トライアングルの部屋

シニア街道をゆっくり散歩中
本読んで
映画観て
時々おでかけの記録も
仙台在住で大の阪神ファン

本所おけら長屋 八 畠山健二

2024-12-31 08:39:08 | 本 2024年

その壱 すけっと

 

敵(かたき)持ちの森田小次郎

しかし病に倒れ

それは十三歳の娘 美乃が代わりを務めることに・・・

 

島田鉄斎の元で稽古する美乃

 

しかし

ようやくみつかった敵には

妻がいて、もうすぐ子供が産まれると

 

両方に都合のいい決着の方法はないかと

思案するおけら長屋の住民

 

その弐 うらしま

 

おけら長屋の住人行きつけの飲み屋

「三祐」

そこで働くお栄の口癖は

「大店の若旦那に見初められて

玉の輿に乗る」

 

それが現実に!

鼈甲(べっこう)問屋 浦島屋の

跡取り息子に見初められてしまう

 

その参 ふところ

 

相撲取りの大巌(おおいわお)

体はでかいが意気地がなく負けてばかり

 

「回向院勧進相撲勝ち抜き戦」では

人気実力ともに

当代一の大関 喜瀬の山と当たることになってしまう

 

賭け相撲でなんとか儲けたいおけら長屋の

万造 松吉たちは思案し

なんと島田鉄斎の元で稽古することに・・・

 

ここでは以前敵持ちだったのに

蕎麦屋になった男や

命を懸けて書状を届けた飛脚の

心温まる話も登場

 

その四 さしこみ

 

小心者の武士 田村真之介は

なにか悩みがあると差し込みを患っていた

 

そんな時

蕎麦屋での少女を人質に取った

立てこもり事件に遭遇する

 

その五 こしまき

 

頑固者の浪人

郷田豪右衛門(ごうだごうえもん)

妻に先立たれ

娘 鈴音は愛想をつかし出ていってしまっていた

 

その後

豪右衛門は一匹の犬を助け

富士と名付けて飼うことに

 

しかし豪右衛門は病に倒れ

残りわずかの命となる

 

おけら長屋の住民は

家を出た鈴音探しに奔走する

 

それに力を貸したのが

飼い犬の富士

 

鈴音が置いていった腰巻の匂いを元に

探し回る

 

そして豪右衛門が浪人になった理由も

単純ではなかった

 

この富士の主人に対する忠実心には涙が・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本所おけら長屋 七 畠山健二

2024-12-26 15:09:02 | 本 2024年

その壱 ねずみや

 

悪どく金儲けをした所からだけ

金を盗み出し

本当に困っている人にだけ

分け与えるねずみ小僧が登場

 

盗まれた後も

蔵には鍵がかかっており

江戸の庶民は拍手喝采

 

その正体に気づいたおけら長屋の住民

 

なんとか捕まらないように

思案する

 

だが彼らは火付盗賊改方に自訴

 

その時の筆頭与力の対応がなかなか粋

 

その弐 ひだまり

 

聖庵堂の医師 聖庵の過去と家族の話と

彼が医師になるまでに

尽くした女の悲しい話

 

その参 しらさぎ

 

お里が奉公している成戸屋の本家

志摩屋のお嬢様が

白鷺一座の芝居に夢中になり

芸人になりたいという想いで

食事ものどを通らない

 

そこで万造と松吉こと万松に

なんとかしてほしいと助けを求めてくる

 

それに火事で別れ別れになった姉妹の話も

 

その四 おしろい

 

小間物問屋の主 円太郎は

女装が趣味

 

吉原に足繁く通うが

女が目当てではなく

部屋で女装していたのだ

 

おけら長屋の万造 松吉 八五郎の三人に

高級料亭での料理と酒そして土産付きで

趣味が高じて芸者姿になった

円太郎を褒めちぎってくれと頼まれる

 

しかしその姿は

あまりにひどいものだった

 

万造はその趣味を生かすべく

ものすごいことを考え出す

 

その五 あまから

 

その壱の「ねずみや」のねずみ小僧には

父親を殺された仇がいた

 

