線は、僕を描く

横浜流星主演の映画
書道の映画かと思ったら
水墨画だった

青山霜介（そうすけ）
展示会搬入のアルバイトの時に
水墨画に惹かれる
画を見て涙を流すシーン
じわじわと少しづつ溢れる涙
どうやっているんだろう
演技力か？ドアップ！！

その姿を見て
水墨画の巨匠　篠田湖山（三浦友和）が
自分の弟子にならないかと
声をかける

他には湖山の世話をする水墨画家の西濱湖峰
にしはまこほう（江口洋介）
食事の用意や庭木の手入れしているから
下僕？と思いきや・・・

同じく水墨画家の篠田千瑛（ちあき）・清原果耶
湖山の孫で反抗的その理由は？

霜介の過去に何があったのかをなかなか教えてくれない
途中　妹に何かあったのはわかったが
両親もなのか？
少々じれったい

いろいろな事故や災害を見てきて
喧嘩別れはするものではないと
強く感じている
それがいつ最後になるかわからないから

後悔する映画いくつも観てきた

湖山と千瑛　祖父と孫の間も何があったか
よくわからなかった
千瑛の両親は？
少しモヤモヤ

初めの方
湖山が観衆を前にした水墨画パフォーマンス
書き終わった時
映画の中の観衆と一緒に拍手したくなった
素晴らしい

後半
下僕かと思った湖峰がそんなにすごい人だと知らされてなくて
描いているところが一度も映らないのだ
湖山の代わりにパフォーマンスした時の
江口洋介の楽しそうに描くシーンが素敵

みんなの水墨画を描いている所
俳優の顔と手が同時に映って
本人が描いているように見えるのだが・・・

かつての湖山のライバル
藤堂翠山役が富田靖子
これがちょっと意外
誰だか最初わからなかった
ズケズケもの言うおばさん

湖山役の三浦友和さん
和服が似合う渋いじいさんでこちらも素敵

霜介の大学の親友もいい感じだし
古前（こまえ）・細田佳央太さんという方が演じている

登場している人
みんな好感が持てる

水墨画の魅力たっぷりに
ブームが来るか？

ヒックとドラゴン

公開は2010年

バーク島
たびたび襲来するドラゴン

ヒックの父親ストイックはバイキング達のリーダー
島全体でドラゴン退治に命を懸けている中
か弱いヒックを常日頃、情けなく思っていた

そんな時
ヒックが作った武器で
最強と言われているドラゴン
「ナイトフューリー」に命中
ケガをさせて飛べなくさせてしまう
ヒックはとにかく器用なのだ
何でも作ってしまう

ヒックはそのドラゴンを殺すことはできず
代わりに義ビレ（こんな名前があるかわからないが）
をつけてあげてエサをあげたり、飛べるようにしようと
一生懸命
二人（どう表現したら？二者？）の間に絆
みたいなものが生まれてくるんだな

その中でドラゴンのいろんな習性を覚えたヒックは
ドラゴンを倒す訓練でそれを使って倒し
周りから驚かれるところは痛快
（その訓練は父親の命令で渋々）

ナイトフューリーに似た顔のキャラクター
ポケモンにいたような・・・

ドラゴンが島を襲っていたのには理由があり
大ボスの食糧調達のためだった
そうしないとドラゴン自身が殺されてしまうから

大ボス（という表現でいいのか？）「レッド・デス」の存在を
父親に知られ、みんなで退治しに行くことに

ところがあまりの強さに危機に陥る
それを助けたのはヒック達、訓練中の仲間
仲間にドラゴンの習性を教え
訓練のため飼育していたドラゴンを操って
大ボスと闘い、やっつける

