トライアングルの部屋

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時々おでかけの記録も
仙台在住で大の阪神ファン

ミッドナイトスワン

2021-12-26 06:53:17 | 映画 2021年
2021年日本アカデミー賞最優秀賞受賞

どっぷり草彅剛の演技に引き込まれてしまった

トランスジェンダーの役で
しぐさ話し方とも女性より色気がある感じ

凪沙(草彅剛)が引き取った親戚の子
一果(服部樹咲)
口数の少ない暗い雰囲気
演技がうまいのか下手なのか
わからないくらいセリフが少ない
(エンドロールには新人と記載)

でもバレエは素晴らしいわ

経験者を探したっていうから
なるほどね

凪沙と一果
二人でバレエを踊るシーンがあるけど
それはスマップだったから
まったくの初心者には見えないよ

でもアカデミーの優秀脚本賞を
受賞してはいるけど
ストーリーはなんだかな

話が飛びすぎ
観る前にあらすじチェックしていないと
理解できないところ多々あるかも

親友になったりんちゃん
屋上で結婚式に出席なんて
危ないなあ
何もないといいけどなんて思っていたら
案の定

でもそれに対する一果や周りの反応が
まったく出てこない

それから凪沙が突然
タイに性別適合手術を受けに行く
その手術のシーンが生々しくて
思わず早送り

そして術後の管理が悪くて
病気になる
亡くなるところはこれまた表現されていない

管理が悪いってなに?
お金がなくて病院に行けなかったってこと?
失明して寝たきりに近く
介護が必要なほどって実際あるのかなあ

オムツには血がにじんでいた・・・

親が虐待したから預かっているのに
凪沙に対して母親からお礼はないわけ?

広島にいたとき
一果バレエ習っていたという設定だけど
月謝や諸経費
かなりかかりますよって言ってて
母親払えたのかな

そうそうコンクールだか何だかに
母親(水川あさみ)突然現れて
舞台に上がっていくって意味わからない

その不可解な展開をもカバーする草彅剛さんの
演技力を観ただけでもよかったという感じかな

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Fukushima50

2021-12-25 08:22:37 | 映画 2021年
東日本大震災での津波による浸水で停電
冷却不能になり
このままでは甚大な被害が起きるという危機の中
奔走する現場作業員たち
指揮するのは吉田所長(渡辺謙)

現場を理解しない本店や首相官邸

東京電力は映画の中では東都電力となっている

怒鳴るばかりでまったくの役立たずの総理大臣
まるで時代劇に出てくる悪代官
まわりがペコペコして気を遣っている

この時は菅さんだったけど
実際こんなだったのか?
違う気がするなあ

実際何日間の出来事の話なのか?
不眠不休で飲まず食わず
死も覚悟しての作業

原作にはないトイレのシーンを入れたのは
若松監督のこだわりとか
いろいろな人に取材しての真実
食べて飲んで出すは人間の基本
それなしでは真実ではないと

ラストに出てくる桜並木は
双葉郡富岡町の桜の名所「夜の森地区」

その前に出てきた双葉町に掲げられている
「原子力明るい未来のエネルギー」の
標語が何とも言えない

福島原発の当直長 伊崎(佐藤浩市)
前田(吉岡秀隆)が家族の待つ避難所へ行ったとき
周りの人の冷たい反応はなかった
少しホッとした
原発で生活を支えられていた人も多かっただろうし

防護服に酸素マスクをしての作業
暑い時だったら大変だったろうと

キャストがとにかくものすごい一流俳優ばかり
ずいぶんお金かけているのねと思ってしまう
暗いところでのシーンが多いので
そんなに一流さん使わなくても

ここからはwikipedia参考

物資を運ぶシーン
在日米軍横田基地で撮影が行われた

基地内で募集した本物の米兵がエキストラとして
多数出演している

在日米軍が撮影に協力したのは日本映画史上初だと

吉田所長いい人
総理大臣悪い人みたいに表現されているのはどうかと
やっぱりなあ

渡辺謙さんが助演で
佐藤浩市さんが主演なんだ
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万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳

2021-12-22 15:23:29 | 映画 2021年
スカパーTBSチャンネル1
12月17日放送

万能鑑定士 凛田莉子 綾瀬はるか
彼女を取材する雑誌記者 小笠原悠斗 松坂桃李

40年ぶりに来日するモナ・リザの絵を
偽物とすり替えようとする人たちから
守ろうとする話

日本映画で初めてのルーヴル美術館でのロケらしい

最初の窃盗を防ぐ探偵なみのシーンは
なかなかおもしろかったが
その後もそんな痛快なシーンが
たくさん出てくるのかとワクワク
したけどその後は期待したほどではなく

フランス語が全く話せなかった莉子が
猛勉強して一晩で話せるようになってしまう

記憶するコツがあるとかなんとか

ほかにも突っ込みどころ満載で

よくわからない頭痛持ちになってしまったり

悠斗が捕まってしまうところなんか
結局トラックに追いついたんかと
トラック側 後ろから追いかけてるのが分かったとしても
逃げればいいだけの話

あれだけ絵が燃えて
無事だったと喜んでいるなんて
不思議

でも予想外の展開で
面白かったがテレビで充分かと

フランス人の男性役の人
もっと素敵だったらいいのに
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岬のマヨイガ

2021-09-01 08:28:42 | 映画 2021年
今年映画館で観る初映画

これの原作を書いた柏葉幸子さんの前作
「霧の向こうの不思議な町」がすごくよかったので
ぜひ観たいと思っていた

下調べなしで映画館へ!

登場人物

ユイ
声 - 芦田愛菜
父親との確執から家を飛び出してきた17歳の少女

キワさん
声 - 大竹しのぶ
ユイとひよりを引き取り、一緒に「マヨイガ」で暮らすおばあちゃん
不思議な力を持つ

ひより
声 - 粟野咲莉
両親を一度に亡くし、ショックで声を失った8歳の少女

豊沢川の河童
声 - 伊達みきお
北上川の河童
声 - 富澤たけし

東日本大震災がテーマだとは全く知らず
そこに妖怪とかを加えたファンタジー

震災後の人々の不安憎しみ悲しみなどの悪の心を
吸い取って大きくなる妖怪が出てくる

それをやっつけるのがキワばあちゃん

とにかく背景が素晴らしい!!

水彩画の展示会を観ているような
美しい背景がいくつも出てくる

これはやっぱり映画館の大きなスクリーンで観るべき

残念なのは吹替えの大竹しのぶさん
女優大竹さんが大きく出てきてしまっている
大竹しのぶさんの声にしか聞こえない

その点芦田愛菜ちゃんはいい
自然
大竹さんほど声を聞いてないせいか
大竹さん特徴ありすぎか

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咲む

2021-07-24 14:42:03 | 映画 2021年
全日本ろうあ連盟製作
創立70周年記念映画

主人公瑞月(みづき)は
看護師国家試験に合格したのに
ろうということでなかなか就職が決まらない

そんな時過疎の村での仕事の話が舞い込む

そこは父親のふるさと
なぜか父と祖母は疎遠になっていた

反対する父親
村でも彼女を快く思わない人々もいて
そんな中で一生懸命
自分のできることを探していく

徐々に心を開いてくる人々

そして瑞月は祖母と父との過去を知ってしまう

私自身、手話を勉強し、
障害者を少しでも理解しようとしているつもりだけど
もし障害者の母親になったら
情けないかな祖母と同じ行動をとらないという自信はない

そう思っている中で
出演者で車いす生活をしている役を演ずる
伊是名夏子さんが気になり
いろいろ調べてみた
こんな大変な障害がありながら
コラムニスト政治家など
とても活動的な生き方をされていて
驚くとともに
自分が恥ずかしくなる

小さい頃から障害も一つの個性としてみるような
そんな教育ができないものかと

この映画は私自身手話を勉強中なので
知ることができ観る機会が与えられたもの

もっとテレビや映画館で上映すればいいのに
各テレビ局も後援者になっているのに

一日だけの二回だけの上映ではもったいない

主人公演じた女優の藤田菜々子さんが
もっと活躍できるように
こういうテーマの映画が多くできるといいな






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