その復讐劇

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本所おけら長屋六 畠山健二

2024-12-13 09:00:00 | 本 2024年

その壱 しおあじ

 

後家女 お染の過去を知る男 又造が登場

ただ単に小さい時世話になったではなく

とんでもない又造の過去がわかる

 

その弐 ゆめとき

 

万造は捨て子だった

その万造を育ててくれたのは源吉

万造が十歳の時、源吉は亡くなったが

それから十七年

源吉の形見の品が出てくる

 

その参 とうなす

 

八百屋の金太に嫁取りの話が舞い込む

 

美しい女 お美代が金太の元を訪れる

それを嫁候補と勘違いした

万造 松吉 辰次のやもめ男三人は

お美代と自分が一緒になりたいと

悪戦苦闘

その結果はとんでもないことに・・・

 

その四 やぶへび

 

文七とお糸の祝言が盛大な物になるらしく

金のないお糸の父親 八五郎のために

万造 松吉は八五郎に女ができたと嘘をつき手切れ金と称して

長屋のみんなからお金を借りまくる

 

そしてそれを博打で増やそうとした結果・・・

 

お糸の母親お里は祝言のために

父親からもらった根付を二分で売ってしまう

ところがそれは二両はする物だった

 

その五 だきざる

 

流行病の患者の世話をして

聖庵堂の医者のお満がうつってしまった

 

これ以上高熱が続けば命が危ない

 

万造は

大家徳兵衛の息子が働いている

筑波の御薬園まで飛んでいき

息子由兵衛を連れて帰ってきた

 

奉公先を休んで行ったため

万造は米屋をクビになる

 

そこで登場するのは

お満の父親で薬種問屋木田屋の主

宗右衛門

米屋の主に対するセリフが圧巻

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本所おけら長屋 五 畠山健二

2024-12-13 08:52:28 | 本 2024年

その壱 ねのこく

 

長屋同士の争いに

幽霊屋敷での度胸試しをすることになった

おけら長屋の住人たちが

幽霊を成仏させてあげようとする

 

おもしろいやり取り

「なんだともういっぺん言ってみやがれ」

「馬鹿な野郎、もういっぺん言ってやんなきゃ

話の意味が吞み込めねえんですから」

 

その弐 そめさし

 

長屋の住人 お染の所に

仕事の依頼でやってくる

小間物屋の伊佐吉

茶問屋の娘お好と

好き合っているのに

どちらにも縁談が舞い込む

 

その参 はるこい

 

黒石藩 江戸詰め 尾形清八郎が

長屋の住人 万造と松吉に連れられ

吉原に行くと

清八郎の実家の下男の娘 お葉が

女郎になっていた

清八郎は

そこまでしなければならなかった

藩民の苦しみを藩主に訴える

 

その四 まさゆめ

 

何度か正夢を見た久蔵

ある日宝くじに当たる夢を見てしまう

 

その五 わけあり

 

この話は最後に泣かせてくれる

 

お熊という金貸しのばあさん

小さい時の過去の過ちを

老い先短くなってから

その罪を償えて

満足して死んでいく

 

金貸しになったいきさつもおもしろい

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青瓜不動 宮部みゆき 

2024-12-05 08:01:59 | 本 2024年

三島屋変調百物語九之続

 

江戸 神田三島町にある

袋物屋の三島屋では

風変りな百物語を続けている

 

おちかが嫁いだので

今は次男の富次郎が聞き手

 

さあ今回はどんな話が語れるのか

 

このシリーズは毎回本自体が分厚いが

おもしろいので

すぐ読み終えることができる

 

よくもまあこんな摩訶不思議な世界を

思いつくもんだ

 

気になった所を少しだけ

 

第一話 青瓜不動

母親が死んだあとお奈津たちを世話してくれたのは

母の妹 お萬

 

夫も子供もいない女は

村はずれの墓所にある

投げ込み墓に葬られる

 

お奈津は

村のみんながほったらかしのその墓を

掃除したり花や線香を供えたりと

一生懸命世話をする

 

