福祉士の資格を持っていたのだ

グループホームでの夜勤の仕事

55歳でスタートラインだと

息子さんとの仲も順調そうで
幸あれと応援したい
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ぬしさまへ 畠中恵

2022-09-24 11:46:06 | 本 2022年
しゃばけシリーズの2作目
全部で6話

「ぬしさまへ」
手代の仁吉に恋文を寄こした
小間物商 天野屋の一人娘おくめが溺死

一太郎は事件の解決に
水に強い女の妖
濡女(ぬれおんな)に頼む
犯人は女中のおさき

「栄吉の菓子」
長崎屋の隣にある菓子屋の息子で
一太郎の幼馴染 栄吉
彼の作った菓子を食べた隠居の九兵衛が死んだ

最初栄吉が疑われるが
残りの菓子を犬が食べて
何ともなかったと無罪放免

この話はちょっとなんだかなあという感じ
自分の遺産目当ての遺族に素直に残すのは嫌だと
庭に毒のある草花を植え
自ら少しづつ口に含み
タイミング悪く死んだときに居合わせた者を
下手人に仕立て上げようとする

さらに箪笥にからくりし
書き付けを隠し
自分の仕掛けを見破れば
お上の勝ち
金食い虫の誰かを下手人にできれば
九兵衛の勝ちと書いておいた

馬鹿なことを
いくら博打が好きだからと
その財も元は富くじが当たったもの

自分が死ねば喜ばれるだけなのが我慢できなかったと

「空のビードロ」

一太郎の義母兄 松之助が奉公先の桶屋東屋を出て
一太郎のもとに来ることになるまでの話

東屋の娘おりんが松之助に気のある素振りを見せて
優しくしていたのは
弟である大店の息子一太郎の嫁になりたいためだった

その東屋が火事で焼けてしまう

着のみ着のまま
やってきたのは長崎屋

長崎屋を目指したわけではなく
落ちていたビードロを松之助が拾い
持ち主が長崎屋のある日本橋に住んでいるとわかり
届けてあげようとやってきたのだが

なんと持ち主は一太郎だったというわけ
松之助に会いたくて
東屋の近くまで行ってビードロを落としてしまったという事
この話は妖は出てこなかったな

「四布(よの)の布団」

一太郎のために新調した四布の布団が泣く

四布とは四枚幅ということ
頼んだのは五布だったのにと
繰綿問屋 田原屋に乗り込む

そこで通い番頭が殺されているのが見つかる

田原屋の主人が恐ろしい癇癪もちで
おかみも奉公人も毎日
びくびくして暮らしていた

そしてみんなは仕事場に来ては泣いていた
布団からの音はみんなの生き霊

番頭は階段から落ちて死んだ
店を辞めたいという番頭
辞めないでくれというおかみ
その争いで・・・

今で言うモラハラの主人を
こらしめようと
妖たちが暴れまわる
人魂や妖の影は見えているだろうに
誰も逃げ出さず半狂乱の主人を見て
奉公人たちは大盛り上がり

長年主人を恐れていたようだから
それより怖いものなんてないんだろうと

「仁吉の思い人」

虚弱な若だんな一太郎
半端ない夏バテなのに
薬を飲もうとしない
なんとか飲ませようと
仁吉の失恋話をしたら薬を飲むと約束させる

妖はとにかく長生きだから
人との恋に落ちても
先に人の方が死んでしまう

仁吉の片思いは妖で吉野という名
その吉野が想う人は同じ男で、何度も生まれ変わっては出会い
死に分かれてきた
千年以上も・・・

そして仁吉はずっと吉野のそばについてきた
何とも気の長い話で

そしてついに吉野とその男は結ばれる
それは一太郎の祖父母だった

だから一太郎には妖の血が入ってて
普通の人には見えない妖が見えるって事

吉野は齢三千年の大妖 皮衣(かわごろも)
ドラマでは十朱幸代さんが演じていた
そして仁吉は谷原章介さん

皮衣は一太郎をこの世に誕生させる代わりに
荼枳尼天(だきにてん)様に仕えることになり
人間界を去っている


「虹を見し事」

皮衣に仕えていた 狐の妖 暗紅(あんこう)が
人に悪行をして
神の庭にいられなくなった
皮衣からもきつく叱責を受け
恨みを抱いていたが仕返しをする力がない
それで孫の一太郎を葬ることで憂さを晴らそうとしたと

