素敵なお話です
こういう物語が大好きです
生きていく上での指針とでも言いましょうか
題名そのままに
ひかりという名のおばあちゃんが
魔女のように周りの人々を
幸せにしていくという話です
特別なことをしているわけでは決してありません
ほんのちょっとの優しい「うそ」と美味しいお料理
細かな気遣い
孫で大学浪人生の真崎光一を通してみた
おばあちゃん像
真崎家は様々な問題を抱えていた
父親の要次郎は地元の電気設備会社に勤めている
業績はあまり良くなくて
リストラの危機
母親の奈津美は小さな惣菜店でパートの仕事をしているが
こちらも経営状態は良くない
中三の妹の光来(みつき)は中二の秋ぐらいから
眉毛を剃ったり化粧をするようになり
悪い仲間と付き合い、たびたび外泊
家では会話もしなくなっている
そんなところに
85歳のひかりばあちゃんが同居することになった
独身の長男と暮らしていたが
その長男が事故で亡くなったので
次男である
光一の父の所にやって来たってわけ
ばあちゃんは以前書道教室をやっていて
その時の生徒から今もすごく慕われている
その教室にはいろんな家庭の問題を抱えている子供たちも
習いに来ていて
その子たちに
「お腹がすいているようだから食べなさい」とか
「お金がないなら仕事を手伝って」というのではなく
自分が困っているから手伝ってほしいと頼んで
「おかげで助かったわ」と大袈裟に喜び
お礼におにぎりやおかずを振る舞ったり
月謝を払わなくても済むようにした
それが優しいうそ
光一がおばあちゃんと一緒にいて
教わったことは
正しい米の研ぎ方をすれば美味しいご飯を
食べることができる
当たり前のことを丁寧にやれば
それなりの結果がもたらされる
だから大切なところで手を抜いては
ならないということを気づかせてくれた
近所にもすばらしい食材がごろごろあるので
たとえお金がなくなっても飢え死にすることはない
(畑の周辺 河川敷の土手 空き地の草むらなどに
食べられる野草が自生している
5月だとフキ、ヨメナ、ツクシ、クズ)
食事の前には 命をいただきます 決して無駄にはしません
と手を合わせ
知り合いとの関係を大切にし
毎日しっかり身体を動かす
そして優しいうそのつき方も・・・
さらにおばあちゃんは
立禅という鍛錬法を長年続けていて
足腰は丈夫
それなのに
公共機関の乗り物に乗るときは
腰をまげる
なぜか?
辛そうにしていると
親切な人が助けてくれるから
年寄りが生きていく上での知恵?
親切にした側も気分がいいし
誰も損はしない
その上
席を譲ってくれた人と
その場で仲良しになって
その人の身の上話を聞いてあげたりもする
光一も立禅を始めることにした
難しいけど
おばあちゃんが続けているのだからと
がんばって続けることにした
そしたら
だらだらとやっていた受験勉強も
なんとなくやる気が出てきた感じ?
こういう風にみんなが少しづつ
変わって来る
あえて家族がどう変わったかは
書かないでおきます
心に留めておきたい感じ
備忘録なのに覚えていられるか?
忘れたらもう一度読みます!!
★ ★ ★ ★
気になった表現
火曜日は曇り空で
午前中のうちに上空は何層もの
濃い灰色となって
誰かがくしゃみしたり
手を叩いたりするだけで
雨水が堰を切って降り出しそうな感じだった
こういう物語が大好きです
生きていく上での指針とでも言いましょうか
題名そのままに
ひかりという名のおばあちゃんが
魔女のように周りの人々を
幸せにしていくという話です
特別なことをしているわけでは決してありません
ほんのちょっとの優しい「うそ」と美味しいお料理
細かな気遣い
孫で大学浪人生の真崎光一を通してみた
おばあちゃん像
真崎家は様々な問題を抱えていた
父親の要次郎は地元の電気設備会社に勤めている
業績はあまり良くなくて
リストラの危機
母親の奈津美は小さな惣菜店でパートの仕事をしているが
こちらも経営状態は良くない
中三の妹の光来(みつき)は中二の秋ぐらいから
眉毛を剃ったり化粧をするようになり
悪い仲間と付き合い、たびたび外泊
家では会話もしなくなっている
そんなところに
85歳のひかりばあちゃんが同居することになった
独身の長男と暮らしていたが
その長男が事故で亡くなったので
次男である
光一の父の所にやって来たってわけ
ばあちゃんは以前書道教室をやっていて
その時の生徒から今もすごく慕われている
その教室にはいろんな家庭の問題を抱えている子供たちも
習いに来ていて
その子たちに
「お腹がすいているようだから食べなさい」とか
「お金がないなら仕事を手伝って」というのではなく
自分が困っているから手伝ってほしいと頼んで
「おかげで助かったわ」と大袈裟に喜び
お礼におにぎりやおかずを振る舞ったり
月謝を払わなくても済むようにした
それが優しいうそ
光一がおばあちゃんと一緒にいて
教わったことは
正しい米の研ぎ方をすれば美味しいご飯を
食べることができる
当たり前のことを丁寧にやれば
それなりの結果がもたらされる
だから大切なところで手を抜いては
ならないということを気づかせてくれた
近所にもすばらしい食材がごろごろあるので
たとえお金がなくなっても飢え死にすることはない
(畑の周辺 河川敷の土手 空き地の草むらなどに
食べられる野草が自生している
5月だとフキ、ヨメナ、ツクシ、クズ)
食事の前には 命をいただきます 決して無駄にはしません
と手を合わせ
知り合いとの関係を大切にし
毎日しっかり身体を動かす
そして優しいうそのつき方も・・・
さらにおばあちゃんは
立禅という鍛錬法を長年続けていて
足腰は丈夫
それなのに
公共機関の乗り物に乗るときは
腰をまげる
なぜか?
辛そうにしていると
親切な人が助けてくれるから
年寄りが生きていく上での知恵?
親切にした側も気分がいいし
誰も損はしない
その上
席を譲ってくれた人と
その場で仲良しになって
その人の身の上話を聞いてあげたりもする
光一も立禅を始めることにした
難しいけど
おばあちゃんが続けているのだからと
がんばって続けることにした
そしたら
だらだらとやっていた受験勉強も
なんとなくやる気が出てきた感じ?
こういう風にみんなが少しづつ
変わって来る
あえて家族がどう変わったかは
書かないでおきます
心に留めておきたい感じ
備忘録なのに覚えていられるか?
忘れたらもう一度読みます!!
★ ★ ★ ★
気になった表現
火曜日は曇り空で
午前中のうちに上空は何層もの
濃い灰色となって
誰かがくしゃみしたり
手を叩いたりするだけで
雨水が堰を切って降り出しそうな感じだった