お奈津は父親のいない子を孕んでしまい

初冬の用水路で始末する

 

おせいは難産でどうにか産んだ赤子は

助からなかった

その子は男の子だったので

跡取りを死なせたと亡くなっても

嫁ぎ先の墓には入れてもらえなかった

 

気の毒な女たち

 

その反面

おちかは女の子を出産

みんなに祝福される

 

第二話 だんだん人形

 

この話は怖かった

ある村で新しくやってきた代官の

悪徳ぶり

 

国家老に訴えるため

代官所の役人に見つからないように

逃げ出すところはハラハラドキドキ

 

村の産物

土人形の中に紛れ込んで行くシーンは

目をつぶって読みたくなるほど(笑)

 

第三話 自在の筆

その筆を使うと

素晴らしい絵が描ける

しかしそれを使う当人ではなく

まわりの者の生気を吸い取ってしまう

 

手放せばいいのに

他の人の物になるのも嫌だ

 

その結果

筆を食ってしまう

 

第四話 針雨の里

不思議な村の正体は?

 

村に子供は産まれず

夫婦もいない

迷い子をもらってきて

育て上げ

働かせる

 

ヤマワタリという

ツバメの一種の山鳥の雛の

羽毛と卵の殻

それが素晴らしいもので

この村を豊かにしてくれている

 

二人一組で仕事し

巣を探して木の高い枝登っていく方を「ソラ」

下にいてソラの身体に付けた縄を

しっかりつかんで踏ん張っているいる方がドダイ

 

そのペアを「あいたし」と呼ぶ

 

ある日

山が大噴火を起こし

村は消滅してしまった

 

この村の神事の一つに

風払いという

厄落としのまじないがあった

 

人形(ひとがた)に切り抜いた紙に

赤い染料で厄を記して

小高い場所から風に乗せて空に放つ

 

この人形の紙を風舞いさんと呼ぶ

 

この村でが雨はめったに降らないが

降った時は針の雨が降るという

 

人間にとっては普通の雨が

針となるのは

実はこの村は・・・

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本所おけら長屋 四 畠山健二

2024-11-21 08:19:24 | 本 2024年

その壱 おいてけ

口入れ屋の娘 お紺が男にだまされた

言い争いのはずみで男を殺してしまう

お紺を慕っている手代の常吉は

河童のおいてけの噂がある錦糸堀へ

男を運ぶ

真相が明らかになった時

お奉行の人情さばき下される

 

その弐 あかいと

文七とお糸

お互いに惚れ合っているのに

なかなか先に進まない

そんな時

文七が大怪我をする

 

その参 すりきず

お駒

親に捨てられ

助けてくれたのは

スリのお露だった

お駒は鉄斎のおかげで今は足を洗っている

お駒が働いているのは

紙問屋 大黒屋

お駒の勘で大黒屋の不審な動きを

鉄斎に相談したことから

大捕物に・・・

 

その四 よいよい

阿波徳島藩 勘定奉行の嫡男

錦之助は酒乱

そのせいで浪人となり

江戸へ出てきた

占いを異常に信じるお雅との出会い

そしておけら長屋の住人との出会い

 

その五 あやかり

酒屋の奉公人松吉が

迷い猫を飼うことになった

 

溺愛する松吉

しかしその猫が行方不明になる

 

その頃 御旗本や武家の妻女の間で

猫を飼うのが流行っていた

将軍御抱えの絵師が描いた猫の絵が

発端

 

猫を捕まえて売っている者がいる

 

捕まえてみればその男は病気の妻と

幼い子供が四人いて

家のことで忙しくしているうち

仕事も失くしていた

さておけら長屋の住人はどうやって

これを片づけるのか?