でもヒックは片足を失い義足になってしまう
そこまでしなくても
ケガまででよかったのでは
次回作になにか影響あるのかな

その後、島ではドラゴンをペットにすることが大流行
ドラゴンと仲良く暮らしていくのでした。
めでたしめでたし

おまけのこ 畠中恵

しゃばけシリーズ４作目

こわい

狐者異（こわい）という妖

人とは交わらない
同じ妖にも受け入れられない

長崎屋の手代たちはそんな狐者異は剣呑だから
近づくなと若だんなに言うが
若だんなは孤独な妖に優しくしようする
しかし狐者異はそれを拒否し逃げ出してしまう


畳紙（たとうがみ）

紅白粉問屋　一色屋の孫娘　お雛の場合

若だんなのお見舞いに行ったお雛と於りん
於りんが間違って屏風のぞきの印籠を持ってきてしまった
取返しに行った屏風のぞき

印籠を預かっているお雛の所に現れたが
お雛はそれを夢だと思い
屏風のぞきに心の内を打ち明ける

孫であるお雛に厳しい祖父母
その二人の愛情の真実を屏風のぞきが教えてくれた

お雛が今までに使った白粉の空き袋を
全部取っておいてくれた
（お雛は超厚化粧）

動く影

若だんなが５歳の時
動く影の噂の真相を探ろうと
近所の子供たちと奔走する
影女の仕業か？

この話の中には飛縁魔という妖の名前も登場
外見は菩薩のように美しい女性だが
夜叉のように恐ろしく
魅入った男の心を迷わせて滅ぼす


ありんすこく

花魁の世界
病気になった禿（かぶろ）のかえで
　　　　　　　↑
禿　遊郭に住む童女のこと

彼女を遊郭から出して
療養に専念させるために
父藤兵衛と一太郎が奔走する

切手とかの仕組みがよくわからなかった

おまけのこ

鳴家（やなり）
いつも若だんなと一緒にいる妖
家や家具が理由もなく揺れだしたら
彼らの仕業

しゃばけシリーズでは
若だんなの謎ときのお手伝いをしてくれる

その鳴家が真珠を月の球だと思い
それを守ろうとして
飛ばされ
川に落ち
そこで鯉に助けられたり
カラスにくわえられて空を飛んだり
この話の中でカラスは鴉の字を使っている

最終的には若だんなが
大勢いる鳴家の中から、叫び声を聞いて
自分の家の鳴家を見つけ出してくれるんだ
うれしいよね
若だんなと鳴家の絆
もうおまけのこではないよ

やなりってどうして家鳴ではなく
鳴家と書くのか
変換が面倒

こがし湯なるものが出てくる
米の粉に
よくいにん、ういきょう、陳皮が入っている
体が温まると

ドライブ・マイ・カー

この話が収録されている「女のいない男たち」
読んでいたけど
内容全く思い出せず
でも映画は観たいと思っていたが
3時間近い長さにためらいレンタル待ちしていた

ようやくの鑑賞

前半で観るのをやめようかと思った
何度かのベットシーン
キスの音にうんざり
妻の不倫
そういう映画かと一度はDVDをデッキから出してしまったほど

レビューに最初の方で諦めてはいけないという
コメントみて再度観始める

結果諦めなくてよかった

原作覚えていないけど
どうやらかなり内容は違うらしい

主人公　俳優　舞台演出家　家福（西島秀俊）
その車の運転手渡利みさき（三浦透子）
二人の似ている過去の心の傷

家福の場合　朝　家を出るとき妻の音から今日の夜
話がしたいと言われ
怖くてなかなか家に帰れず深夜に帰宅
音はくも膜下出血で倒れて亡くなっていた
もっと早く家に帰っていればという後悔

みさきの場合　娘である自分に優しくなかった母親
災害が起き、家が倒壊
母を助けようと思えば助けられたかもしれないのに
置き去りにしたという後悔

映画の中での劇「ワーニャ伯父さん」では数か国語が使われ
他には韓国手話まで
韓国手話は日本手話とかなり似ているところがある

セリフを手話で演ずる人　
耳は聞こえるって言うことだけど
ご主人が通訳しているし
意味がわからない

生前、音が家福に話してくれた物語
その続きを知っていた高槻（岡田将生）
その物語がかなり強烈！！

そしてロケ地で印象に残ったのが
宿泊場所　呉市にある「閑月庵新豊」
築百年の古民家
目の前が瀬戸内海

ねこのばば 畠中恵

しゃばけシリーズ3作目

「茶巾たまご」
長崎屋では体の弱い若だんなに限って
たまごの上にたっぷり白砂糖がかかっている
どうして題が茶巾たまご？殺人事件と
どういう関係が？

「花かんざし」
迷子の女の子　於りん

長崎屋の主　藤兵衛が
その子に花かんざしをあげる
その子は大きな材木問屋　中屋の娘だった

「ねこのばば」
猫又になりかけている猫
坊主殺人事件

「産土」

この話は犬神という妖で手代の佐助の話
佐助の起源

ある所で猪の被害が多発
それを防ぐため弘法大師様がお守りをくれる
開けてはならないというのに
害がなくなったら中身見たさに開けてしまう
そこから出てきたのは犬神
犬神はそれからあちこちを放浪して歩く身になる