幻を見せたりと悪さをしてくる
仁吉たちは暗紅のことを知っていたのに
最初から一太郎にも話せばいいものを
何も言わず周りの妖たちの姿を消したり
芝居をしたり

だから一太郎は不安になり
一人で闘っている気持になるわさ

最後に理由を聞いたら
他出しないでくださいと言ったのに
きかずに三春屋に行ったから

どうせ暗紅の話をしても大人しくしてないし
それならわざと暗紅を呼び寄せて
早々に決着をつけることにしたと

ギヤマンの酒杯が筵の中から出てきたり
その中で魚が泳いだりした件は
知らないと
この不思議 後の話になにかあるのかなと一応記しておくか

女中のおまきと兄の松之助どうにかなるかと思っていたら
おまきちゃん死んじゃったよ
殺さないでほしかったなあ
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

2022-09-23 14:18:16 | 映画 2022年
公開は2019年

シリーズの最終章ということで
レイアもレンも死んで終わり
肉体が消えて
服だけ残る

レイって悪の親玉の孫だったんだ

ファースト・オーダーの方にスパイがいた
ハックス将軍
レンに嫉妬してだって
まったく!!
そしてすぐにバレて殺されてしまうし

レイア役のキャリー・フィッシャーさんが亡くなっているので
この作品ではアーカイブ出演ということで
後ろ姿や手だけだったりがあり
でもそうじゃない所うまく編集するもんだなあと

映画と関係ないけど
ランドみたいな援軍
ウクライナにも来ないかなと
思ったりして
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沈黙のパレード

2022-09-22 17:20:27 | 映画 2022年
原作読んだ時
映像化されたらパレードのシーン
どんな風になるのか楽しみだと記したけど
なんかすごいね
本当に作ったのかCGかわからないけど
すごく楽しめた
吉田羊さん素敵

あらすじの方はそれ書いてるサイト見ればいいから省略

娘を殺された食堂経営の並木夫婦
父親役の飯尾和樹さん 本職芸人だよねと確認したくなるほど
うまいなあ
母親役の戸田菜穂さんだっていつの間にか
こんなおばさん役が合うようになったかと

それと対比して
音楽家の新倉夫婦
椎名桔平さんと檀れいさん
家も立ち振る舞い等すべてが上品

さらに対比したくなるのが
刑事草薙役の北村一輝さんの
事件が難航しているせいでのひげづらと
毎回スマートに登場する湯川教授役
福山雅治さんの少しもひげが伸びていない
ツルっとした顔
ひげ脱毛したんか?と思うくらいきれい

ストーリーの方は
最後まで観て
あれ?原作もっとワクワクしたはずなのに
これで終わり?って感じ
何が違うか記憶が薄れているので

本屋さんで少しだけ立ち読みさせて頂こう
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三千円の使いかた 原田ひ香

2022-09-19 11:29:47 | 本 2022年
ハウツー本かと思ったら小説だった

御厨(みくりや)家を中心にした話が6話

垣谷美雨さんが解説しているが
全ての世代の人に当てはまる話であると

まずは会社員 未婚24歳の次女美帆

人は三千円の使いかたで人生が決まると
祖母は言う
三千円とは祖母が二人の孫にあげたお年玉の額

犬を飼いたいために
一戸建てが欲しくて節約について考え始める

そのセミナーの料金が三千円

セミナーの講師いわく
8×12 これだけ覚えてと
毎月8万 ボーナスに2万
一年で百万たまる計算

そのためにまずは固定費の見直しから

そんなに給料もらってない人
ボーナスない人多いのでは?

次が祖母の御厨琴子 73歳

夫婦で26万もらっていた年金が
夫の死で8万に減った
貯金は一千万

おまえの寿命はあと何年だと
神様が教えてくれたらいいのにって
同感同感
いくらあったら足りるのか知りたいものだ

これから生きていくのに8万では寂しくて
就活を始めた

コンビニでは年齢のこともあって断られたが
彼女の感じの良さに店長が
和菓子屋の接客の仕事を紹介してくれる
デパート勤務の過去も幸いした

ラッキーな人
そんないい話はそんなにないわ

御厨家長女真帆
消防士の夫と娘が一人
証券会社に勤務していたこともあり
お金に関してはいろいろ詳しい
株をやったりポイ活したり

スーパーでは暗算しながらかごに物を入れるって
暗算苦手
いつもそんな金額だった?と
安くても高くても思う方

琴子の園芸仲間?の男性
定職にもつかず
フリーター?
健康保険も年金も入ってないと
その彼の結婚観
もし娘がいてこんな男と結婚したいと言われたら
性格よくても反対してしまうなあ

御厨家長男嫁 智子55歳
家事音痴の夫と二人暮らし
子宮がんの手術を受けたのと
親友の熟年離婚をきっかけに
ファイナルシャルプランナーに
相談に行ったりして生活を見直すことに
夫に対する接し方も考え直す

って夫が優しいからできること

最後の話は美帆が結婚したいと思った男性
翔平に奨学金という借金があることが判明
親が勝手に借りていたのに
就職したら自分で返せと言ってきた

結婚したら二人で返すことになるのかと
美帆の母親智子は大反対
毎月30,500円を20年
大変だわ
反対する気持ちわかる

でも翔平の性格の良さを知り
母智子や琴子ばあちゃんが借金を肩代わり
安い金利でこちらに返済してもらうことにする
なんていい家族

でも翔平の両親のお金に関する無頓着さ
奨学金のこと当の息子に言わないなんて
信じられない
これからも心配だわ

垣谷さんがこの本のこと
「死ぬまで本棚に置いて自分を見失うたび再び手に取る」
と書いているけど
私的には参考にならなかった部分多いかなあ
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うそうそ 畠中恵

2022-09-18 14:18:19 | 本 2022年
DVDを観たばかりのうちに読んでしまいたくて
しゃばけシリーズの5作目にあたるこれを先に読んだけど
どうして数多い話の中でこれをドラマ化したのかなあ

ドラマで結論わかっているから
そこまでの話がものすごく長く感じて
結局ドラマとはラストが違っている始末

若だんな人柱にされそうなシーンもないではないか

山神の娘 比女様とも結構仲良しになったし

どうして「うそうそ」なのかもわからずじまい

ちょっとだけあらすじ

若だんなが湯治で箱根にくることを
山神の娘 比女が嫌がる

どうしてか尋ねても答えず
父である山神とも口をきかなくなり
そのせいで山神の機嫌も悪くなる

そのために地を揺らし 地震と地鳴りが起きる

その原因がなんだかなあ

同じ妖の血が入っているのに
若だんなは大事にされ
自分はそうではない
そのひがみ?
それで守役の天狗に若だんなを狙わせたって
動機としてどうなの

これは先に原作読めばよかったのかも
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スターウォーズ/最後のジェダイ

2022-09-18 13:31:30 | 映画 2022年
スターウォーズって本当にわかりにくい
ネットであらすじをチェックしながら観ても
よくわからない所、多々あり

その前に今さらの用語
ジェダイ 銀河系の平和を守る騎士
     フォースを感じる素質が必要

そのフォースとは ジェダイやシスのパワーの源
エネルギー

シス 悪役

おもしろかったところ

巨大な生き物に乗ってフィンとローズが逃げるシーン
メチャクチャ破壊して気持ちいい!!

ルークが時間稼ぎして
レンと闘いみんなを逃がす時間を作っているシーンと
逃げ道を探すところはちょっとハラハラ

そしてルークの死
フッと消えるルークの肉体
それを感じるレイアとレイ

?という所

ローズって結局何者なんだっけ?
生きて終わった?

レイとかレイアとかレンとか
似たような名前にしなくてもいいのになあ

レイアのつけてる巨大な指輪が気になる
こんな時につけるか?邪魔くさいわ

吹替え 毒蛇男

字幕 卑劣な男
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ポンペイ展 宮城県美術館

2022-09-18 07:30:31 | お出かけ
南イタリア 古代都市「ポンペイ」

西暦79年
ヴェスヴィオ山の噴火により
すべてが埋没

18世紀になり、ようやく発掘が開始

石膏で復元された遺体
モザイク
奴隷の拘束具
炭化したパン

街の人間が一瞬で亡くなった時
魂は死を認識するのか?

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しゃばけ 畠中恵

2022-09-12 14:30:10 | 本 2022年
YouTubeでのラジオドラマ拝聴
DVDでのテレビドラマ鑑賞では足りず
とうとう原作まで読みだした

原作の方
人物の表現で気になったのが
名前で表したり、肩書で表したりする所

たとえば主人公のこと一太郎と言ってみたり
若だんなと表現したり

手代だったり佐吉、仁助だったり


他の気になったところ

蒲柳の質 (ほりゅうのしつ)
生まれつき体が弱く病気になりやすい体質のたとえ
蒲柳はカワヤナギのこと
その葉は秋になると早く落ちてしまうことから
虚弱な体質を言う

おもしろくない話はおとといの向こうに捨てて
楽しい毎日を送りたい
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しゃばけ うそうそ ドラマ

2022-09-04 13:14:23 | 映画 2022年
しゃばけシリーズでドラマ化された第二弾
「うそうそ」

体の弱い一太郎が箱根に湯治に行き
そこで事件に巻き込まれる

ずっと昔に山神と人間の間にできた姫の比女さま
人柱にされその憎しみが地震を起こす

ある藩の侍が金策のため一太郎が育てている朝顔を狙う

一太郎と異母兄の松之助(岡田義徳)が人柱にされる

天狗(中村扇雀)が鼻を高くして出てくる
姫の代わりに一太郎の命を狙う

姫が一太郎を恨む理由が今一つ

山神役が先日亡くなった古谷一行
特別出演

今回は鈴彦姫役 早乙女太一さんは男装

それにしても比女 かわいくない

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