 

お節介な者ばかりが住むおけら長屋

お染は言う

お節介をやくのは

その人のことが好きだからだろ

嫌いな人にお節介なんてやかないからね

だからあたしたちは

好きな人がいっぱいいるってことさ

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本所おけら長屋 三 畠山健二

2024-11-21 08:18:57 | 本 2024年

ほんの備忘録で

 

その壱 うたかた

魚屋の辰次がお歌という娘に

惚れてしまった

その娘会いたさに端唄を習うことに

 

その弐 こばなれ

長屋に住む元武士鉄斎のところにやってきた

武家の母子

息子に剣術の指南を依頼してくる

でも息子は本当は噺家になりたかった

 

その参 あいえん

八五郎の娘お糸と文七の出会いの話

 

その四 ふろしき

久蔵 子供が産まれ仕事に身が入る

同じころ

前川藩の朱鷺姫が嫁ぎ先水崎藩で

お世継ぎを産み

お祝いの品を全国から募ることになった

呉服・近江屋の手代の久蔵も

いい品をと思案する

 

その五 てておや

 

なんと大家の徳兵衛に子供がいた

その娘が会いに来る

徳兵衛と知り合いになった

薬種問屋の木田屋宗右衛門の娘は

医者になりたいと家出

なんとおけら長屋の連中が

世話になっている医師の聖庵の所で

医術を学んでいた

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛しさに気づかぬうちに 川口俊和

2024-11-06 09:45:35 | 本 2024年

好きな時間に行ける喫茶店シリーズ6作目

 

既読は3冊

 

 

コーヒーが冷めないうちに 川口俊和 - トライアングルの部屋

 

この嘘がばれないうちに 川口俊和 - トライアングルの部屋

 

さよならも言えないうちに 川口俊和 - トライアングルの部屋

 

相変わらずの不思議なルール

 

第一話 お母さんと呼べなかった娘の話

 

過去に戻って義母と会うのだが

義母はこの喫茶店に来たことがないかもしれない

 

ルールの中に

過去に戻っても

この喫茶店を訪れたことのない者には

会うことはできないというのがある

 

でも話すことはできるという方法があった

 

第二話 彼女からの返事を待つ男の話

 

中学時代に戻って

思いを伝えようとしたけどできなかった

タイムリミット 

消えゆく中で

ホワイトデーにここで待っていると告げる

 

そして何度目かのホワイトデー・・・

 

第三話 自分の未来を知りたい女の話

プロポーズされた後

五年生存率六割の癌だとわかる

そして五年後の生死を確認しに未来へ

 

第四話 亡くなった父親に会いに行く中学生の話

両親が離婚し

父親と二人で暮らしていた男子中学生

だが父親は突然死してしまう

 

喫茶店「フニクリフニクラ」の

マスターやウエイトレス

そして常連客の話もあり

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本所おけら長屋 畠山健二

2024-10-31 15:38:25 | 本 2024年

本所亀沢町にある

「おけら長屋」が舞台

 

いろんな騒動が起きるのだが

最後は江戸落語さながらのオチあり

 

ギリギリネタバレしない範囲で

あらすじ書いておきます

 

その壱 だいくま

長屋に住む人々の中でも

大熊こと大工の熊五郎一家には

長屋のみんなが泣かされている

 

なんだかんだと長屋の連中をだまし

ツケを払わない

 

そんなずる賢い大熊をやっつけてやろうと

一致団結

彼ら一家にはなにも売らないことにした

 

ある日大熊一家が一家心中してしまう

 

ところがそれも大熊の作戦だった

 

最後は少しホロリとさせられる

 

その弐 かんおけ

長屋の住人で浪人の島田鉄斎が長屋の住人になるまで

かんおけという題は

あることにかんおけを利用するのです

 

その参 もののふ

父の仇を探して旅をしている武士

疲れ切って倒れているところを

長屋の住人が助ける

そしてみんなでその仇を探すのだが

みつからず

その武士は武士を辞めることを決意

最後にそばを食べて国へ帰っていく

 

この話のオチは最高でした

 

その四 くものす

博打にのめり込む長屋の住人佐平

負けてやけ酒を飲んでいる時

みすぼらしい老人が博打に勝つコツを教えてくれる

壺振りの体の動きで賽の目がわかると

 

やってみたら大成功

 

佐平は首吊りをしようとしている男に出会う

理由を聞くと博打で50両も負けてしまったと

 

佐平は彼のために50両の大勝負をすることに。

 