騙されました
見事に・・・

主と若だんなが
変な宗教に関わって
関わった人々が次々に命を落としていくので
佐助が若だんなのことを守ろうとするのだが・・・

途中までハラハラ
若だんな、やめて！宗教に騙されないでと

でも途中でお店の名前を言わないことに不信感

やっぱりそれは一太郎の話ではなかった
よかった

「たまやたまや」
一太郎の仲良し
菓子司三春屋の栄吉の妹お春が
お嫁に行くことになる

相手は献残屋の息子庄蔵
（献進物　贈答品の残余をお武家から集めて
他に転売する商売）
今のリサイクルショップみたいなもんだが

放蕩息子になろうとする一太郎
恵まれた環境に反抗しようとするなんて
それでも大したことはできず可愛い　

ライオンキング

2019年公開
フルCG　ディズニー公式では超実写版と言ってるだけあって
ものすごく美しくリアル

ライオンが夢に出てきそう

あらすじは省略

吹替え

ムファサ　大和田伸也さん
（アニメ版も大和田さんだった）
シンバ　賀来賢人
スカー　江口洋介
ミーアキャットのティモン　亜生（ミキ）
イボイノシシのプンヴァ　　佐藤二郎

パコと魔法の絵本

2008年公開

舞台は病院
患者も医師もそして建物自体が風変り

服も背景も、いろんな色が画面いっぱいに！！

ものすごくわがままで嫌われ者のじいさん大貫（おおぬき）
会社を一人で大きくしたプライドで
いばり放題
演ずるは役所広司さん

その彼がパコという女の子と知り合う
パコは交通事故で両親を失い
自分も記憶が一日しか持たないという病気

パコと触れ合ううちに
大貫の心に少しづつ変化が訪れ
パコのために病院のみんなと演劇をすることを思いつく

今まで当たり散らしていたみんなに懇願する大貫

キャストが豪華すぎる
変装しているから一目で誰かわからず

妻夫木聡・土屋アンナ・小池栄子・劇団ひとり
國村隼・阿部サダヲ・加瀬亮・上川隆也
劇中で演奏するは木村カエラさんだって

そしてそしてパコを演ずるのは
アヤカ・ウィルソンちゃん
かわいすぎる！！
1997年生まれ25歳
今どうしているのか調べたら
2022年のお正月の番組に出たらしい
今も超きれいだとのこと

映画の感想は
ど派手さとキャストのすごさで
泣けるシーンもスルーしてしまった

アーサーとミニモイの不思議な国

１０歳になったアーサー
祖母と暮らしている

家が借金で差し押さえられ
失踪中の祖父がアフリカから持ち帰った宝物が
庭の地下にあるミニモイの国にあることを知り探しに行く

そこでミニモイの王女セレニアと共に
悪魔マルタザールと闘うことになる

あらすじ読んで少しワクワク
ミニモイの国からが
アニメーションだと分かり
少しがっかり

あまり可愛くないので

でも結構面白かった
安心して観ていられるというか・・・

声優さんたちが驚く人ばかりでびっくり

主人公のアーサーが神木隆之介さん
もうちょっと幼い高音の男の子の方が
よかった気がする

セレニア王女が戸田恵梨香さん
これは慣れた本職の声優さんがよかったかも

おばあちゃんが夏木マリさん
だいぶ若い声で千と千尋～の湯ばあばよりは
優しい感じ

そしてそして悪魔マルタザールがGacktさん
それがなんとピッタリ
違和感なし
素晴らしい
これがこの映画の一番驚くこと

セレニア王女の弟　ベタメッシュがえなりかずきさん
あまり個性が強調されてなくていいかも

原作読んでないから
詳しいことはわからないが
息子一人を祖父母に預け
長期間いなくなる両親は何者？
誕生日も祝ってくれなくてひどいよ