ところが小指の動きで目を読めた壺振りが

指を詰めさせられ小指がなくなっていた

さあどうする佐平

 

その五 おかぼれ

呉服問屋の手代の久蔵

歳は二十一で通い手代として長屋に住んでいる

彼は隣に住む後家女のお染にホの字

 

しかし彼は壁越しの盗み聞きで

お染が凶悪な盗賊の情婦で

その盗賊から逃げ出して来たことを知る

 

彼の手下が連れ戻しにやってくる

 

なんとしてもお染を守らなければと

長屋の住人万造と松吉に相談

芝居をすることにした

 

ところがところがお染は自分の身を

火付盗賊改方の筆頭与力に打ち明けていたのだ

盗賊を一網打尽にするべく手をうっていたお役人たち

 

それなのにそれなのに久蔵たちは

とんでもないことをしてしまうが・・・

 

その六 はこいり

八五郎の女房 お里

絹問屋で女中頭として働いている

ある日この店の本家のお嬢様が

花嫁修業と称してやってきて

お里が面倒を見ることになる

 

これがとんでもないお嬢様で

雑巾がけも料理も満足にできない

だいこんの千六本というと

千六本数えながら切るくらい

 

ある日店の手代頭の美濃吉が

お里に悩みを打ち明ける

母親は亡くなっているが

療養中の薬代のために

お店のお金に手を付けてしまったと

 

彼を助けるために

長屋の住人島田鉄斎の力も借りての

大芝居がお見事

 

その七 ふんどし

料亭主催の

長屋対抗相撲大会

賞金は十両

 

長屋でがんばって相撲大会に出るという話

だけではないのだ

 

なんと長屋の住人卯之吉の娘お梅が

湯の子を身籠ってしまっていた

これはかなりのショックな話

江戸時代はこんなこともあったのかと

江戸の長屋は混浴

女が襲われることも少なくない

それが原因で生まれた子は

「湯の子」と呼ばれた

後に幕府は湯屋での混浴を禁止にしたと

でも湯の子で検索しても出てこないのだが

 

お梅が久蔵に気がある事を知り

長屋の連中はおなかの子ごと

一緒にさせようとするが

久蔵はおけら長屋が相撲大会に勝つことを

条件にする

 

ところがところが

主力の三人が食あたりになってしまうのだ

さてこの勝負どうなることやら

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸せジャンクション 香住泰

2024-10-04 13:15:46 | 本 2024年

オーディブルにて

 

オーディブル初めての視聴

名前等の漢字がわからないし

あれはなんだったかと

調べなおすのが難しいのが難点

でもながら聴きできるのは便利

 

主人公ハマウラ60歳

勤務先が倒産し

退職金代わりにキャンピングカーをもらった

 

それを運転して人助けしていくと言う話

 

足の悪い老女を東京の息子家族の所へ送り届ける

 

途中で因縁をつけられあおり運転されたが

逆に彼がピンチの時助ける

 

孫と飼い犬と暮らしている男性

自分は手術を受けるため

孫を孫の叔母に当たる娘の所へ連れていくため

飼い犬と共にキャンピングカーで移動

 

道端で産気づいた妊婦をキャンピングカーの中で

出産させる

 

高速のSAでキャンピングカーが盗まれる

盗んだ男は求職中

捕まえて逆に就職予定の

会社のある場所まで送っていく

 

ハマウラには暗い過去があり

それが最後には・・・

 

キャンピングカーにずっと同乗していたのは

最初の話の

老女の介護士をしていたタチバナという女性

その女性がハマウラのおかげで好転したことを

ハマウラ効果と読んでいた

 

やたら放尿とか膀胱という言葉

使いすぎでは

 

でも悪い人は出てこないということだったので

あおり運転した男もなにかしら

助けてくれるんだろうなと思っていたら・・・

 

でも罪深い人は出てきました

ハマウラの過去を暗いものにした人です

 

キャンピングカーでの商売

うまくいくといいなあ

続編読みたい

表紙にあったように

読み終わるのがもったいないお話でした

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする